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7日の日経平均株価は反落し196円安の27430円で引け7月19日以来およそ1カ月半ぶりの安値水準。
円相場が1ドル=144円台に下落する場面があった。
東証プライムの売買代金は2,7兆円。

米国の積極的な金融引き締めが改めて意識され、運用リスクを回避する売りが優勢だった。週末にSQ算出を控えた思惑的な売りも出て下げ幅は一時350円を超えた。

週末にSQ算出を控えるなか、プットオプション（売る権利）の売り手がヘッジ目的で株価指数先物に売りを出し、日経平均の下げにつながったとの見方もあった

6日に公表された8月ISM非製造業景況感指数が市場予想を上回り、FRBによる金融引き締め長期化の観測から同日の米株式相場が下落。東京市場でも高PERのグロース株や景気敏感株など幅広い銘柄に売りが出た。

9101郵船や9104商船三井、9107川崎汽が大幅安。6098リクルートや2413エムスリー、4755楽天グループが下げた。出光興産、1605INPEXも売られた。半面、7270SUBARUや7211三菱自、マツダが高い。三越伊勢丹や高島屋も上昇した。

日経平均は、支持線として意識されていた200日線27467円を割り込んだが週足26週線や75日線などが位置する27300円付近から切り返して200日線付近で引けており、今日の安値27268円が目先の底値となるのか注目です。

マザーズ総合は反落。市場では「米株安を受けて調整ムードが広がり、先駆した銘柄に利益確定売りが活発化している」との声が聞かれた。
4934Pアンチエイジングは2日ストップ高の後のもみ合いとなった。4170Kaizenや9552Ｍ＆Ａ総合研究所などが高い。4165プレイドは大幅続落。
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≪日経平均下値めど≫
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