上野に住みたいが、暮らしたくはない
noteからお題が発表されたのは一週間前ですが、「どこに住むか」については、常日頃から想像を膨らませているテーマでした。
どこでも住めるとしたら、私はこんなところに住みたいです。
・海がよく見えるところ（できれば波の音も聞こえるくらいの距離）
・緑が多いところ
・大きな木が近くにある
・おいしいパン屋さんが近くにある
・大きな公園が近い
・無印良品が徒歩圏内にある
・駅から近いもしくは直結している（新幹線がとまる大型ターミナル駅）
・・・おそらく日本には存在しません。
私の知る範囲で、いちばん希望に近いのは「JR上野駅」。
海は見えませんが、大きな公園もあるしショッピング施設も豊富。パンダもいるし、美術館もたくさん。きっと素敵なパン屋さんもあるでしょう。
なにより、あんみつ「みはし」が近くにある！
あんみつ「みはし」の、あんず白玉クリームあんみつが大好きなもので。
上野いいな、上野に住んでみたいです。
でも、上野で暮らしたいかというと、「？」がついてしまいます。
上野で暮らすためには、ものすごくお金がかかるでしょう。
上野は、東京都内の中でも土地が高い。
特にマンションは、ギャグなの？って思えるくらいの価格です。
家を借りたとしても買ったとしても、かなりお金がかかります。
また、上野駅はオフィスや大学、レジャー・ショッピング施設などが集まっており、常に人であふれています。
上野恩賜公園は桜の名所でもあり、春になるとさらに人・人・人！！
上野駅構内はとても複雑。電車を降りて駅の外にでるまで軽く10分以上かかる場合もあります。
ＪＲだけでも山手線や京浜東北線、東北新幹線など計11路線が乗り入れているらしく（※参考：wikipedia）東京メトロ日比谷線や銀座線も乗り入れております。
駅の近くに住んだとしても、電車に乗るまでになんだかんだ時間かかっちゃいそうですよね。
この先テクノロジーがいくら進んでも、生身の人間をある場所からある場所へ瞬間移動させることは不可能でしょう。（ドラえもんがいればなぁ）
なので、上野は住んでみたい場所ではありますが、暮らしたいかというと、即答はできないんですよね。
毎日あちこちでお買い物して、あっという間にお金がなくなりそう。
もし上野に住んだとしても、一度もパンダを見ることなく、引っ越してしまうんだろうな。「いつでも行けるから」と。
・・・
「住む」は、場所や空間に自分がいることを示します。
「暮らす」は場所や空間を示すこともありますが、「生活する」という行動全体を表すイメージです。ライフスタイルを表したりもします。
「住む」と「暮らす」には、微妙な違いがあるようです。
でも、どこでも住めるとしたら、上野に住んでみたい。
公園を歩いたり、美術館に行ったり、おいしいあんみつを食べてパンダを見て歩いて家に帰る。
気が向いたら、新幹線に乗って東北へお出かけしてみたり。
いいな。いつか、期間限定で住んでみるのもアリかもしれないな。
あとがき
10年くらい前、ディズニーランドの近くに住んでいました。電車で10分あればいける距離にもかかわらず、一度も行きませんでした。
「いつでも行ける」と思うと、ついつい後回しにしてしまうものですね。