傷ついた”感情”を持ち続けていても純粋意識からの現実創造ができる理由
今日のお話は
「傷ついた過去」による痛みの感情があったままでも純粋意識からの現実創造が可能である
ことについて解説をしたいと思います。
自分は傷ついている、傷ついた、というう感情を持っていながらも、純粋意識からの現実創造ができるということはつまり
ということでもあります。
多くの人は、傷が癒えてくれないと、あるいはインナーチャイルドと呼ばれる自分の中にいる「傷ついた子ども」が癒えて成長してくれないと、理想の人生が歩めないと勘違いしています。
しかし、これは大きな誤解です。
なぜならあなたは純粋意識に繋がれば繋がるほど気づくはずです。
わたしたちは、傷ついていようがいまいが、いつどのような状況であったとしてもずっとずっと・・・
最初から最後まで”許されている”
ということに。
つまり、あなたがあなたの人生で、いかなる感情を抱こうとも、それは初めから許されているということです。
逆に、どのような感情を感じていたとしても、好きな人生を歩んでも良い・・・とも。これに関しても、最初から最後まで許されています。
例外はありません。だから、あなたに痛みや悲しみが残っていたとしても、それは好きな人生を歩んではいけないということには、ならないのです。
しかし、わたしたちは自分自身にその許可ができません。傷の記憶や感情が残ったままだと、「今」を過ごすことが困難な感覚になり、過去から進んでいないような気分になって自分を責めてしまいます。
あるいは、そのように自分の気持ちを過去に閉じ込めてしまうきっかけを作った他者や環境を恨むことによってでしか、うまく感情を昇華できないというケースもあり
その状況が長く続くと、冷静になった時に罪悪感が生まれてしまうという人もいます。
わたしも長らく、自分の中で解消されずに残る過去の”しこり”のような感情がありました。いいえ、正確にいうと今もなお、持ち続けています。
20代の頃は、潜在意識の仕事をしながら必死に自分も、自分を「真っ白」にしようとしていた気がします。まるで、傷ついた記憶や感情はシミのような気がしていました。
本来の自分は”真っ白”なはずなのに・・・と思ってた。
しかし、どのようなことを真剣にやってみても、その時はとても気持ちがスッキリして、大粒の涙を流し、叫び、助けを求め、癒しに包まれ、現状も改善したような気がするのですが。
少しすると、また出てくるのです。
最初は自分を責めてしまっていたのですが、次第にわたしは不思議に思うようになっていきました。
完全に癒されて”真っ白”な状態になることを目指していたところから・・・
という仮説を立てて、新しい探究を始めることにしたのですね。20代の後半くらいかな。
そこからいろんな発見が連なりに連なって、わたしは自分の内面にある”ワンネス”に行き着いた時にはっきりと知覚することになります。
『わ。傷も痛みも、ぜんぶOKなんや・・・』
わたしの行き着いた”ワンネス”は、誰の中にもあります。みんな、そこから生まれてそこへ還っていく途中の旅の中。
そんなワンネス(純粋意識)の世界から見たこの世は、驚くほどの愛で見守られた世界でした。
わたしたちだけが、その愛に気づいていないw
愛という言葉を言い換えるなら、わたし的には「尊重」ですね。
あらゆる命、あらゆる存在が、その存在として尊重されている。比較なんてされず、そのまんまを受け入れてもらっている。・・・というのが純粋意識の世界でもあります。
それほどにノージャッジ、ノーボーダー、ノン優劣な世界なので、逆にカオスw倫理観とかもありませんから、人によっては『マジ?無理なんだけど!』と思うくらいには、すごい愛。
あなたが大っ嫌いなあの人も、ワンネスは受け入れているからね・・・。
とまぁ、そんなわけでですね、ワンネス(純粋意識)からみた「傷つく」ということが一体どういうことなのかを知覚してしまったわたしは
そこから自分の傷を癒そうとすることをしなくなりました。
無理に癒そうとしないことによって、傷ついたという感情とは別に、「その感情を受容できる自分」が生まれ、わたしにとってのセラピーはそれで完了となりました。
傷による感情が終わることではなく。傷ついた自分の気持ちや感情をいつも受容できる自分が誕生したから。
感情を終わらせる必要が、なくなりました。その方が、自由だった!
いつ、またあの感情が生まれるだろうか・・・とビクビクして過ごすよりも、本体は随分と心も身体も緊張から解かれているような感じです。自分の傷に怯えなくて済む。
だから、今わたしは傷を癒すことを伝えることをしなくなりました。その代わり、あなたはあなたの傷や感情も、丸ごと受容できるよと、伝えたい。
今日はそういうお話だったわけです。
そんなわけで、ここから先はもう少しだ詳しく解説します。(メンバーシップ専用エリアとなります。)
このような内容になります。
ではさっそく。
・ワンネス世界から見た感情の役割とは
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