物を売るんじゃない!物語をを売るんだ!
私たちは日々、さまざまな商品やサービスに触れていますが、本当に記憶に残るのは、ただの「物」ではなく、それが語る「物語」ではないでしょうか。
今日は、しゅうへいさんのvoicy『「物を売る=マーケティングの失敗」になる理由。』にインスピレーションを受けたことを記事にしていきます。
しゅうへいさんは、「物を売るのではなく、物語を売るのだ」ということを語っています。
そう言い切る根拠としているのは、川上徹也さんの著書「物を売るバカ」によるものです。
川上さんの本は、単に商品やサービスを売るのではなく、それらに深い意味や物語を組み込むことで、顧客との強い結びつきを生み出し、長続きするビジネス関係を築く方法を提案してくれています。
では、まずは「物を売るバカ」の中から、この考え方の基盤となる重要なポイントを見ていきましょう。
ストーリーブランディングの重要なポイント
「物を売るバカ」では、川上徹也さんは商品やサービスの販売において、ただの機能や品質だけではなく、その背後にある「物語」の重要性を説いています。
彼の考え方の中心には、以下のような重要なポイントがあります。
ストーリーブランディングの3つの要素:
まず、「志」を持つこと。これは、自社の商品やサービスが持つ真の価値や目指すべき方向性を明確にすることを意味しています。
次に、「独自化のポイント」を見つけること。市場にある他の商品やサービスとの差別化を図り、独自の特徴を打ち出すことが必要です。
最後に、「魅力的なエピソード」を構築すること。商品やサービスにまつわる魅力的な話やエピソードは、消費者の心を捉え、記憶に残すことができます。
お客さんと相思相愛になるための7つの魔法:
物語を売ることによって、顧客に深い印象を与える方法として、以下の7つの魔法が提案されています。
これらのポイントは、商品やサービスを単なる物としてではなく、一つの物語や体験としてお客さんに提供することの大切さを教えてくれています。
それによって、より深い顧客との関係を築き、彼らの記憶に長く残ることができるのです。
次に、これらのコンセプトがどのように実際のビジネスで応用されているか、具体的な事例を見ていきましょう。
商品に物語を組み込む
「物を売るバカ」で提唱されるストーリーブランディングの事例として、次の2つの印象的な事例が紹介されていました。
この2つの事例は、商品やサービスに物語を組み込むことで、お客さんの認識を変え、新たな価値を生み出すことができる具体的な事例でした。
まとめ|物語戦略をマーケティングに活かす
今回の記事では、現代のマーケティングにおいて「物語」がいかに重要であるかというとについて、しゅうへいさんのvoicyや川上さんの「物を売るバカ」の書籍からお伝えしてきました。
商品やサービスに物語を組み込むことで、単に機能や品質を提供するだけではなく、お客さんの心に響く深い体験を提供することができます。
この体験によりお客さんの記憶に強く残り、強いブランドイメージに貢献してくれます。
これらの教訓は、私がこれからハスカップ農家として、商品作りをし、ブランディングしていく時の大きなヒントとなりました。
ハスカップは、健康に良い。北海道の特産品だ。甘酸っぱくて美味しい。といいことを並べたてたところで、きっとうまくいかないでしょう。
ハスカップに物語を組み込み、ストーリーブランディングをしていく必要がある。
そう、強く心に思ったのです。
みなさんは、いかがでしたか?
あなたが提供する商品やサービスにどのような物語を組み込むことができるか、またその物語がどのようにお客さんの心を動かすかを考えてみることは、マーケティングを成功させるための大きなヒントになってくれるでしょう。
みなさんのお役に立てれば、幸いです。
今日も、最後まで読んでいただいてありがとうございました。
では、また。
了
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