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統計学との出会い~言語化に対する考えが変わった一冊~
こんにちは。今日は、初めての #読書感想文 を書きます。
どうぞお楽しみくださいませ。
「謎解き統計学|サトマイ」さんのYouTubeにハマっております。
この記事は、サトマイさんの著書「はじめての統計学 レジの行列が早く進むのは、どっち!?」の感想文です。
「はじめての統計学 レジの行列が早く進むのは、どっち!?」を手に取り、読み始めて1分。
冒頭の「はじめに」を読んだ時点で、心からこの本に出会えてよかったと思いました。
なぜなら、私が今一番興味があり身につけたいスキル“言語化”について、とても大きな気づきを得られたから。
言語化といえば、自分の意思を日本語で相手に伝えるスキルだと思っていたし、正しく日本語を使えるようになるのが言語化への第一歩だと思ってました。
しかし本書でいう「言語化」の“言語”って、日本語じゃないんです。
まさに目からウロコ、思いがけない気づきをもらった部分を引用します。
「数字で話せること」はとても重要です。なぜならば、「世界共通言語は英語ではなく数字」であるからです。
なんと!
世界共通言語は「数字」!
確かに!たしかに!
webライティングにおいても、数字の活用は重要です。文章に数字があるだけで、グッと説得力のある記事になります。
確率・統計というのは、世界共通語である数字で世界を正しく読み解き、言語化し、コミュニケーションがとれるようになる強力な武器なのです。
すごい、すごいぞ!統計学!
世の中を数字で読み解いてみたい。数字の読める人になりたい!
その答えがこの本の中にあるのか?
ページをめくる手が早まります。
・・・
私の期待とは裏腹に、本編の内容は、正直一回読んだだけではぼんやりとしかつかめなかったんです。
理由は、私が本書に裏ワザ的な知識を求めていたから。
レジの行列で一番早く順番が回ってくる裏ワザ
傘を忘れた日に限って雨が降る時の対処法
じゃんけんで勝つための必勝法
本書に書かれているのは、そういう次元の話ではありません。
裏ワザや、対処法、必勝法など、ハック的なものを数字で具体的に示すのが統計学なのだということ。
うまく言えませんが、そういう感じです。
人を文系・理系でカテゴライズするのは嫌ですが、やっぱり私は「文系」であると痛感させられました。ちょっと数字やグラフが出てくると反射的に読み飛ばしてしまったからです。
本書では、数式は読み飛ばしてOKと書かれています。しかし、統計学を本格的に学び、自分のスキルとしていくためには、数字やグラフに立ち向かっていかなくてはならないと思いました。
数字に打ち勝つための対処法も知りたかったな。なんて欲が出てしまいましたが。
末っ子は甘えん坊、とか、早生まれは損だとか、世の中にある「根拠がないがやけに説得力のある事象」に対する見方が、本書をきっかけに少しだけ変わりました。