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人に好かれるには、心からほめよう
対人スキルを鍛えたい私とあなたのために、
この本からの学びを少しずつ共有していきます。
人間関係にお困りの私とあなたのお役に少しでも立てれば幸いです。
この本では、対人スキルを鍛える方法が
1.人を動かす3原則
2.人に好かれる6原則 (←今回の記事はココ)
3.人を説得する12原則
4.人を変える9原則
の30原則にまとめられています。
今回の記事は、「人に好かれる6原則」の6つ目について書いていきます。
あなたは、最近、人のことをほめてますか?人からほめられていますか?
どんなふうにほめていますか?また、どんなふうにほめられたら、あなたはうれしいですか?
良き友が欲しい、私とあなたへ。
さっそく見ていきましょう。
1.「あなたは重要な存在だ」メッセージを伝えよう!
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人間性の根源をなすものは、他人に認められたいという願望だ
「すべて人にせられんと思うことは人にもまたそのごとくせよ」
これらの言葉が、この章のすべてを言い尽くしてくれています。
人は、自分が重要だということを周囲の人に認めてもらいたいと願っています。
だから、その願いを「ほめる」という行為によって叶えてあげることで、相手からもまた心を寄せてもらえるようになるのです。
ただし、見えすいたお世辞ととられてしまえば、逆効果。
その人に心からの関心を寄せる。
あるいは、
その人の関心ごとを話題にする。
というこれまで学んだ原則を活用し、「あなたは重要な存在だ」というメッセージをこめて、「心からほめる」ということに心を配るようにしましょう。
2.ほめることの効用
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カーネギー氏は、この章の中でも、いくつかの例を出して、ほめることの効用について教えてくれています。
・イギリスの詩人ダンテ・ゲーブリエル・ロゼッティにその芸術的功績をたたえた論文を書いて送ったことで、彼の秘書となり、のちにベストセラー小説家となったホール・ケインの話
・一人で暮らす年老いた叔母の暮らす家について、心からほめ、彼女の思い出話に耳をかたむけるうちに、名車パッカードを譲り受けることとなった男の話。
・コダック写真機で財をなしたジョージ・イーストマンの部屋について、心からほめ、イーストマンの少年時代から今にいたる苦労話に心を寄せて聞きいるうちに、商談を成立させてることができた高級椅子制作会社社長の話。
などなど、「心からほめる」ことの効用がよくわかりました。
まとめ|人に好かれるには、心からほめよう
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今回の記事では、人に好かれる原則について
「人を動かす」D・カーネギー著 山口博訳 創元社 part2 6章
から紹介しました。
相手の心を確実につかむ方法は、相手が相手なりの世界で重要な人物であることを率直に認め、そのことをうまく相手に悟らせることだ
あなたが、相手に好意をもってもらいたいたければ、「あなたは重要な存在だ」というメッセージをのせて、相手の関心ごとにとびこんで、それに共感し、心からの賞賛をおくりましょう。
そうすれば、きっとあなたは、その人の心をつかむことに成功し、交渉ごとであれば、きっとうまくいくでしょう。
人に好かれるための秘訣。「心からほめる」こと。
これで、人に好かれる6原則についてすべて紹介しました。
良き友が欲しい、私とあなたへ、
①その人に心からの関心を寄せよう
②笑顔で居よう
③名前を覚えておくことが大切
④良き聞き手になろう
⑤相手の関心ごとを話題にしよう
⑥心からほめよう
この6つの原則を心にとめておきましょう。
了
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