グロース市場は個人の買いでしっかり
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22日の日経平均株価は続落し159円安の27153円と7月19日以来およそ2カ月ぶりの安値で引けた。
日経平均は前場で一時360円近く下げ、2カ月ぶりに節目の2万7000円を割り込んだ。
東証プライムの売買代金は2.6兆円。
21日まで開かれたFOMCでは市場の想定よりも強い金融引き締めを長く続けるタカ派姿勢が示された。
景気悪化懸念から同日の米国株が大幅に下落し、日本株も売りが優勢だった。
相場が下げた場面では個人投資家などの押し目買いが入り、後場にかけて次第に下げ幅を縮小した。日銀会合では大規模な金融緩和を維持する方針が示され、外国為替市場ではおよそ24年ぶりとなる1ドル=145円台に円安・ドル高が進んだ。自動車関連など円安の追い風を受ける銘柄に買いが入った。
市場では「利上げ幅は予想通りだったが、ドットチャートの上方修正によって、金融引き締めの長期化などが意識され、タカ派的と受け止められたようだ」や、
「企業業績への円安の恩恵、水際対策の緩和と日本独自の好材料がある。軟調な米国株との連動性は断ち切れないとはいえ、日本株の底堅さに期待する声は多い」などの見方があった。
9107川崎汽、リクルート、6976太陽誘電が下落。9984SBG、4751サイバー、8750第一生命HDも安かった。半面、7270SUBARU、7011三菱重、9020JR東日本が上げた。
新興株式市場はマザーズ総合が4日ぶりに反発。
市場では「地合いが悪化する中でも、個人投資 家の資金流入が活発化していることを示した」という。
きょうグロース市場に新規上場した7388FPパートナーは公開価格を5.7%上
回る2750円で初値を付けた後も買われ、ストップ高で大引けた。
そのほか、個別では4575キャンバスが連日のストップ高となり、5032ANYCOLOや9552M&A総合研究所も高い。
半面、4478フリー、4485JTOWERなどがさえない。
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