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第14話:学力をあげるのなんて簡単さ!

教師スキル研究会、通称小林ゼミは、授業改善アドバイザーの小林昭文さんが主催するオンライン研究会です。今年で5年目になります。
主に全国の小・中・高校の教員がゼミ生で、週に1回程度、zoomの部屋に集まって、教育のさまざまなテーマについて語り合っています。

今年の4月からは、Instagramやstand.fmでの情報発信も始めています。
ここでは、stand.fmで音声配信したファイルを文字起こしし、それを要約して記事にしたものをお届けします。

8月22日(木)はサブゼミがありました。
今回のサブゼミは、教育なんでも相談会でした。
学力向上に関するお悩みが2つありました。
一つは、書く力。
もう一つは、昼学習15分をどのように使うか?
「学力テストの点数をあげるのなんて、かんたんさ!」 とこれまでにも話されていた小林さん。
いったいどのようにすればいいのでしょうか?
ぜひ、聞き耳を・・・


学力向上と昼学習の新たなアプローチ

皆さん、こんにちは。今回は「教育なんでも相談会」のふりかえりについてお話しします。今回の会では、2つの大きなテーマが議論されました。

1. 学力テストの課題と改善の方向性

まず1つ目のテーマは、「全国学力・学習状況調査」に関するものでした。この調査は毎年4月に実施されますが、今年の結果に基づき、いくつかの学校で成績の大幅な変動が見られました。特に、ある学校では前年度に比べて大幅に成績が下がったことが問題視されました。

小林さんによると、この成績低下の原因は「授業の基本」が欠けていることにあるとのことです。基本的な授業の質を改善することで、成績は簡単に向上する可能性があると指摘しました。

具体的な改善策としては、読み書きの徹底や、算数・数学の問題解決過程を丁寧に記録させることが挙げられました。
特に、GIGAスクール構想の影響で、子供たちの「書く」機会が減少していることを懸念しており、再び紙と鉛筆を使う重要性を強調されました。

2. 昼学習の新たな取り組み

2つ目のテーマは、昼学習に関するものでした。ある学校では、週1回15分間の昼学習を実施していますが、今後の内容をどのように工夫するかが議論されました。小林さんは、短時間でも効果的なアプローチとして「アドジャン」という活動を紹介しました。この活動は、子供たちの言語能力や集中力を向上させる効果があるとのことです。

また、昼学習においては、「書かせること」が重要だと述べ、子供たちが達成感を持てるような活動を取り入れることを推奨しました。
具体的には、友達同士で書いた内容を交換し合うことで、自分の書き方を見直し、改善する機会を持たせることが効果的だと言います。

おわりに

今回の「教育なんでも相談会」では、学力向上のための具体的なアプローチや、新たな昼学習の試みについて話し合われました。どちらのテーマも、日々の教育現場での実践に直結する内容であり、今後の指導に活かせるヒントがたくさんありました。

小林ゼミでは、こうした実践的な議論が定期的に行われています。興味のある方は、ぜひ一度参加してみてはいかがでしょうか。


最後まで読んでくださって、ありがとうございました!

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