ピンチこそチャンス!|行動が事態を動かす
覆面ビリオネアからの金言を集める第5弾。
ちょっと番組のおさらい。
これらのルールにのっとって、知らない街に裸一貫で乗り込んだ、億万長者のグレン・スターンズ。
この様子は、YouTubeディスカバリーチャンネルで全エピソードが無料で見られます。
この記事では、EP.5(第5話)から学びとったグレンの金言から教育によせて書いてみました。
1.覆面ビリオネアEP.5の金言三選
地元のクラフトビールが飲めて、美味しいBBQを提供するレストランを開業するという計画に変更し、チームと共に動き始めるグレン。
レストランの名は"UNDERDOG BBQ"
「underdog=勝ち目のないチーム」という名をつけ、下町エリーに住む人たちの底力を見せつけようと、グレンをリーダーとした強い決意と実行力をもったメンバーが集結しました。
しかし、
開業資金となる予定だった家の転売がうまくいかない・・・・
決まっていたレストランの場所が突然の契約破棄・・・・
実現までには、解決しなければならない課題が山積みです。
今回もハラハラドキドキさせられたEP.5(第5話)から学んだ金言はこの3つです。
それでは、一つ一つ見ていきましょう。
2.一人ではできない | 自分よりできる人を集める
レストランの集客のために重要視しているイベント"BBQフェスティバル"で優勝を目指すために準備を進めるチーム。
しかし、このコンテストで勝つためのノウハウはありません。
そこで、コンサルタントをやとい作戦を立てることにしました。
そこで、コンテストで全国をまわっていたプロ マイクに出会います。
グレンのチームに何が必要か理解してくれたマイクに、スモーカーの設計を依頼することにしました。
小学校教員になると、ほぼすべての教科を一人で教えてかなければなりません。国語、算数、理科、社会、音楽、図工、体育に道徳、総合・・・・・。
内容は小学校程度とはいえ、教えるとなると高度な理解や技術を要求されます。
でも、私たち教員にももちろん、得意・不得意があります。
「大学で教え方の勉強したでしょ?」と言われるかもしれませんね。
もちろんそれは、そうなので、当然一通り教えられるようにはなっています。
でも、実のところ、かなり苦労することが多いです。
私なんかは、特に音楽に苦しめられました。ピアノが弾けるわけではない、楽譜がよめるわけでもない・・・・。
そこで、私の苦手なことに、秀でた才能をもつ方にお願いします。
・合唱をするときのパートごとの伴奏をひいてもらって、録音する
・その方の空き時間に、音楽の時間をあてて、合奏の仕上がりを見てもらう
・家庭科のミシンを扱うときに、最初の指導をお願いする
などなど
また、子どもと近い関係にある私が話すよりも外部の方に話してもらった方が効果的な時や、より専門的なことを話してもらった方が良いなという時にも、GT(ゲストティーチャー)に来てもらうこともたくさんありました。
すると、子どもたちは、いつも私が授業している時と目の輝きがちがう!(ちょっと悔しいけど・・・)
たまに来るゲストティチャーというスペシャル感と、私にはないスキルを持った方に教えてもらえて、わかった!できた!という嬉しさからだと思われますが、それは、私にとっても、子どもにとっても、たぶんそのゲストティーチャーにとっても、たぶん保護者もハッピーになる、三方良しな関係ということになります。
3.チャンスの神様に後髪はない | 積極的につかみに行け!
開業資金を得るための転売する家のリフォーム、BBQコンテストへ向けての準備、レストラン開業に向けての準備・・・・。着々と進んでいますが、ひとつ懸念材料が、レストラン"UNDERDOG BBQ"の存在を開業前から多くの人に知ってもらうためのSNS戦略を担当するクリスから報告が上がってきません。
そこで、クリスと話すことになりました。
言い訳ばかりをはなすクリスに、グレンは熱烈にハッパをかけます。
「なんとしてでも、チームの一員として、この挑戦を成功に導く力になってみたいと思う。」
クリスは、動き始めます。
学校現場では、担任裁量でできることがかなりあります。
「学級王国」と揶揄(やゆ)されるくらい、学級の中に限っては、担任と子どもたちの想いや願いを実現することが可能です。
私も、いつも担任する学級のことを考え、頭の中にはいくつものアイデアがありました。
でも、「時間がない」「お金がない」「保護者に何か言われるかも」「同僚がいい顔しないかも」いろんな言い訳をして、消えていったアイデアや子どもたちの思いをかなえてあげられなかったこともたくさんあります。
一方、実現できたアイデアもたくさんあります。
例えば、「休み時間に子どもたちが、おしゃべりしたり、遊んだりできるスペースが教室にあったらなぁ」という願いがありました。
そこで、廃業した畳屋さんにお願いして、畳をもらってきて、ちゃぶ台を買ってきて、教室の後ろにフリースペースを作っちゃったことがありました。そのスペースを「しゃべり場」と読んで、休み時間をそこで過ごしたり、授業中の学び合いのスペースに利用する子もいました。
消えていったアイデアと実現できたアイデアのちがい。それは、自発的に動いたか、積極的にチャンスをつかみにいったかに尽きると思います。
ただ考えているだけでは、願っているだけでは、何も動きません。
行動してナンボという、単純なことなのかもしれません。
まとめ | 最後には勝つ
今回の記事では、行動することの大切さについて、覆面ビリオネアEp.5から学んだことを書いてみました。
でも、思い切って行動した時、思った通りにいかない、考えていたこととちがう・・・・と悩んでしまうことはよくあります。
次に行動することに迷いが生じてしまいます。
転売する家の購入希望者との値段交渉で、現金払いを条件に値下げ交渉に応じたグレン。
グレンの「勝つ」とは、「UNDERDOG BBQを100万ドル規模のビジネスに成功させる」こと。値段交渉では、確かに「負け」なのかもしれませんが、対局を見たときに、勝っていれば、それでいいということなのです。
思い切って行動しても、「負け」てしまうこともあるでしょう。
でも、「行動」という一石を投じることが、結果的には、子どもたちの幸せにつなっがったという「勝ち」につながることになるのです。
と信じて、行動し続けます。
了
続編▷EP.6から得た金言集⑥はこちらからどうぞ。
前編◀︎EP.4から得た金言集④はこちらからどうぞ。
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