
原因自分論|正義は人の数だけある
今回の記事は、職場の人間関係にお悩みの方に参考になればと書いています。
参考にしたのは、こちらの動画。
今朝の両学長リベラルアーツ大学の動画。
昔、勤務校の学年団の先生たちの関係性が、どうにもうまく行かない時がありました。
A先生は、B先生のやることなすこと気に食わない。粗探しばかりする。
B先生は、A先生に指摘されることに対して、素直に受け止めることはできない。
私としては、どちらの先生の話を聞きつつも、A先生の融通のなさ、自己中心的な発想を感じてしまって、B先生の肩を持ってしまう感じでいました。
いかんいかん。中立の立場でいなきゃと思っていた時に、出会った言葉が
どっちも、自分が正しいと思っているよ。戦争なんてそんなもんだよ。
のび太がご先祖様に代わって、戦で手柄を立てることになった時、
どの軍に加わるかで悩んだのび太くんはドラえもんに「どちらの軍が正しいの?」と聞きました。
その時のドラえもんの答えがこの言葉でした。
なるほど、と腑に落ちた感じがしました。
どう考えてもA先生は、言い過ぎ、自己中だ!と思われたとしても、A先生には、A先生なりの正義があって言っているのだと、まずは理解する必要がありました。
人の数だけ正義がある。
時代が変われば正義も変わる。
立場が変われば正義も変わる。
という理解が必要でした。
A先生にはA先生なりの、B先生にはB先生なりの正義があるのです。
じゃぁ、どうすればいいのか?
そのためには、原因自分論でものごとを考えるということです。
A先生とB先生は、お互いのことを責め合う原因他人論でした。
他人のせいにすることで、気持ちがスッキリします。愚痴をこぼすことも確かに大切でしょう。
でも、それは一時的なものでしかなく、現実は変わりませんし、物事が解決したわけでもありません。
原因を自分にあると捉えることで物事が変わっていきます。
原因自分論とは、問題や事象が発生した際に、その原因が自分にあると考える思考の方法です。具体的には以下の点が特徴として挙げられます。
1. すべての問題や事象の原因は自分にあるとの認識: つまり、自分自身の行動や考え方によって起きた事象や問題に対して責任を持つという考え方です。
2. 自己否定や自責の念とは異なる: 原因自分論は、物事の原因を自分にあると認識することであり、それをもとに自分を否定するわけではありません。
3. この考え方を持つことで、悩みが減少し、人生をより楽しむことができると言われています。
この学年を選んだのは自分。
この人と付き合ったのは自分。
この人にこんなことを言わせているのは自分。
この人にこんなことを思わせているのは自分。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓
今の環境は自分がつくった。
だからこそ、これからも自分で選択して人生を変えていくことができるんだ。
と原因を自分として捉え直すことで、前向きな認識をすることが原因自分論なのです。
それでも、合わない人というのは存在します。
そんなときは、
人は人、自分は自分と切り離して考えて、自分の意見は言いつつ、合わない人に対しては、空気になる、ということも必要になってくるかもしれません。
相手とまともにぶつかり合っていては、消耗戦になるだけ。
心がすり切れてしまっては、元も子もありませんからね。
というわけで、今回の記事では、昔、職場であったA先生vsB先生の対立から考えた
正義は人の数だけある
原因自分論
ということについて、書いてみました。
人間関係は難しい。
でも、コミュニケーションをとっていくことで、より良い人生を自分で築いていくこともできるはずです!
今日も、最後まで読んでいただいてありがとうございました!
了
他にも、教育×○○をテーマにいろいろ書いています。
読んでいただいたら、うれしいです。
「初めまして」の方はこちらからお願いします。
「スキ」や「フォロー」をいただけますと、とっても喜びます。
今週一番多く読んでいただいている記事はこちらです。