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人に好かれるには、相手の関心ごとを話題にしよう

対人スキルを鍛えたい私とあなたのために、

この本からの学びを少しずつ共有していきます。
人間関係にお困りの私とあなたのお役に少しでも立てれば幸いです。
この本では、対人スキルを鍛える方法が

1.人を動かす3原則
2.人に好かれる6原則 
(←今回の記事はココ)
3.人を説得する12原則
4.人を変える9原則

太字は「人を動かす」D・カーネギー著 山口博訳 創元社 目次のページより

の30原則にまとめられています。
今回の記事は、「人に好かれる6原則」の5つ目について書いていきます。

あなたは人と話をするとき、どんなことを話題にしていますか?

そんな時は、ズバリ、相手の関心を見抜き、それを話題にしましょう。
さすれば、きっとあなたは、その人の心をつかむことに成功することでしょう。
そして、あなたのことに好意を持ってくれること間違いなし。

良き友が欲しい、私とあなたへ。
さっそく見ていきましょう。

1.まずは相手が関心のある話題から

あなたが人と交渉する時、自分の考えがどれだけ正当であるかを熱意をもって語りたくなりませんか?

いわゆる正攻法、真正面からぶつかっていくタイプによくありがちなことです。

ところが、これでは、うまくいかないことをカーネギー氏は本書の中で教えてくれています。

人の心をとらえる近道は、相手が最も深い関心を持っている問題を話題にすることだ

「人を動かす」D・カーネギー著 山口博訳 創元社 part2 5章

まず、相手の関心が何あるかを見抜く必要があります。
これには、事前の下調べが必要になってくることもあるでしょう。
成功させたい交渉であればあるほど、念入りに行いましょう。

いざ、交渉の場面では、自分の伝えたいことはおくびにも出さず、調べていおいた、相手の関心ごとのを話題にしましょう。

そして、もちろん良き聞き手になるのです。

十分によく聞き取ったあと、その相手はきっとこう言うでしょう。

「ところで、あなたの用件はなんでしたか?」

ここで、初めて用件を切り出すのです。
さすれば、きっとその交渉は成功へと導かれるでしょう。

2.うまくいった話

カーネギーは、いくつか偉人の例をあげて、「相手の関心ごとを話題にする」ことの重要性を説明しています。
(いつも、例として挙げられる偉人が古いのは、この本が1937年に書かれている本だからです。80年以上もの間、世界で1500万部も読まれている名著ですから、その正しさに変わりはありません)

たとえば、

・ボーイスカウトの大会の渡航費用を寄付してもらおうと、ある大会社の社長を訪ね、寄付をお願いしようした時のこと。事前に聞いていた、社長の趣味であった小切手の収集の話から始め、見事に期待以上の資金の援助を受けた。
・ニューヨークにあるホテルの支配人に、自社のパンを売り込もうとしていた社長。何度交渉してもうまくいきませんでしたが、支配人の関心ごとであったアメリカホテル協会のことを話題にしたところ、取引が成立した話。

などなど。「相手の関心ごとを話題にする」ことの有効性がよくわかりました。

まとめ|相手の関心ごとを話題にすればうまくいく

今回の記事では、人に好かれる原則について
「人を動かす」D・カーネギー著 山口博訳 創元社 part2 5章
から紹介しました。

あなたが、相手に好意をもってもらいたい時、まずは相手の関心を見抜き、それを話題にしましょう。
そうすれば、きっとあなたは、その人の心をつかむことに成功し、交渉ごとであれば、きっとうまくいくでしょう。

「相手次第で成果も違うが、概して言えば、どんな相手と話をしてもそのたびに自分自身の人生が広がるーーーそれが、何よりの成果だ」

従業員間コミュニケーションの指導者はワード・ハージック

人に好かれるための秘訣。「相手の関心ごとを話題にする」こと。


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