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読書ログ:北欧こじらせ日記シリーズ

北欧こじらせ日記  2022/2/18 週末北欧部chika (著)


1.あらすじ(本の要約)

北欧好きをこじらせた会社員が、寄り道だらけの人生で見つけた、自分だけの夢の道。それはまさかの…フィンランドで、寿司職人?

「あの日フィンランドに出会っていなかったら、きっと私の人生は、全然別のものになっていたと思う」

北欧の魅力にとりつかれ、通うこと12年。移住のために、会社員生活のかたわら寿司職人の修業を開始。モットーは「とりあえずやってみる」。そんなこじらせライフを、全編書下ろしのコミックエッセイにまとめました。

人生を、夢を、自分らしく全力で楽しむ姿に「読むと元気になる! 」「ほっこりした」と大反響。フィンランドのおすすめの場所や、日本で楽しむ北欧ライフのコツをまとめたコラムもたっぷり。
(By Amazon)

「北欧こじらせ日記シリーズ」は、主人公が北欧での生活を通じて直面する孤独や愛、自己探求を描いた物語です。主人公は異国の地でさまざまな人々と出会い、文化の違いや人間関係の複雑さに葛藤しながら成長していきます。日常の中の小さな幸せや発見、心の傷を癒す瞬間が、繊細な筆致で綴られています。(By Chat GPT)

2.重要だなと思った点まとめ


  • 「好き」を大切にすること

  • 「好き」は全ての原動力になる

  • こじらせずに最短距離で目的に到達した方が効率的。だけど、遠回りしたからこそ産まれる「覚悟」もあり、後の大きな原動力になる

  • 好きを自分の内側だけに留めず、外に出し積極的に交友して広げることの大切さ

3.感想など全般

■共感できる点多々、でもそこまでの「好き」を見つけるのは私には・・・

オーストラリアにワーキングホリデーに行き、現地への移住もすこーしだけ考えたことのある私にとって、全体的に共感できるような内容が多かった。
しかしながら・・・1点だけ大きく異なるのが、「好き」の強さ!

私は、オーストラリアとか海外での生活を特別な「好き」には変えられなかったなぁ・・・。
確かに都市と自然の距離が近いところとか、人々が優しくておおらかなところとか、好きなところは多かったけど、長野出身ということもあって、もともと自然いっぱいのエリアで育ってきたし、人も割とフレンドリーだったかし、日本の文化も食も大好きだったから、そんなに海外に強烈な魅力は感じなかった・・・。だからこそ、筆者のフィンランド愛が羨ましく感じた。

■好きなことをするために何を犠牲にするのか?

(以下、ネタばれ含む)
せっかく就職したレストランが閉店になるということで、ビザ取得のために新しい勤務先を見つけるのか?と筆者が悩んでいるときに周囲がちらつかせてきた「悪条件の雇用提案」。
・・・分かる。
結局、移民 という弱い立場にある人の「ここにいたい」に付けこんでくる人達って多い。ビザという弱みを握られている以上、向こうはそれを餌にして良い魚を釣ってくる。
日本でも同じように行われていると思うけれど、「好き」が餌にされて付け込まれるの、本当に腹立たしい!
私は、オーストラリアにずっと住みたいか?を考えた時、移民として他国で悪い労働条件で働くよりも、自国で英語を活かして働く方がメリットが大きいと思った。なんだかんだ言っても、やっぱりお金がないといくら好きな土地にいても、その生活を満喫は出来ないから・・・。
筆者の方が、最終的にフリーランスとしてビザを獲得してフィンランド生活を維持できたのは、やっぱり「好き」を外に発信し続けて、ずーっと折れずにその気持ちを持ち続けていたことが大きいと思う。
その姿が、やっぱりすごい。なかなかできないこと。

■やっぱり、言語はアウトプットが大事

言語学習=コミュニケーションだから、やっぱり継続的なアウトプットが大事。その言語を使うことを日常にすることが、本当に一番。
また、多様性とか多文化と継続的に触れ合うことで、自分が置かれている環境や凝り固まってしまう考え方を柔軟にするにも、継続的に海外の人とやり取りをするのは大事だと思った。(できてないけれど・・・・)

今は、なかなか子供も小さいし時間を見つけるの難しいなーって思うけれど、子育て中の人が英語で連絡取り合ってるアプリとか、サークルとか、
なんかそういうのを見つけるのもアリなのかもしれない

好き を継続的に持っていきたいし、ワーホリに行きたいと思って目を輝かせていたあの時の自分を失いたくないなと気付かせてくれた良い本でした


ちなみに・・・・
息子が8:30から朝寝していてまだ起きない・・・大丈夫かな、逆に心配になる・・・(10:30)


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