CVJ Nami簡易レビュー
スペック
構成:1DD1BA
高域:5
中域:3.5
低域:5
特徴:中低域から低域をカバーするAl-Mg合金振動板が目新しいポイント。しかしチューニングは伝統的なV字のドンシャリ
感想
伝統的なドンシャリだが、シンプルな構成のあまりチューニングに金をかけていなさそうなハイブリッドらしく中音域が粗い。
そのくせ高域もいまいち伸び切らない感じがあり、真新しい技術を導入することと低価格に抑えることを両立させようとした結果、一番大事なところが犠牲になった感じがする。ダメじゃねえか。
BAの高音もなんだか荒くて音像にノイズが被っているような感じだし、低域はサブベースがやりたい放題で中低域から可聴域の低域がやや覆われ気味。
BAは荒いが刺さらないだけマシ、低域は全てを喰らいつくしていないだけマシといえばそうだが、5000円払って聴くかというともっと良い選択肢がある。
まだAl-Mg振動板は安価になり始めたばかりの新しい素材なのでとりあえず積んでみたみたいな商品だがチューニングを頑張ればもっといいのはできるはずで、もっとましなチューニング変更版が出ることを期待したい。