子どもの「なぜ?」は知恵のタネ。大切に育てたいけど、なかなか難しいよね!
最近、娘たちの「なぜ?」が止まりません。
う~ん、難しいぞ。
カンタンには答えられない内容のものばかりなのです。
私が答えに困っていると、娘たちは「ママ、早くスマホで調べてよ!」とせかしてくるのですが。
「スマホで調べて答えるだけじゃ、なんだか親として情けないなぁ」なんて思うんです。
娘たちのギモンの多くは、答えが一つではない問題ばかり。それぞれの立場によって善か悪かなんてカンタンに変わってしまいます。
私個人の考えで、「それは、〇〇だからだよ」と言ってしまっていいのだろうか。
ちょっとキケンなんじゃないの?
だからといって、せっかく湧いたギモン、ネットで答えを調べて終わり?
娘たちの「なぜ?」をもっと有効活用したいんです。
「なぜ?」は世の中を知るキッカケにもなるし、思考のトレーニングにもなる、知恵のタネなのではないでしょうか。
そこで、私は考えました。
「”なぜ?”と聞かれたら、一生懸命考える姿をみせる」という作戦を。
ネットで調べて出てきた答えを読むのではなく、まず私のアタマで考えた答えを伝えてみることにしたんです。
そして、答えに至った根拠や過程も、そのまま伝えてみることに。
つまり、思考する姿をあえて見せるというわけです。
例えば、「なぜ車のナンバーに”渋谷”がないか」に対して、私はこう答えました。
我ながら、いい着眼点じゃないか?
そう思ったのもつかの間。
「なんでお金持ちだとあおり運転されるの?」
新たなギモンが生まれる娘。
れんこんママ、頑張ります。
「ママ、また適当に答えたでしょ!」
えっ、また?
またって何?
いつもテキトーに答えてるって思ってるの?
ちゃんと考えてるのに!
娘たちは「なぜなぜ期」真っ最中のようです。
ほう。
娘たちは、より深い本質的な部分を知ろうとしているのですね。
渋谷のナンバープレートの解答、本質的じゃなかったよね。
本質的とは、つまり、こういうこと。
思考する姿をあえて見せるのもいいけど、正しい情報を調べて伝えるってことも、大切なのかも。
おや?逆に私が成長してしまった……