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育児:ゆるいネントレ実践記録(ジーナ式参考)


1.魔の3週目に始まった悪夢

病院で助産師さんに「〇〇さんBabyは、よく眠る手のかかりにくいタイプだと思いますよ~!」と言われたのが嘘のように、この世に誕生して3wksが経過すると、我が子が昼夜問わずずっと泣き続ける状況に陥りました。泣

おむつ替えて、ミルクあげて、温度も37°で適温、不快な要素は何もないはずなのに、ずーーーーーーーっと泣き続ける!!!!!!!(Why…)
抱っこしてふらふら歩くorスクワット以外に泣き止ませる方法がない!

こうなると、産後メンタル+身体ボロボロの私はもうお手上げ。
(深夜の授乳時は、子を直視しながら「なんて可愛くないんだ・・・」と真剣に生んだ事を悔やみかけていたことは内緒です。)
→旦那氏曰く、この時期の私は目が死んでいたらしい・・・。

辛すぎて、ネットで「赤ちゃん 寝る」とか「赤ちゃん 泣き止む」をググり続ける日々。

2.ネントレって何?

■ ネントレ=ねんねトレーニング

このままじゃ、鬱になりそうだったので何とか寝てもらえないかと考えている中で出会った「ネントレ」という言葉。
ねんねトレーニングの略らしいです。

昭和生まれの田舎者である私は「子供はなるべく自然に育てるのが良し」的な考えを持っていて、あんまりトレーニングとか教育とか興味がなかったけれど、目の前のお子が少しでも寝てくれて、この苦しみから解放されるなら!とゆるめのネントレを開始する事を決意。

■ ジーナ式ネントレ

ネントレ関連は色々な派閥?があるらしいですが、知人のNoteで見た「ジーナ式」というものを参考にしようと早速メルカリで書籍を購入。

イギリス人のNanny(乳母)であるジーナさんという方の著書で、1999年に出版した初版は世界的に大ヒットし、2007年にこの改版が出たそう。

しかしながら、この本・・・・めちゃくちゃ分厚い細かい!
洋書の和訳版って、やたら長いイメージあるのですがこの本も例外ではなく。(スケジュールとか、Excelにまとめて出版してほしいw)
多分、著書が長すぎるのでジーナ式をかみ砕いて教えてくれるコンサル?みたいな人もたくさんいる雰囲気。↓このYoutubeみたいなやつ。

https://www.youtube.com/watch?v=qsQTXuokgvQ

(詳細は書くと膨大になるので、興味のある人はYoutube見たりしてもらって・・・。)

3.ゆるーいネントレ開始


■ ネントレでやったこと

ジーナ式は、ものっすごく細かくスケジュールが決まっていて、
とてもじゃないけれど大雑把な私には向かないので、自分なりのゆるーいネントレを実施。

  1. 19時-20時の間に真っ暗で静かな寝室に移動させる

  2. 昼間は部屋を明るくして、朝晩の区別をつける

  3. 夜の授乳は部屋を暗くして行う

  4. 昼間は連続2時間以上寝かせない

  5. 夜の睡眠時はスワドルを着せる

  6. 夜の入眠時は抱っこをしない(自分で入眠してもらう)

■ 結果

結論から言うと、ゆるいネントレは成功した模様!

ぴよログの睡眠ログはこんな感じになりました。
(大雑把性格なので、昼間の睡眠時間は付け忘れ多くて参考にならぬ・・・。夜だけ見てください。)

★ネントレ初週
バラバラ・・・。夜中にミルク飲んだ後ぐずる事も多々。
★ネントレ2週目
※昼間つけてません…。
やっぱりまだバラバラ。夜もなかなかぐずるけど、抱っこはしないを徹底。
赤子の泣き声聞きながら夕食辛かったな…。夫婦で顔が死んでいた。
★ネントレ4週目
生後ほぼ2ヶ月、19時頃入眠の型が定着!
3〜4時間睡眠出来るようになったけど、早朝が課題・・・。
それでも、夜寝かし付けしないでこれは上出来!!
息子、ありがとう!!!!

4.ジーナ式の良いと思ったところ

赤ちゃんへの対応は、基本的に『Demand feed』(赤ちゃんが何を欲しがっているか?をベースにして対応)するように、産院でも行政にも言われる気がするけど、ジーナ式の考え方は、親が赤ちゃんの要求を先読みして対応することで、『赤ちゃんの生活を管理する=赤ちゃんも親もハッピー』という考え方。

「ジーナ式=赤ちゃんを泣かせたままにする=かわいそう」
っていう印象が強いみたいだけれど、ジーナさんは「抱っこが睡眠のトリガーになること」を避ける事が重要で、入眠はあくまでも赤ちゃんに自主的に行ってもらうことが大事だと説いている。

”赤ちゃんの可能性を信じる”っていうのは、結構好きだなと思った。
※同じような考え方が、保育園見学した園の方針本にあったような。あんまり覚えていないけど、多分これ。こどもはみんな天才!っていうやつ↓


今の日本では、「”抱き癖”っていう言葉は古いのでたくさん抱っこしてくださいね!」ってそこら中で言われるけれど、個人的にはジーナさんの「抱っこで入眠癖がつくと、抱っこなしでは寝られない(自力で入眠できない)子になる」という言葉の方が説得力があるなと感じた。

ということで、我が家では19時の睡眠~朝まではぐずっても絶対に抱っこしないを徹底(トントンしたり、胎内音聞かせた)。
結果的に今は19-20時に暗い部屋に移動すれば、自分で入眠できる子になったので、大変助かってます。(ジーナさん、ありがとう!涙)

ただ、ジーナ式を真剣に行うのは正直しんどすぎるので、気負い過ぎないで「こういう考えもあるんだな~」くらいで、実践できそうな部分のつまみ食いくらいがちょうど良いかと。

ネントレのおかげなのか、月齢が上がって自然とできるようになったのかは謎ですね!あと、赤子はみんな違うので寝れる子もいれば寝れない子もいると思う。うちがラッキーだっただけかなとも。
でも、子供の手助けができればって思うと、親として彼らの要求を先読みして管理してあげるのは意外に大事なんじゃないかなとも思う。

育児って奥深いなー。


※補足:筆者は、完ミ育児です。

*執筆時間:50min 
スクショ画像挿入に手間取った。めんどくさがりに辛い。





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