資産なくて価値つくれず、価値が不明でお金にできない現象を徹底解剖したら真理が見えた話。
前回のこの記事にでてきた”低次元戦略”という言葉。
(↑↑低次元戦略については記事の後半で。メンバーになると最後まで記事が読めます。)
これは、偏った人で生きていくための生存戦略と言ってもいいでしょう。
自分を取り繕う必要性から解放されたヴォーナブルな自分でいるための、3次元社会に合わせたサバイバル戦略です。
今日はこの戦略の話に入る前の、前提となる”資産”というものの考え方についてシェアします。
まず結論からはっきり言いましょう。
資産がない人は価値を創れません。資産に関する視点がない人は価値を創れません。
価値がない人は、自分以外の世界(他者)と価値を交換することができませんので、対等でいられません。
そして、価値がない人はその価値を使って関係性が創れませんので孤立します。
なぜなら、価値とはそれを持つ者とそれを「価値がある」と評価する者と、両者いなければ成立しないからです。
片方の人が『これには価値があるんだ!』と叫んでいても、そうだと評価する人が1人もいなければ残念ながらそれには価値があるとは言えません。
そして価値がない人は、そこから換金することも、できません。換金=価値をお金に換える、ということです。
資産がなく、価値が創れず、換金する力が弱くなるとどうなるか・・・?
『個性』が『ただの生きづらさ』となる土壌の出来上がりです!
個性や偏屈さ、偏りというのは”種”です。その種が見事に育って実るためには、上質な土壌が必要です。資産や価値、換金スキルというのは個性が個性として世の中で堂々とそのままでいられるための土台であり基礎であるのです。
すこしまとめましょう。
こうなると、人はヴォーナブルではいられないのです。偏れない。バランスを取って取り繕って人に合わせて世に合わせて”バランスのいい人間”=”どうでもいい人間”になるしかない。
どうでもいい人間は一番使い勝手がいいですからね。他者にとって都合の良いようにしか生きられなくなる。
偏れないから、内的なバランサーが機能しなくて、自分軸が現れない。
自分軸が機能しないから、自分軸がない人になる。
そして資産がない(つくれない)
この負のループに陥るのです。
自分らしく生きるや自分軸あたりに関することを長年講義したり、セミナーしたり、コンサルしたり、たくさんの人と関わって最終的にわたしは確信しました。
『経済的自由”感”は、自分らしさの土台だ』と。
などなど・・・
これらを総じて経済的自由”感”だとすると、この内的な感覚こそ自分らしく生きる際の土台になると確信しました。
だから、この感覚が弱いのに、自分らしさを探したり自分らしく生きようと学んだり自分の価値を発揮してビジネスで成功しようとすることには無理があります。
じゃあ、経済的自由”感”をもたらすために必要なことはなんだろう?
そうやって考察を続けた結果たどり着いた根っこ・・・それが”資産”だったのです。
*
わたしがこのレッスンでやろうとしていることをよりイメージしやすくするために、ここからはこの2つの言葉について解説します。
まず、資産とは。
価値の元となる何か、のことです。
そして物理的な三次元における価値は全てこの二つに集約されます。
例えば知名度というのはひとつの価値ですが、なぜ価値があるかといえば知名度があることによって
がつくりやすいからです。
お金や豊かさや富といったものには全て、関係性やつながりが関係しているから、経済的な自由”感”を持つためには、誰かとの関係性やつながりを作りやすい状態でいることが必要です。
では、知名度がないからといって価値がないと言えるでしょうか?知名度がない人は他者との関係性やつながりがつくれないのか?いいえ、そうとは言えませんよね。
例えば、雑誌に載ったりミシュランに掲載されたりすることはないけれど、地元民が愛する定食屋があります。そのお店は、”そのお店”ならではの価値があるから、うまくいっているわけです。
SNSを駆使して有名になることができるようなレストランもあれば、そういうのは苦手でまるっきりポンコツ、全くインターネットの世界にはでてこないけれど口コミや人の紹介などによって連日お客さんでごった返しているようなレストランもあります。
どちらがいいわけではないのですが、それぞれのお店が持つ価値が違い、その価値によって生まれる関係性や繋がりが違う・・・ということ。
知名度を上げるテクニックがなくても、価値さえ作れれば良い。シンプルな話です。
関わりたい、つながりたい、そう思ってもらえるような価値を創れれば、そこからお金を生み出すことが可能なのです。
そんな価値をつくる元となるのが、資産です。
資産というのは一般的な用語が意味する、例えば不動産とか金とか権利とか特許とかそういうものだけではありません。
このレッスンにおける資産というのは、最も見えづらく、最も見つけづらく、その分最も影響がある力だと定義しているのです。
ひとつ例を挙げましょう。
最近、”非認知能力”という言葉をよく目にするようになりましたね。
非認知能力とは?ChatGPTに聞いてみました。
わかりにくかったので『もっとわかりやすく』と言ったらこうなりました。
このような非認知能力らは、資産であるといえます。
ただ、これらのキーワードを見て『うっ・・・』となる人も多いはず。
例えば「忍耐力」
という方のほとんどは、それを性質とか性格が原因だと思い、自分には忍耐力がないと決めつけていますが
本当はこの世に忍耐力がない人はいません。
忍耐力は、本当は誰でも持っている”資産”のひとつなのです。
それなのに、その資産が自分にはないと思い、初めから諦めている。
要するに、資産”化”しようとさえ、していない。
あなたの忍耐力は、あなたがそれを資産としようとしない限り、姿を現すことはありません。
また、コミュニケーション能力もそうです。この力がない人はいません。誰もが持っている資産の一つです。
しかし・・・
あなたがこの力を見つけ、資産”化”しないことには出てきません。出てきませんから、コミュ障だなんていう便利な言葉で自分をかばってしまうのです。もったいない。
ちなみにわたしは、自分は一般的な意味でのコミュ障の部類だと自負しています。
なんせ、ほとんどの人に共感できない。ほとんどの人に共感できないので、普通の世間話をしていてもあまり面白いと感じないのと、基本的に人と長々おしゃべりすることに意欲が湧かないのでそういうのをスケジュールに入れない。
結果的に、友人はとってもとっても少なくて、連絡もほとんど取らないし、一緒に遊んだりとかも、年に1回もないかもしれません(笑)学生時代の友人で連絡を取っている人はほぼゼロ。誘われないのです。w
けど、わたしにはわたしのコミュニケーションの取り方があることを自分でよく知っています。
コミュニケーション能力がないとは全く感じなくて、むしろ高い方だと思っています。
なぜならそれは、自分が資産”化”してきたから。
自分に合わせたコミュニケーション能力を資産にしてきたからです。
そして、その資産をまた、自分に合わせた”価値”にすることができるので、こうして仕事が安定的に成り立っているのです。
業界に友達もいないし、コラボもしないし、SNSでのやりとりもないし、パーティーも行かない、そもそも付き合いがないから誘われないし、関わりづらいタイプだと思います。
が、価値がないわけではなく、そういう世界に価値をつくっていないだけなので、特に問題はありません。
そうやってずっと14年もの間、自由に仕事を続けてきました。経済的自由”感”はとても高いです。
*
なぜ、稼げないのだろうか。
この10数年たくさんの人を見てきて疑問に感じてきました。
正確に言うと、
疑問だらけでした。
自分のやりたいことや好きなこと、特技や自分らしさを発揮して価値を作り、お金に変えて関係性を構築していく・・・というシンプルな”稼ぐ”仕組みの中で、人々がつまづきやすい点はどこなのだろうか?と考察を続けてきました。
いろいろなつまづきポイントはあるのですが、どうやらそもそも”価値”をつくることが出来ない人が多いことに気づいたのです。
価値を作ることができない、例えばそれはこういった壁となって現れます。
集客できないんじゃなくて。
価値がわかっていないor価値がつくれないから、その価値を誰にどう伝えて分かち合えばいいのか分からない。(=どういう関係をつくればいいか分からない)
なので、価値についての感性・センスが弱いままなのに集客テクニック覚えたって本末転倒。曖昧な価値で作った関係性はすぐ壊れるか『こんなはずじゃなかった』となるだけなので。(結婚もそんなもんですよね!)
でね。
じゃあ、分からないなら教えよう!価値の作り方、価値の見つけ方、価値をお金に換える方法を!とわたしなりに伝えてきたのですが、それでもどうもダメ、何も変わらない、みたいなケースがまだまだありました。
どうやらこれは違うぞ、と。価値以前の話だ!
そう確信し、わたしは価値のさらに奥にあるもの・・・”資産”を発見するに至ったのです。
最初の話に戻りますが・・・
この法則を言語化するに至ったわけです。
ここから先はレッスンに参加してくれているメンバーに向けて。資産と価値の関係について具体的な事例を挙げていきます。
詳しく知って自分に応用していきたい人は、かぶりついて読んでください!
まず、資産は分かりづらく表面化していないので、価値の実例から。
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もし人生が無条件に自由で豊かだったら何をするかと言われたら書く、というくらい書くことが生きる上で欠かせない人間です。10年間の集大成を大放出します。サポートは全て執筆と研究活動に使わせて頂きます