知っておきたいイマドキの有名、有望なサッカー選手 34名 (改訂・増強版)
これは、以前ツイッターに投稿した画像↓
を文章化し、1名を追加し、その他ところどころを修正・加筆したものである。
なお、
・メッシ
・クリスティアーノ・ロナウド
・ネイマール
・イブラヒモヴィッチ
の4名はすでに有名すぎるほど有名なので、ここでは紹介していない。
それでは早速、ポジション順に行ってみよう。
フォワード (センター)
ロベルト・レヴァンドフスキ
FCバイエルン・ミュンヘン所属 (ブンデスリーガ)
ポーランド代表🇵🇱
33歳 185cm
世界最高のストライカー。ミドルシュート、ヘディング、オーバーヘッド、ヒールシュートなど、とにかく得点パターンが豊富で、全ての精度が一級品。ゴール前で彼にボールが渡ったら、もうその時点でゴールである。
バッキバキに鍛え上げられた強靭なフィジカルで相手選手を背負い、味方のゴールをお膳立てするのも上手い。2015年には強豪相手に「9分間で5得点」という超人的な記録を達成した。
ハリー・ケイン
トッテナム・ホットスパーFC所属 (プレミアリーグ)
イングランド代表🏴
28歳 188cm
パワフルな肉体と優れた得点感覚を持つストライカー。レヴァンドフスキ同様に得点パターンが多く、おまけにボールキープや味方との連携も得意という、実にディフェンダー泣かせな男。
チームのために献身的に守備をしてくれる真面目さも取り柄の一つ。スピードがあまり無いことを除けば完璧に近いストライカーと言えるだろう。ちなみに奥さんは幼馴染。
キリアン・エンバペ (ムバッペ)
パリ・サンジェルマン所属 (リーグ・アン)
フランス代表🇫🇷
23歳 178cm
ロシアW杯で世界中に衝撃を与えた韋駄天。陸上短距離走者並みのスピードに、テクニック、ドリブルスキル、シュート精度が振り落とされずに乗っているのがヤバい。大柄ではないがフィジカルにも優れ、巨漢相手にも簡単には競り負けない。
攻撃的なポジションならどこでもこなせる柔軟性も魅力。まさしくスポーツエリート。現在、世界で最も市場価値の高いサッカー選手である。
アーリング・ハーランド (ホーラン)
ボルシア・ドルトムント所属 (ブンデスリーガ)
ノルウェー代表🇳🇴
21歳 194cm
史上最高のサッカー選手になりつつある、超ド級の怪物。194cm87kgの巨体で「蝶のように舞い」、世界トップクラスの威力と精度を誇る左シュートを「蜂のように刺す」。サッカー選手だった父親の影響か、ベテランのように巧みな駆け引きを見せるのも特徴。
魔人ブウ(悪)のような見た目に反してインスタの投稿はほのぼのしており、お手製のキャラメルの写真をストーリーに載せたりしている。
ドゥシャン・ヴラホヴィッチ
ユヴェントスFC所属 (セリエA)
セルビア代表🇷🇸
21歳 190cm
エンバペ、ハーランドと並びビッグクラブが争奪戦を繰り広げていた若きストライカー。今冬にフィオレンティーナからユヴェントスへと移籍し大きな話題になった。
恵まれた体格から繰り出される圧倒的パワーを存分に活用し、ポストプレーをはじめ様々な役割を担える器用な選手だが、中でもシュートセンスは群を抜いている。大柄ながら瞬発力とゴール前での駆け引きにも優れ、守備の国イタリア・セリエAでゴールを量産している。
ラウタロ・マルティネス
インテル・ミラノ所属 (セリエA)
アルゼンチン代表🇦🇷
24歳 174cm
ストライカー大国アルゼンチンが生んだモダンなセンターフォワード。ドリブルでの仕掛けもポストプレーもチャンスメイクも守備もできる器用な選手。比較的小柄ながら、強烈なミドルシュートやヘディングでのゴールが多いのも特徴。
インテルではツートップの一角だが、アルゼンチン代表ではワントップを務めている。身長175cm未満のワントップがほとんど見られない現代サッカー界において、文字通り最前線で躍動する彼は小柄なアタッカーたちの希望の星と言えるだろう。
ジョアン・フェリックス
アトレティコ・マドリード所属 (ラ・リーガ)
ポルトガル代表🇵🇹
22歳 181cm
端正なルックスで熱烈な女性人気を集める、センス抜群の若手スター。テクニック満載のドリブルでスルスルと相手を抜き去り、自らゴール前に侵入して颯爽とゴールを決める。
攻撃的なポジションならどこでも出来る万能性も強みで、守備陣にとって非常に嫌なタイプのアタッカー。昨今はやや伸び悩んでおり、殻を破れるかに注目が集まる。
フォワード (サイド)
モハメド・サラー
リヴァプールFC所属 (プレミアリーグ)
エジプト代表🇪🇬
29歳 175cm
エジプトで絶大な人気を誇るスーパースターであり、爆発的な攻撃力を有するリヴァプールの絶対的エース。
巧さ、速さ、強さの三拍子揃ったドリブルで相手守備陣をパニックに陥れ、心臓に毛が生えているかのような落ち着き払ったシュートで得点を量産する。細く見える身体は、実は鎧のような筋肉に覆われている。
ヴィニシウス・ジュニオール
レアル・マドリード所属 (ラ・リーガ)
ブラジル代表🇧🇷
21歳 176cm
10代の頃から世界中の注目を集めてきた快速ドリブラー。スピードとテクニックを両立したドリブルはすでに世界トップクラスの破壊力。
レアルの監督に名将アンチェロッティが就いてからは、課題だったチームメイトとの連携やシュート精度も格段にアップした。順調にワールドクラスへの階段を登っている。
フェデリコ・キエーザ
ユヴェントスFC所属 (セリエA)
イタリア代表🇮🇹
24歳 175cm
有名サッカー選手を父に持つ快速ドリブラー。最大の武器は苗字のイメージそのままのキレキレドリブルだが、シュートも上手く守備も全力でこなす。今やユヴェントスとイタリア代表を牽引する重要な存在である。
超がつくほど真面目かつ謙虚な好青年で、親の威光を笠に着ることなく、自分の道は自分で切り拓いてきた。謎多き宇宙に強い興味を示す。
ソン・フンミン
トッテナム・ホットスパーFC所属 (プレミアリーグ)
韓国代表🇰🇷
29歳 183cm
高校に入学するまでは父親の英才教育(個人レッスン)で育ってきたという異色の経歴の持ち主にして、アジア史上最高のサッカー選手。
高速ドリブルで相手守備陣を翻弄し、両足から放たれる高精度かつ強烈なシュートで得点を量産する。日本人選手たちを何かと称賛し、日本の文化が好きだと明言している。
アンス・ファティ
FCバルセロナ所属 (ラ・リーガ)
スペイン代表🇪🇸
19歳 178cm
バルサ下部組織で久保建英とチームメイトだった神童。16歳でプロデビューし、そのクオリティで全世界の度肝を抜いた。
高い身体能力を活かした単独でのドリブルだけでなく、正確な状況判断力も持ち合わせ、味方との連携にも苦労しない。シュートも上手く、バルセロナのサイドアタッカーとして理想的な選手。しかし、昨今は怪我に悩まされている。
アダマ・トラオレ
FCバルセロナ所属 (ラ・リーガ)
スペイン代表🇪🇸
26歳 178cm
ボディービルダーのような肉体と、陸上短距離走者並みのスピードをあわせ持つフィジカルモンスター。得点力には難があるため、ウイングではなくウイングバック等、サイドのもう少し守備的なポジションで起用するのが最適との声もある。
最近バルセロナにレンタル移籍で加入したが、こう見えて(?)、実はバルセロナ下部組織出身である。
ミッドフィルダー (攻撃的)
ケヴィン・デ・ブライネ
マンチェスター・シティ所属 (プレミアリーグ)
ベルギー代表🇧🇪
30歳 181cm
広い視野と抜群の状況判断力を軸に、正確なパスを繰り出して相手守備陣を撹乱する。ドリブルやシュートも得意としており、守備もサボらない、現代型司令塔の代表格。
世界最高のミッドフィルダーに推す声も多い、お手本のようなサッカー選手。この人のプレーはとにかく見る価値がある。
ブルーノ・フェルナンデス
マンチェスター・ユナイテッド所属 (プレミアリーグ)
ポルトガル代表🇵🇹
27歳 179m
低迷していた名門マンチェスター・ユナイテッドを一人で立て直した救世主。
ピッチのあちこちに顔を出して攻撃をコントロールしつつ、ゴール前にも顔を出してゴールとアシストを量産する。細身だが非常に強いミドルシュートを打てるのも特徴。デ・ブライネと肩を並べる、世界最高峰の現代型司令塔。
カイ・ハフェルツ
チェルシーFC所属 (プレミアリーグ)
ドイツ代表🇩🇪
22歳 189cm
ほっそりとした長身から多彩なテクニックとパスを繰り出して相手を翻弄する華麗なアタッカー。このタイプには珍しくスピードもあり、頻繁に最前線に飛び出して得点を奪えるのも魅力。
オフは動物愛護活動とピアノに勤しむ、物静かな青年。
マルティン・ウーデゴール
アーセナルFC所属 (プレミアリーグ)
ノルウェー代表🇳🇴
23歳 178cm
16歳でレアルデビューを果たしサッカー界の話題をさらった神童。中盤でボールを受けると意外性のあるパスを駆使してチャンスを生み出す、見ていて楽しい選手。ボールの持ち方がエレガントで超カッコいいのでぜひ見てほしい。
アーセナルでチームメイトの冨安は、自身の加入当初に彼から提供されたサポートに感謝しているそう。
ミッドフィルダー (守備的)
エンゴロ・カンテ
チェルシーFC所属 (プレミアリーグ)
フランス代表🇫🇷
30歳 168cm
2〜3人いるように見える圧倒的な運動量でチームを支える、小柄な遅咲きスター。同郷のレジェンド・マケレレを彷彿とさせる驚異的な守備能力で知られるが、攻撃面でも活躍できるのがカンテの凄さ。
穏やかな性格で可愛いエピソードが多く、人気が高い。詳しくはウェブで。
ペドリ
FCバルセロナ所属 (ラ・リーガ)
スペイン代表🇪🇸
19歳 174cm
東京五輪にも出場した「イニエスタ2世」。まるで敵味方の位置を完璧に把握しており、数秒先が見えているかのようなプレーを披露する。正確なテクニックと意外性のあるパスでピッチに花を咲かせることもできる天才。18歳にしてバルセロナとスペイン代表の主力になったのも納得。
上記のアダマ・トラオレとは逆で、意外にもバルサ下部組織出身ではない。
レオン・ゴレツカ
FCバイエルン・ミュンヘン所属 (ブンデスリーガ)
ドイツ代表🇩🇪
26歳 186cm
ドリブル、パス、シュート、フィジカル、スタミナ、ボール奪取、戦術理解力、etc…サッカー選手に求められるそれら全ての能力が、バランスよくハイレベルに備わった現代サッカーの申し子。
一昨年、細かった体が短期間でマッチョ化しサッカー界で話題になった。今や筋トレしてムキムキになることを「ゴレツ化」と呼ぶとか呼ばないとか。
フレンキー・デ・ヨング
FCバルセロナ所属 (ラ・リーガ)
オランダ代表🇳🇱
24歳 180cm
2019年に移籍金110億円でバルセロナに加入した、オランダの頭脳。
冷静かつ巧みなボール捌きと鋭いパスで攻撃をコントロールする司令塔タイプだが、ドリブルや守備が非常に上手いのも大きな特徴。サイド以外であればどこでも(センターバックでも)プレー可能という器用さゆえに、最適な起用法が常に模索されている。
エドゥアルド・カマヴィンガ
レアル・マドリード所属 (ラ・リーガ)
フランス代表🇫🇷
19歳 182cm
18歳時点で「すでに完成されている」と評された驚異の若手。長い足を駆使した高い守備能力に加え、ドリブル、パス、ボールキープで違いを生み出すこともできる。
幼少期に柔道で培われた(と思われる)ボディバランスも大きな武器。若き日の本田圭佑に風貌が似ていると思うのは僕だけだろうか。
ディフェンダー (サイド)
トレント・アレクサンダー=アーノルド
リヴァプールFC所属 (プレミアリーグ)
イングランド代表🏴
23歳 175cm
サイドバックながら、サイドバックの域をはるかに超える攻撃力の持ち主。特筆すべきは最高級の精度と速度を両立するキック。クロスを味方の頭に合わせるのも、ロングボールを相手の嫌がるエリアに落とすのも、自らシュートを叩き込むのも最高に上手い。
守備面にはやや課題を残すものの、まだ23歳。年齢を考えれば恐るべき完成度である。
ジョアン・カンセロ
マンチェスター・シティ所属 (プレミアリーグ)
ポルトガル代表🇵🇹
27歳 182cm
守備力よりも攻撃力を売りにするサイドバック。サイドバックでありながら中盤から前線まで縦横無尽に動き回り、テクニカルなプレーで攻撃にアクセントを加える。
その特異なプレースタイルは「カンセロロール」と呼ばれ、戦術愛好家たちのハートを掴んで離さない。両足を遜色なく使えること、両サイドバックでプレーできることも強み。
アンドリュー・ロバートソン
リヴァプールFC所属 (プレミアリーグ)
スコットランド代表🏴
27歳 178cm
世界最高峰の左サイドバック。スコットランド代表のキャプテン。10代の頃は評価されず、アルバイトをしながら夢を追い続けた苦労人でもある。
最後尾⇆最前線を90分間行き来し続ける無尽蔵のスタミナを持ち、熱い闘争心、高精度クロス、粘り強い守備で左サイドを制圧する。
アルフォンソ・デイヴィス
FCバイエルン・ミュンヘン所属 (ブンデスリーガ)
カナダ代表🇨🇦
21歳 183cm
リベリア人だが難民としてカナダに移住し、今やカナダを代表する一流選手に登りつめた。サッカー界最高峰のスピードの持ち主で、攻撃ではドリブルで脅威になり、守備では相手のカウンター攻撃を一人で阻止するチート選手。
攻守に優れた能力を持つことから、カナダ代表ではサイドアタッカーなど攻撃的な役割を担うが、バイエルンでは左サイドバックでプレーしている。
ディフェンダー (センター)
フィルジル・ファン・ダイク
リヴァプールFC所属 (プレミアリーグ)
オランダ代表🇳🇱
30歳 193cm
世界最高のセンターバック。高さ、速さ、予測能力、ボール奪取スキル等、ディフェンダーに必要な能力の全てがトップクラスの「堤防」。
世界最高峰イングランド・プレミアリーグにおいて、2019年8月まで50試合連続で一度もドリブル突破を許さなかったという、常人にはありえない記録を持つ。
ダヴィド・アラバ
レアル・マドリード所属 (ラ・リーガ)
オーストリア代表🇦🇹
29歳 180cm
アジアとアフリカの血を引く超万能型サッカー選手。守備的なポジションならどこを任されてもワールドクラスで、レアル加入当初はその起用法に注目が集まったが、現在はもっぱら最も守備的なポジションであるセンターバックで躍動している。ちなみに、かつてトップ下を務めていたくらいには攻撃力も高い。あまりにも万能すぎる。
サイドバックがボランチの位置に入って攻撃をコントロールする戦術「偽サイドバック」は、その先駆者である彼の名を冠して「アラバロール」とも呼ばれる。
マタイス・デ・リフト
ユヴェントスFC所属 (セリエA)
オランダ代表🇳🇱
22歳 189cm
青春ドラマの主人公のような顔立ちのマッチョマン。見るからに強そうな体格と優れた守備センスを武器に、一対一や空中戦で無類の強さを発揮する。
また、的確なパスと大胆なドリブルで最後尾から攻撃に関与することもできる、完成度の高い現代型センターバック。
冨安健洋
アーセナルFC所属 (プレミアリーグ)
日本代表🇯🇵
23歳 187cm
世界最高峰イングランド・プレミアリーグで躍動する若き日本人ディフェンダー。日本代表ではセンターバックを、アーセナルでは右サイドバックを務めている。
昨年、絶不調に陥っていた名門アーセナルに加入し、チームの劇的な立て直しに大きく貢献。イタリアで鍛え上げた力強くセンス溢れる守備は、サッカーの母国でも絶賛されている。確かなテクニックと戦術眼に基づいたダイナミックな攻撃参加も魅力的。
ゴールキーパー
アリソン・ベッカー
リヴァプールFC所属 (プレミアリーグ)
ブラジル代表🇧🇷
29歳 191cm
ゴールキーパーの役割が格段に増えた現代サッカー界において、総合的な能力が最も高いであろう選手。長い手足によるシュートストップは言わずもがな、長短のパスを駆使した攻撃参加や異常な強さを誇る一対一も特徴。
絶対に味方を怒鳴らない主義。
エデルソン・モラエス
マンチェスター・シティ所属 (プレミアリーグ)
ブラジル代表🇧🇷
28歳 188cm
おっかない風貌が特徴的な最先端ゴールキーパー。相手に強い圧力をかけられても飄々とパスを繋ぐ強心臓の持ち主で、相手守備陣に隙があると見るや圧倒的なパワーと精度を有するロングパスを送り込み、味方のゴールをアシストすることもできる。
アリソンとのブラジル代表正守護神争いは熾烈を極めている。
ヤン・オブラク
アトレティコ・マドリード所属 (ラ・リーガ)
スロベニア代表🇸🇮
29歳 188cm
堅守が武器のアトレティコ・マドリードに、最後の砦として君臨する絶対的守護神。優れたポジショニングセンスと人間離れした反射神経の持ち主で、シュートストップ能力は世界一と評されている。
今季はチーム共々不調に陥っており、脱却の糸口を見出せるかに注目が集まる。
ジャンルイジ・ドンナルンマ
パリ・サンジェルマン所属 (リーグ・アン)
イタリア代表🇮🇹
22歳 196cm
弱冠16歳でACミランのゴールキーパーとしてデビューし、以降イタリアサッカー界の期待を全身に背負ってきた青年。
際立つ巨体と抜群の反射神経を活かし、奇跡的なスーパーセーブを連発する。課題も多少はあるものの、年齢を考えれば全て伸びしろでしかない。とはいえ、PSG移籍以降ほとんど出場機会を得られていないのは気がかり。