リベンジ!質問会議体験会のふりかえり
教師スキル研究会、通称小林ゼミは、授業改善アドバイザーの小林昭文さんが主催するオンライン研究会です。今年で5年目になります。
主に全国の小・中・高校の教員がゼミ生で、週に1回程度、zoomの部屋に集まって、教育のさまざまなテーマについて語り合っています。
今年の4月からは、Instagramやstand.fmでの情報発信も始めています。
ここでは、stand.fmで音声配信したファイルを文字起こしし、それをようやくして記事にしたものをお届けします。
7月13日(土)はサブゼミがありました。
サブゼミは、ゼミ生の方の企画・運営で行われるものです。
今回は、ゼミ生のマーマレードさん企画の「質問会議体験会」について、雑談しながら振り返りました。
ゼミ生をゲストにお迎えしてのライブ配信の予定でしたが、結局、小林さんと二人のいつものアフタートークになっています。
質問会議についての、私の質問にたくさん答えていただきました!
「質問会議」とは?小林明文さんと考える、効果的な会議の方法
質問会議は、単なる意見交換ではなく、問題解決を目的としたユニークな会議法です。特に「意見を戦わせないで、質問を中心に進める」という点が特徴的です。
質問会議の概要とメリット
質問会議は、チームで問題を解決するための会議法で、特にアクションラーニングと呼ばれる方法がベースとなっています。参加者が自分の意見を押し付けるのではなく、相手に質問を投げかけることで、深い考察と協力的な問題解決が促進されます。
小林さんが説明してくれたように、参加者が質問を繰り返すことで、問題の本質が明確になり、効果的な解決策が導き出されます。特に、質問に対する答えが具体的であることが重要です。これにより、会話が焦点を失わず、問題解決がスムーズに進むのです。
実際の会議での課題と解決策
先日行われた質問会議では、学校内の研修に関する課題が取り上げられました。教員の意識をどう高めるか、研修の質をどう向上させるかといったテーマが話題となりました。しかし、参加者が意識しないと、会話が本題からずれてしまうことがあると小林さんは指摘しました。
例えば、「校長先生が理解しにくい」というような質問が出ると、話が校長の個性や背景に逸れてしまいがちです。このような状況を避けるためには、問題の本質に焦点を当てた質問を続けることが大切です。
コーチの役割と重要性
質問会議を成功させるためには、コーチの役割が非常に重要です。コーチは、会議が規範やルールに従って進行しているかをチェックし、必要に応じて軌道修正を行います。特に、メンバーが質問に慣れていない場合、コーチの力量が会議の成果に大きく影響します。
小林さんも、今回の質問会議では参加者が質問の仕方を意識していたことを評価していました。しかし、問題の再定義に時間がかかる場合は、焦点が問題を抱える本人からずれてしまうことが多いと指摘しています。問題の核心に迫るためには、その人が何をどうしたいのか、そして現在の状況がどうなっているのかを深く掘り下げることが必要です。
まとめ
質問会議は、意見を戦わせるのではなく、質問を通じて問題解決を目指すユニークな会議法です。参加者全員が意識的に質問を投げかけることで、問題の本質に迫り、効果的な解決策が生まれます。また、コーチの役割も非常に重要で、会議の進行を正しい方向に導くことが求められます。
これからも、このような効果的な会議法を取り入れながら、より良い結果を生み出していきたいですね。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました!
「授業っていいよね!おもしろいね!」って思ってくださった方は、いいねやフォロー、ゼミへの入会をお願いします!
教師スキル研究会・小林ゼミのことを詳しく知りたい方はこちら↓
https://home.tsuku2.jp/f/akifumi_kobayashi/kyousi_skill
教師スキル研究会・小林ゼミInstagramで発信中
教師スキル研究会・小林ゼミに申し込んじゃえ!はこちらから↓
初月無料のため、1ヶ月ご参加いただいて、合わなければ退会オッケーです!