お弁当作り100日達成記念|お弁当作りで段取り力が鍛えられた話
4月、娘の高校入学をきっかけに、毎朝のお弁当作りを始めました。
つい先日、記念すべき100個目のお弁当となりました。
毎朝5時前に起き出して(自分が体育大会の日なんか3時過ぎに作ってたなぁ)がんばってきたなぁと感慨深いものがありました。
嫌いなものは口にせず、きっちり食べずに残してくる娘ですが、お弁当箱を夜遅くに洗い場に返してくる娘ですが、娘に一度もお礼を言われたことはありませんが、(決して仲が悪いわけでは、ありませんよ)、それにめげることなく作り続け、すっかり習慣化してしまったお弁当作り。
今回の記事は、お弁当づくり100日を記念して、教育×お弁当作りについて書いてみます。
お弁当作りで段取り力が鍛えられる
段取り①|献立
お弁当作りは、いつも日曜日の朝に一週間分の献立を作ることから始まります。
お弁当作りにかけられる時間は、毎朝30分弱。おかずを一つ一つ作っていては、とても時間が足りません。
前の日の晩ごはんのメインメニューをお弁当用をちょっと拝借。
つまり、弁当の献立づくりは、同時に、前夜の夕食の献立づくりとなります。
段取り②|作り置き
主菜は決まっている。でも、それだけでは寂しいお弁当になっちゃう。娘と妻のお弁当箱は、小さめとはいえ、まだあと2、3品は入りそう。
そこで、頼りになるのが作り置きのおかずです。
日曜日の夕食作りのついでに、2,3品作っておいて、お弁当カップに小分けしてから冷凍庫に入れておきます。
お弁当の残りスペースに合わせて、チンってすれば、あっという間に副菜の出来上がり。
塩サバとか塩シャケとかも特売の日に買っておいて、お弁当サイズに切って冷凍庫にストックしておくと、主菜がない時にとっても便利。
段取り③|お弁当作り
ここまで準備しておけば、ずいぶん気が楽になります。
⑴寝る前に、予約炊飯をセット。
⑵炊き上がったご飯をほぐしてから、歯磨き。
⑶ご飯をお弁当箱に詰めて、冷ましている間に、おかずをチン。
⑷レンジがうなっている間に、卵焼きづくり。
⑷おかずを冷ます間に、その他の身支度。
⑸大体冷めたところで、おかずを詰め込む。
⑹梅干しやふりかけで全体の色合いのバランスを整えて、完成!!
段取りよくいくと、20分かからないくらいで、お弁当と身支度ができてしまいます。
段取り力、鍛えられます。
教育×お弁当づくり
もう10年ほど前の実践です。
当時担当していたのは、1年生。
子どもがつくる「弁当の日」を実践しました。
学校では、年間を通して数回、給食を止めて、家からお弁当を持ってくる日があります。その日を利用して、家庭に呼びかけて、子どもたちがお弁当を作れる機会をつくります。
もちろん、1年生ですから、そんな難しいことはできません。
そこで、こんなステップを作っていました。
これくらい細かくステップをつくっておくと、どんな子でもどこかのstepで参加が可能です。
お弁当の日当日までに、子どもたちと保護者に、ていねいに説明を心がけました。家庭訪問、通信、お電話・・・・。
もちろん、管理職や他の学年の先生たちにも、説明と理解が必要です。
その甲斐あって、「お弁当の日」は大成功!
保護者の方からいただいた感想で学年だよりを発行しました。
まとめ|お弁当作りを教育活動に
今回の記事は、私の娘のためのお弁当づくりで、段取り力が鍛えられているという話から、子どもたちにお弁当づくりに取り組んでもらった話を書きました。
料理を作るためには、無意識のうちに、さまざまな力が発揮されています。
想像力、空間認知力、色彩感覚、手先の器用さ・・・・、そして、段取り力です。
そして、それを教育活動に取り入れていくと、
そうだ、たまには、娘と二人でお弁当を作ってみよう。
了
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教育×○○をテーマにいろいろ書いています。
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