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RAGE2020Autumn(Day1)

こんにちは、今回のRAGEはリリースから大会までが短いタイプのRAGEだったので水面下のメタゲームがバチバチしてましたね。特にオネストシーフと猛虎の下方修正は大きくメタが動きました。採用候補となるTier2以上のデッキが多く、ラブソングなどの数枚のメタカードで相性が変わることもある過去最大にメタ読みが難しい環境でした。

環境初期からいつも通り、考えられるだけのデッキを組んで見ましたが環境がTier2以上の乱立環境なので、尖ったデッキは使いづらく、結局、オーソドックスなデッキを選んでちょっといじることとなったので、いつもの細かいデッキ構築というよりはメタ読みと小技を紹介する感じでいきます。

メタゲーム

プレリリース----
⓪秘術ウィッチ、魔道具、連携ロイヤル
----リリース----
①冥府ネクロ、連携ロイヤル(リリース直後)
②冥府に強い 魔道具、進化Rの登場(リリースちょい後)
③ディスカドラの評価が少しずつ上昇
----ロイヤルナーフ発表----
④プロリーグにて各デッキのテンプレの固定化
⑤プロリーグでコンV魔道具リンクルAFが注目
----ロイヤルナーフ実装----
⑥魔道具1強環境 リア二ネクロの見直し
⑦魔道具に抗う、ラブソングディスカ、闘技場異形の登場
⑧JCGでラブソングが魔道具を抑え込む
----RAGE本番----

こんなかんじでメタの動きがありました。この中で注目したいのが
・魔道具とリンクルの同クラス競合
・冥府の衰退
・Wに勝てないコントロールの立ち位置   です。
まず、魔道具とリンクルは役割が似ていて明確なフィニッシュが10Tより前にあるデッキです。コントロール系統には相当な有利がついています。両者の差は、魔道具VSリンクルが魔道具から7-3の魔道具有利であること。魔道具が苦手なラブソングデッキと盤面デッキにはリンクルが強いこと。リンクルの方が格好良いデッキであること。(RAGEはなんだかんだ情の持ち込みが多いため格好良いデッキ多い)また、データ面だと直前のJCGだと予選決勝進出がリンクル10魔道具4とリンクルに傾いています。練度上げ目的で後発デッキのリンクルのシェアが多いということもありますが、以上のことから魔道具とリンクルはどちらも魅力的なデッキで、流行はリンクルだが魔道具はトップメタなのでどちらが多いとは言えない微妙な関係となっていて、予想シェアは50:50で考えることにしました。
次に冥府の衰退ですが、ウィッチに勝たないことが直接的な原因であり、これによるメタ的な変化はリア二ネクロの増加と堕落の決意の減少です。上記のウィッチクラスのような競合がネクロでは9割リア二と思っていいレベルになりました。これによりコンVの堕落の決意がワンダーコックや燃え盛る抵抗になっていき、0か1枚の採用が最新のメタでした。また、堕落の決意を強く使える進化E、進化Rは同レンジのコンVに不利なため数を減らすこととなります。
最後にそんなコントロールデッキの立ち位置ですが、ウィッチが強い環境だとしても、大型大会は全員ウィッチを持ってくるとはなりません。情のデッキやウィッチ2タテの持ち込みも多く、またウィッチの相方を倒せればウィッチに勝たなくてもいいのがBo3であり、実際コンVはウィッチ以外のTier上位には相性が良く魅力的です。ただ他のコントロールはコンVの劣化になってしまい微妙です。つまり、コンVがメタの一角となることとなります。

そして今回のRAGEは6回戦12クラスと相手をするとして予想シェアを
魔道具  2〜3
リンクル 2〜3
コンV   1〜3
ディスカ 1〜3
リア二  1〜3
その他   0〜2 ほどで概算しました。これが今回のメタ読みです。

持ち込み(魔道具エイラ)

そんな中であんまり目立ってないけど立ち位置が良いデッキがありました。それがエイラビショップです。ほとんどメタ外のデッキですがユカリという最強カードのおかげで特性として魔道具ネクロに5分、リンクルディスカに有利(6割~)というTier上位に対して強く、また、対コンVに関しては不利マッチではあるものの相手が慣れていないと先行ゼルガネイアユカリ+2面でアザゼルかかってても勝てるので、4-6マッチまでは落とし込めます。なによりも良かったのが、先述の堕落の決意の減少です。堕落3のコンVには1-9マッチレベルのきつさがありますが0か1ならエイラに1.2回進化きる余裕はあるので4-6マッチになります。

構築としては確定枠が多く(ラブソング、スフィンクスの3枠以外)自由枠の3枠の調整を永遠とやってました。スフィンクスは当初3Tに置くことばかり考えていて、ロレーナ、ピラータートルとターンが被ることから敬遠していましたが後半に置く用途とデッキパワーの底上げで評価が上がりました。ラブソングは魔道具対面の5分を少し補強する意味と1枚ならダメージカットの役割で使いやすかったので採用しました。

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相方はミラーがリンクルに流れてること、コンVとディスカがぶつかったらコンVが上がってくること、後述のBo3単位でエイラと相性が良いことから、魔道具良さそうとなって決まりました。リストは直前で魔道具40枚投げたらもっと良いリストが返ってきたので貰い物。そのため非公開。

Bo3単位でエイラ魔道具が良い組み合わせであることはコンVディスカの組み合わせが少ない予想が簡単にできることに大きく関係します。
コンVディスカは、対面にウィッチがきた時点でディスカをウィッチに当ててもV対(相手の横)、ヴァンプ対ウィッチが発生すると、(相手の横)対Vとディスカという分の悪いマッチとなります。一応リア二2タテ構成ですが、リア二ネクロはトップシェアではないので狙うのは微妙です。なのでコンVを握るならウィッチ6割リア二2割その他2割のようにディスカ以外と予想シェアどうりにくっつくと考えられます。

そうすると、エイラ魔道具の組み合わせはコンV絡みの組み合わせに対して、(魔道具vsコンVを10-0マッチとすると)
コンV魔道具 6.25-3.75
コンV秘術  6.88-3.12
コンVリア二 6.4-3.6
の期待勝率があるのでエイラがコンVに不利なのはカバーできると考えました。以上。

小言

魔道具
・基本耐えてOTKの用意をすれば勝つので難しく考える必要無いと思う。0コス3枚あれば大体OTK。
・フューチャービジョン下だとエクステンドマジックのエンスナ運用が捗る。
・打点計算はプレイ回数が10になるかを計算した方が時短できる。「にしろやと」の数え方は効率悪い。
真理の術式、マジミサ、接合はダメージの1/2分のカウントをプラス。

エイラ
・デッキ全体としてはハンド細いデッキなのでケチれる所はケチってまとめて使うリソース管理が大切。
・ユカリは最強カードなのでネクロ以外の対面単キープ推奨。(VDW)
・対ヴァンプのユカリは先10後手9まで温存。複数枚あっても雑に切ってはいけない。UBイオ以外勝つぐらいの押せ押せの展開なら切っても良い。ごく稀にユカリを7.8.9で投げて相手にネレイアを探させてマナを使わせることで相手のデッキ内打点がなくなりコンシードできる展開がある。
・対ウィッチはジャッジメント、ツタンカーメンとイヴィルから入る0コス鉄腕にユカリをかけて蓋をするので中盤にアミュ置き択を取る時結構ある。その際リンクル相手だと細かいフォロワーは無視して、魔道具にはエイラに最速で進化切らず、アミュ優先の時あり。対リンクルはガデゴの壁で面ロックされる可能性が少しあるのでなるべくクルト+ユカリで蓋をする。攻めクルト。
対魔道具先行はロレーナに無料進化を切ると先7ユカリができるが、先7にロレーナ進化ユカリはできないので、先5.6にロレーナ+2ヒールで無料進化しておく。
・細かい系は対リア二で裁きキープとか、無理にクルトで返さず、守護で顔守って多少ライフで受けてまとめてクルトするとか。

締め(試合後感想)

5-1でDay2行けてホッとしてます。マッチ運が良かっただけかも知れないですが、リンクルをカモることとコンVにエイラの先10ゼルガネイアユカリで勝てたので作戦通りといえばそんな感じです。
Day2は何回転もメタが回ったあとなのでまたやり直しです。頑張ります。
-hasu



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