独断と偏見でセレクトした日本代表監督候補8人
タイトル通りあくまでも個人の意見なので、「そういう人選もありかな…?」くらいの感覚でお読みください。
※日本人ばかりなのは、今のJFA会長が日本人に固執しているためです。
1、大岩剛 (U-18日本代表)
元鹿島アントラーズ監督。攻撃戦術は選手のアイデア任せな面があり評価は低いが、守備構築には定評あり。そのシンプルなサッカーは浸透にあまり時間がかからず代表向きと思われる。詳しくは過去の https://note.com/hasumyon/n/n8b6aae83a69d を参照のこと。現時点で最も現実的な人材と思われる。
2、下平隆宏 (フリー)
柏や横浜FCで披露したシステマチックで美しいサッカーにはファンが多く、戦術面で彼を批判する人は非常に少ない。両クラブで確かな実績を残したことから、頭でっかちな理想家ではなくチームを確実に強くできる男と言える。人間性も高く評価されており、日本を代表するに相応しい。
一方、彼のサッカーはよく練られている反面シンプルではなく、練習期間の短い代表チームに向いているとは言い難い。今の代表選手の能力の高さを考えれば上手くいく可能性はあるが、そこは未知数。
3、ハイメ・ロサーノ (フリー)
東京オリンピックでメキシコ代表を率いた渡部篤郎似の監督。JFA会長は「ジャパンズウェイ」などと言って日本人に固執しているにもかかわらず、東京五輪期間中、JFAが彼に目をつけているとの報道があった。報道が事実ならば謎である。
五輪でのメキシコ代表のサッカーは非常に魅力的で強さも感じられ、また彼の右腕として日本人コーチが活躍していたこともあり、彼の就任を期待する声は少なくない。その一方で、森保ジャパンとの初顔合わせで戦略負けしたのは懸念要素。また、せっかく就任してもJFA会長や取り巻きをはじめとする人々の「ジャパンズウェイ」の中で実力を発揮できるかは未知数。
4、鬼木達 (川崎フロンターレ)
川崎での華麗かつ強力な攻撃に注目が集まるが、前監督の難点であった守備面を劇的に改善させた手腕の持ち主でもある。おそらく今、最も評価の高い日本人監督だろう。
ただし優勝争い真っ只中の川崎がこのタイミングで彼を手放すとは思えず、また下平隆宏同様に練習期間の短い代表で実力を発揮できるかは未知数。
5、長谷部茂利 (アビスパ福岡)
今季福岡を躍進させているJリーグ屈指の名将。4-4-2をベースとした戦術は特段際立つものではないが、現有戦力で最大火力を生み出せる。選手の闘志を奮い立たせるモチベーターとしても優秀で、代表監督向きと思われる。ただし福岡が手放すとは考えにくい。
6、片野坂知宏 (大分トリニータ)
Jリーグ屈指の評価を受ける熱き名将。大分の監督に就任して以来、計算されたシステマチックなサッカーでチームを躍進させてきた。試合中に全身で選手に指示を送る姿はライト層受けも良さそう。(もちろんそれを理由に監督に選ぶような事があってはならないが)
しかし、現在J1残留争い真っ只中の状況にあるクラブをこのタイミングで離れるとはイマイチ考えにくい。
7、渡邉晋 (フリー)
戦術に詳しい人々から最高クラスの評価を受けているダンディマン。戦力の恵まれていない仙台を長きに渡り中位で安定させた手腕は高く評価されて然るべきだろう。ただ仙台での目立った実績と言えばルヴァンカップ準優勝くらいで、最近まで監督を務めていた山口では低迷。自ら職を辞している。
8、城福浩 (サンフレッチェ広島)
Jリーグ屈指の熱い(うるさい)監督。戦術に詳しい人々からの評価は低いが、若手を積極的に抜擢しながらまずまずの成績を収めている。また、格上を相手にした時の強さは日本最高峰。W杯本戦で何かを起こすならアリだと思われる。なお勝つべき試合に勝てないことも多いので、着実に勝ちたい最終予選には向いていない。