用語解説

コールやライブに関する用語について解説しています。

一見難しそうに思えるコールですが、分類するといくつかの基本パターンがあり、その組み合わせで出来ています。基本パターンを理解すれば初見の楽曲にもコールを入れられるようになるのではないかと思うので参考にしてみて下さい。

裏打ち

イントロ、間奏などで拍子に合わせて「ハイ!」または「オイ!」と発声すること。

説明するまでもありませんが、イントロ、間奏などで入れる合いの手です。「うりゃおい」で表現するところの「うりゃ」が表で「おい」が裏だから裏打ちなんだと思います。
間奏がある曲なら何でも入るという訳ではなく、バラードのような静かな曲では入りません。
ライブではキャストから煽られる事もあるので全力で応えましょう。

オーイング

Bメロにおいて、1小節の1~3拍目を「ウォー」と発声し、4拍目で「ハイ!」と発声する。

Bメロに入るコールです。コール表でOh-Hi!と入ってる箇所にあたります。回数はラブライブではBメロの長さに関わらず慣例的に4回(4小節分)です。
Bメロに入ると同時にオーイングが始まるパターン(Dream Believers等)と、Bメロに入ってから数拍遅れて始まるパターン(On your mark夏めきペイン等)の2通りあります。On your markのように数拍遅れて始まるパターンかつはーいはーいはいはいはいはいが入らない場合は特にタイミングが取りづらいので注意です。

PPPH

Bメロにおける「タン、タタン」というリズムに合わせて手拍子を入れ、4拍目で「ヒュー」と発声する。

PPPHはパンパパンヒューの略です。
上記のオーイングと指している楽曲のパートは自体は同じであるため、オーイングの事を便宜上PPPHと言っている場合も多いです。
オーイングはPPPHの派生形ですが、ラブライブなど最近の声優・アイドルライブでは手にペンライトを持っていて手拍子出来ない→代わりにウォーと発声する、というふうに派生したんだと思います。
ラブライブではPPPHをする事は基本的に無いですが、かつてコロナ禍の声出し禁止ライブなどで手拍子の部分だけ入れていた事がありました。

はーいはーいはいはいはいはい

オーイングの前に「はーいはーい、はいはいはいはい」と言ってオーイングの合図をすること。

正式名称が無いのでコールそのままの呼び方ですが、Aメロの終わりに入れてBメロのオーイングに繋がるコールです。
オーイングとセットで入る事が多いですが、Aメロの最後に別のコールが入っていてこれと被る場合は入りません(On your mark等)。この場合はオーイングのみが単独で入ります。
他のアイドルライブなどではサビにも入ったりしますが、ラブライブでは入ったことがないです。

FuFu-Fuwa×4

サビで「フッフー」と発声し、その後「フワフワフワフワ」と発声する。

特に正式名称が無く、フッフーフワフワなどと呼ばれていたりします。サビに入るコールで、コール表でFuFu-!~Fuwa!×4と入っているところです。
具体的にどういうタイミングで入るのかと言われると説明が難しいですが、サビの詩の文節(1~2小節)ごとに「フッフー」と合いの手を入れ、最後(4小節目)に「フワフワフワフワ」を入れる感じです。
楽曲によりFuFu-!が1回だったり2回だったり、1回のサビにつき1セット入ったり2セット入ったりと色々あります。
サビでも演奏が静かになる落ちサビでは入りませんが、その後のラスサビでは入ります。

警報

特定のコールの前に「せーの」または「はいせーの」と言ってコールを促すこと。

具体的には、はーいはーいはいはいはいはいの前に「(はい)せーの」と言ったり、FuFu-Fuwa×4のFuwa×4の前に「せーの」と言って合図を入れます。
合図をするという性質上コール表には記載していませんが、タイミングに自信がある人は入れてみましょう。

跳びポ、裏跳び

主にラスサビで演奏が一瞬止まるタイミング(ブレイク)に合わせてジャンプすること。

跳びポは跳びポイントの略です。
ラスサビに入っている事が多いですが、それ以外にも毎サビに入っている楽曲もあります。コール表でラスサビにFu-!と入っているところがそれです。コールは無くても跳びポはある楽曲もあります(Pleasure Feather等)。
コール表では明確にブレイクがある楽曲のみ記載していますが、それ以外の楽曲でも跳びポっぽいなと思ったら跳んで良いと思います。

クラップ

拍手・手拍子など手を叩いて音を出すこと。

曲中にクラップ音が入っていればライブでも実際にクラップを入れる事が多いです(ハクチューアラモード等)。それ以外にもAメロのドラムの音に合わせて入れる通称Aメロクラップ等があります。
Aメロ以外でもCメロや落ちサビなどでクラップが入ることもあります(ノンフィクションヒーローショー等)。

咲きクラ

拍手した後ゆっくり手を開くようなクラップのこと。

咲きクラップの略です。手を開いていくので咲きなんだと思います。
主に落ちサビで入りますが、それ以外にもCメロや2番Aメロ等にも入ることもあります(Dream Believers等)。
性質上、演奏が静かになったタイミングでパチン…パチン…という音が聞こえるので曲を静かに聞きたい人からは嫌われます。そのため、入れるか入れないかは周りの雰囲気を見て見極めましょう。
傾向として、落ちサビがある程度長い楽曲の場合は入ることが多いです。

振りコピ、振りマネ

アニメPVのキャラクターやライブでのキャストの振り付けを真似して踊ること。

振り付けと言ってもライブの狭い座席で全身を動かすのは難しいので上半身あるいは腕のみを動かします。
ファンミーティング等でキャストから振り付けのレクチャーがある場合があります。
手を左右に振るなどの簡単な振り付けであれば初披露でも振りコピされる事が多いです(永遠のEuphoriaのサビ等)。
あまり大きく動くと周りの人に迷惑になるので程々に。

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