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【全文無料】3弾開幕!黄単ビックマム解説!
はじめに
こんにちは、hasu/Ruanと申します。
3弾環境の黄単ビックマムのデッキ解説です。
3弾の新色である黄色、コンセプトはライフ操作です。新ギミックを使うのは少し難しいですが面白いですよね。この記事では、黄単ビックマムのデッキリスト、プレイ指針、特定対面への勝ち筋及び負け筋をまとめました。
新色のデッキを扱うのは自信があります。
2弾の時は新弾初日のスタバで黒サカズキを使用して5-0優勝したりもしてました。
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今回の黄単ビックマムは、デッキパワーが高いリストが完成し、今後のメタの一角になるデッキだと思っているので記事にしました。フラッグシップにはエースとギリギリまでどちらを持ち込むか迷っていました。チームCSでは、雑多環境に勝ちやすいデッキである事もあり、調整してた1人が持ち込み、ベスト4でした。環境トップメタの白ひげが苦手という致命傷があるデッキですが、このデッキの面白さに注目しながら書いているので、良かったら最後まで読んでいってください。
黄色のリーダーについて
黄色が使えるリーダーは3人(2人?)います。
まず、黄単ビックマム
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リーダー効果で手札のトリガーを仕込むことができます。後述しますが、このリーダー効果ちゃんと使いますし、ちゃんと強いです。
次に、黄単カタクリ
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毎ターン1ドンを+2000として7000で攻撃できることに加えて、ライフの確認が行えるシンプルに強い効果を持っています。
最後に、黄黒ビックマム
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ライフを増やせるという、唯一無二の効果を持っていますが、いかんせんコストが重たい。2ドンと手札1枚でライフ1つ分はそんなに得していないし、リーダーに2ドンつけるために、そのターン6ドンしか自由でなく、うーんといった感じです。
この中から、黄単ビックマムのリーダー効果を評価したこと、カタクリのリーダー効果がデッキを組む上で、使用しないターンが発生したことなどから黄単ビックマムに決定しました。
黄単ビックマムを強く使うためのセオリー
今回ビックマムを使う上で意識した事が2つあり
①後攻
②後4の8カタクリ、後5の10ビックマムを強く置く。
この2つを軸にしたらデッキリストもビシッと決まり、強い黄単ビックマムが完成しました。
一旦リストを見せます。各カードの採用理由は後述するのでサラーっと見てください。
(→目次:採用カード解説)
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そして、このデッキの黄金ムーブを解説します。
ジャンケンで勝ったら後攻選択するので後攻前提で進めていきます。細かい殴り方は後述。
(→目次:キャラの寝かせ方)
⓪マリガン
欲しい札は
⑴ 4コスト6000キャラ、特に4カタクリ!
⑵ トリガーカード、特にソウルポーカス!
⑶ 8カタクリと10マム
①後攻1T
1プリンは出す 2サンジは青、紫対面なら出すのを検討する。
❷先攻2T
1点ライフで受ける
②後攻2T
5000リーダー攻撃→4コス6000キャラ
❸先攻3T
1点ライフで受ける
③後攻3T
2ドンつけてリーダー効果でトリガーを仕込む
(→目次:トリガーの仕込み方)
4コス6000キャラ
④後攻4T
8カタクリ ドーン!!
⑤後攻5T
10マム ドーン!!
以上!
このデッキは4コス6000キャラを最大枠の12枚採ることでこの黄金ムーブの再現性を高めています。
先攻はこの動きに1ドン追加であるイメージで大丈夫です。
キャラの寝かせ方
次は4コス6000キャラの寝かせ方を説明しましょう。
注目したいのは4カタクリです。このカードが速攻を持つ都合上、
後攻2ターン目の最終盤面が
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か
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になります。
一旦後攻3ターン目の最終盤面も見ておきましょう。
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か
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か
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になります。
この5種類の盤面をイメージしながらその対面にならこの形を作る!って決めて動くと勝率が上がります。
わかりやすく応用も効くのでエース対面での話をしましょう。
エースの先3は9割方5マルコ。後2に4カタクリを寝かせて
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の盤面を作ると、マルコが着地した後にドンがないので、リーダーエースがキャラを殴ってこないで、5000リーダー攻撃をしてくれて都合がいいです。5コストに固定の動きがある対面は、この応用で4カタクリ寝かせるのが強いです。
後3は、
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は炎帝に強いが7エースに弱い
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は7エースに強いが炎帝に弱い
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は中間択。
おすすめは相手のサーチで見えてるカードに強い形を組むか、手札に2000カウンターが2枚あれば炎帝に強い寝かせない択を取る事です。
7エースが直撃するのが対エース負け筋になりやすいです。
こんな感じで、緑の5ドレークが嫌だからカタクリ寝かせないなど、脳死でキャラを寝かせない事が大切です。
対白ひげだけ、考え方が特殊かつ、トップメタなので紹介。
白ひげ対面はキャラを寝かせない。4カタクリを寝かせてしまうと、リーダーではなくカタクリを殴られるので、都合が悪い。加えて、8カタクリで相手のマルコをライフに埋める事で、面を処理しながらモビーディックの起動を遅らせるゲーム展開が実現でき、勝ち筋になるので、ライフを詰めたくもない。なのでキャラを寝かせない。不利対面の自覚を持って勝ち筋を狙いに行きましょう!
トリガーの仕込み方
さあここから、このデッキの最大の面白ポイントである仕込めるトリガーの紹介です。
このデッキのトリガーカードは4種類。
まず、ソウルポーカス
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トリガー効果を使う事で純粋なアドバンテージが取れる最強トリガー。大体カウンター1枚分得します。このカードは素打ちする事が少ないので積極的に仕込みたい。
次に、ブリュレ
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単純にトリガーで出てくるブロッカーが強い。赤対面だと相手のドンを計算してから仕込まないと海震、9ひげの2ドン効果でケアされてしまうので少し使い方が難しい。
このカードは面白い挙動をするので、詳しく紹介。前提としてブリュレは最後のライフにいるのが強い。これは感覚的に理解してもらえると思う。
そして、後3ターン目に
まず、ビックマムでライフにブリュレを仕込み、その後で4カタクリをプレイし、ブリュレをライフの下に送る。この場合、4カタクリが速攻を持たないが先述の通り、キャラを寝かせない択を取る場合、特に白ひげ対面などでは必須の考え方になる。
次にペロスペロー
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このカードは赤ゾロ対面などで仕込むのが強い。赤ゾロ対面は5マルコが出てこない限り8カタクリを使わないので、手札の8カタクリを捨てながら赤ゾロの盤面に付き合えるペロスペローが強い。
また先ほどのブリュレを最後のライフに仕込む事の応用で、ペロスペローも最後のライフに仕込む。そうすると、相手目線は追い込んで勝ったと思ってたのに、いきなり盤面にアタッカーが現れ、手札の4カタクリなどと合わせてリーサル!という大逆転プランが完成する。手札に2000カウンターがたくさんあるときは、わざと6000リーダーなどを受けて、相手にリーサルだと誤認させ、ギリギリで耐えることができるので、トリガーのペロスペローを踏ませる事ができる。細い筋ではあるが狙う価値はある。
最後にナポレオン(愛称プチひげ)
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このデッキの弱点として、8カタクリ、10マムのターンに余りドンがなく、リーダーが5000で固定されてしまい相手の6000ブロッカーを機能させてしまう事がある。そのような場合や、自身の4コス6000キャラとの打点を揃えるという意味で、ナポレオンをトリガーに仕込む択がある。素出しのナポレオンはコスパが微妙な時が多いが、逆にトリガーで出せればコスパ抜群である。赤ゾロ対面では、ブリュレを仕込むよりナポレオンを仕込んで、ブリュレを1000カウンターに回す方が良かったりします。
この4種を仕込む事でアドバンテージを稼ぐのがこのデッキの強みです。迷ったらソウルポーカス>ペロスペロー>ブリュレ>ナポレオンの優先度で仕込むといいと思います。
以上がこのビックマムデッキの全容です。この後は各採用カードの細かい解説と不採用カードに軽く触れ、最後に対面別の補足をして終わりたいと思います。
デッキリストおさらい
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採用カード解説
4コス6000キャラを12投したら、必然的にこのリストになるので、採用理由というよりは、ちょっとした使い方の解説。
1プリン 4
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サーチカード、範囲も文句なし。4確。デッキのほとんどがサーチ対象なので、赤ゾロのナミとかと違って、ちゃんと選べるサーチという感じでパワーを感じます。基本的に、8カタクリか10マムの持ってない方を優先し、後はトリガー、2000カウンター、4コス6000キャラのバランスを見てサーチしてます。このカードを後1に出すと錦えもんの桃ボニーに強く出れたり、もし盤面に残れば8カタクリで相手のキャラではなく、自身の1プリンをライフに埋めて耐久する展開があるので要チェック。
シュトロイゼン 4
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1番ハンドに残す2000カウンター。イメージは錦えもんのイゾウ。ほとんど2000カウンターとして役目を持つが、たまに1コスブロッカーをどかすために使うといった感じ。赤ゾロ対面でサニーくんとかを処理したい気もするが、よほどハンドにトリガーが重なって無理な時以外は、カウンターで使った方が良い結論になった。
サンジ 4
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1番場に出す2000カウンター。通称:黄色い雷蔵。複雑な書き方をしてるが、効果は2ドン攻撃時1枚ドローである。赤緑対面には出せないが、青紫色対面には後1に出番がある。ペロスペローでサーチできないので要注意。
プリン 2
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真っ先にカウンターで切る2000カウンター枠。1プリンでサーチできないので注意。2000カウンターの枚数は使用しながら動かす枠だが、他の48枚を固定と考えたらちょうど良い枠。
ペロスペロー 4
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トリガーでの使い方は先述の通り。このカードの真価は3コス5000、1ドローとしての素出しの強さ。先攻を取らされると基本的に弱い動きになるが、このカードがあると結構勝てる。後攻で2枚引けた時は後3にペロスペロー×2とするとかなり強いので、基本の動きの4コス6000キャラ+リーダー効果の動きを無視してでもやる価値がある。
勘違いしやすいが、同名を持ってこれるサーチなので、ペロスペローをサーチできる。
ナポレオン 4
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トリガーでの使い方は先述の通り。
暇な時は素出しすることがあるがすぐに効果を使うわけではなく、8カタクリ、10マムのターンに使うことを考えると強く使える。手札が1000カウンターが多い時は特に強い。
ブリュレ 4
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トリガーブロッカー最強!10マムの後には素出しのタイミングがあるので1000カウンターとして切る優先度が他のカードより低く、最後まで手札に残しておきたい。
タマゴ男爵 4
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4コス6000キャラ① 個人的にタマゴ男爵のキャラが好き。
オペラ 4
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4コス6000キャラ②
同じ特徴を持つ4コス6000キャラが2種類いるのはデッキの安定感が上がり素敵。
4カタクリ 4
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4コス6000速攻は使ってみると分かるが、かなりのパワーカードである。後2には大体速攻になる。おまけのようなライフ操作が大事で、エース対面ではトリガー炎帝などをケアしながら殴る事ができ、事故らないという意味で勝率を確実に高めてくれる。相手のデッキにブロッカーが多い時は、10マムの12000アタックが通らない事が多いので、フィニッシュターンに4カタクリを投げれるようにしておくと貫通しやすい。
8カタクリ 4
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ゲームを否定しに来たカード。8おでん、8キッドなどのゲームを終わらせる力を持つキャラをライフに封印できる。クリティカルに効果を使えた時のテンポの取り方は異常である。ただ、相手のライフが増えていることには要注意で無闇に相手のキャラをライフに送らないのが大切。1コスキャラとかをライフに送ってしまうと損する事が多い。そんな時は自分のキャラをライフに埋める択を見つけたい。純粋に8コス8000ライフ1枚増加はなかなか強いと思う。
10マム 4
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バケモンカード。出すだけでライフ差2枚とフィニッシャーが確保できる。8カタクリなどで盤面が勝ってる場合が多く、相手はライフを詰め切るしかないが、10マムでライフを増やされてリーサルが無くなる、みたいな展開になる。途中の展開で出てるキャラが6000.8000のキャラなので10マムの次のターンにキャラにドンを振るだけで、9000.10000.10000.12000みたいなリーサルの取り方ができる。
ソウルポーカス 4
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最強トリガー。トリガーとしての使い方は先述。素打ちする事はまずないので、ライフに仕込むかペロスペローで捨てる。
不採用カード解説
基本的に上記の50枚のデッキバランスが良すぎて他のカードを入れる余地が無いのだが、何枚か解説を入れる。
クラッカー
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使ってみるとわかるがダブルアタックが黄色デッキだと全然強くない。スムージーなどを入れたアグロ型の黄色デッキも試したが、使用感は、1枚目のライフで5000キャラをトリガーできないと勝たない。トリガーした時に1枚手札コストが要るのが弱く、ペロスペローは手札が減らないがクラッカーとスムージーは減ってしまうのがきつい。
7マム
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先攻カード。炎帝の的になるのが辛いのと、0カウンターのカードをこれ以上デッキに積めないと思ったので不採用に至った。
威国
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2ドンを浮かせるターンが無いが正直な感想。トリガー効果も2枚分コストでライフ1枚分なのでそれならどこかでライフを守っておけばいいので強さを感じなかった。
以上不採用カードの説明です。黄色のカードプールはまだ浅く、理論より試して取捨選択することが可能なので、とりあえず色んなカードを使ってみるのも全然アリなんです。
おわりに
ご清覧ありがとうございます。
このゲームの基礎である6000以上のパワーを持つキャラを出して、テンポを取り、カウンターで守る。それができるこのデッキは、初心者の人にもわかりやすくオススメできるデッキだなと、記事を書きながら思ったりしました。相性認識は、しろひげには不利。他のデッキには満遍なく勝て、環境トップのエースに有利という感じです。新色の黄色のデッキを使いたい人の参考になったら幸いです。
ーhasu
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エースのデッキの解説を有料ですが、執筆しています。もし気になったら見てみてください!
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