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第8話:教員の無形資産ってな〜に?

教師スキル研究会、通称小林ゼミは、授業改善アドバイザーの小林昭文さんが主催するオンライン研究会です。今年で5年目になります。
主に全国の小・中・高校の教員がゼミ生で、週に1回程度、zoomの部屋に集まって、教育のさまざまなテーマについて語り合っています。

今年の4月からは、Instagramやstand.fmでの情報発信も始めています。
ここでは、stand.fmで音声配信したファイルを文字起こしし、それを要約して記事にしたものをお届けします。

6月7日(金)は定例会がありました。
今回は、ABD会でした。 ABD(アクティブ・ブック・ダイアローグ)は、1冊の本を数人で分担して読み、それぞれのサマリー(要約)をプレゼンし合い、参加者と共有するという読書法です。

今回は、リンダ・グラットン著の「LIFE SHIFT」をゼミ生で読みました。 「教員って、変身資産たくさんもっているよね」 そんな話題になりました。

ぜひ、聞き耳を・・・


今回の記事では、先日行われた「教師スキル研究会」のアフタートークで話題となったリンダ・グラットン著『ライフシフト』についてお伝えします。小林さんと私がディスカッションを行い、未来の教育や人生のステージについて考察しました。

ここでは、その要点をまとめつつ、この記事の読者のあなたにも分かりやすくお伝えしていきます。

リンダ・グラットンの『ライフシフト』とは?

まず、『ライフシフト』という本について簡単に紹介します。この本は、現代社会における寿命の延びや働き方の変化によって、私たちの人生がどのようにシフトしているのかを解説しています。従来の人生モデルは「教育→仕事→退職」という3つのステージで構成されていました。しかし、現代では、これが「マルチステージ」の人生へと変わってきています。

マルチステージとは、仕事を続ける期間が延び、転職や再教育など、さまざまなステージを経験することが増えているということです。さらに、退職後の時間も長くなり、その期間を豊かに過ごすためには、無形資産が重要であるとグラットンは強調しています。

アフタートークでは、特に教員にとっての「無形資産」について議論が盛り上がりました。小林さんは、無形資産を次の3つに分けて説明しました。

  1. 生産性資産:これは、教員が仕事を続けるために必要な知識やスキルのことです。かつては大学卒業時の知識で一生を乗り切れましたが、今はテクノロジーの進化によって、絶えず新しいスキルを習得する必要があります。

  2. 活力資産:体と心の健康です。特に教員にとっては、精神的なストレスに対する対応が重要です。社会の期待やプレッシャーが増す中で、いかに心の健康を保つかが課題となっています。

  3. 変身資産:新しい教育スタイルや学習内容に対応する能力です。英語教育や探究学習など、従来の授業スタイルからの変革が求められており、これに柔軟に対応することが必要です。

これからの教師人生をどう歩むか?

最後に、教員として今後どのように歩んでいくべきかについて、小林さんからのメッセージを共有します。
彼は、特に「変身資産」を強化することが大切だと述べています。新しいスキルや知識を積極的に取り入れることで、教員としてのキャリアだけでなく、人生そのものを豊かにしていけると考えています。

『ライフシフト』は、人生の新しい可能性を探るための一冊です。教員としても、この本から多くのヒントを得られるでしょう。これからの長い人生を、どう充実させるか。無形資産を意識しながら、日々の仕事や生活に活かしていけると素敵ですね。

今回の「教師スキル研究会」のように、あなたとも一緒に学びを深めていけることがとても楽しみです。


最後まで読んでくださって、ありがとうございました!

これまでのアフタートークの記事は、こちらにあります。

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