音楽進学ってどうなの?
こんにちは趣味人くんです。
僕も音楽高校に通っている身だったりするのですが、よく色んな方から聞かれることがあります……
『音楽ってお金かかるじゃない?😟』
いや、これほんと聞かれるんですよね……
当たり前っちゃぁ当たり前なんですが。
初対面の方に「音楽高校行ってます」と言うと必ず返ってくると言っても過言ではないこのセリフですが今日はマジレスしちゃいたいと思います!🙌🙌
ぶっちゃけ……
想像してる何倍もお金はかかります
だからこそ、知り合いから「音楽やりたいか娘が迷ってるんですがどうしたらいいですか?」などの質問を頂いたら必ず即答します
自信が無い上で、そこまで熱心じゃないならその道は諦めてください。
過去にピアノのレッスンの時にレッスンの先生の目の前で言った時は本当に驚かれました(笑)
『諦めろ』という理由を現役音高生から独自の視点から言わせていただきます。
・お金がめちゃくちゃ飛んでいく!
・周囲のレベルが高すぎて幻滅する!
・就職&進学に不利!
《お金がめちゃくちゃ飛んでいく》
まぁこれは一般の方もよく仰います……
これは否定ができません。
よく私立の音楽高校のことばかりを頭に入れている方がいらっしゃいますが、実は県立だったり、市立の音楽を学べる高校もあるんです!
しかし勿論このような学校でも普通の高校よりお金がかかります。
僕の専攻がトランペットなので、トランペットからの視点で見てみましょう!
<主にお金を使う場面>
・楽器
・楽器メンテナンス代
・演奏会参加費
・レッスン代
・レッスン時のお部屋代(先生のご自宅等場所が決まっていない場合)
etc……
……ざっとこんな感じですかね🤔🤔
パッとざっくり思いつくものを書き出しただけなので、もしかしたら親とかに言わせたら『まだあるやろ( #`꒳´ )』って怒鳴り出すかも知れませんね(笑)
楽器そのものは持ってるんじゃないの?
という疑問が浮いてきたと思います😅
それでもこのリストの中に入れた理由は
高校生の時期に楽器が合わなくなって、再購入する人が多いから。
楽器とは奏者に合わせるものです。
奏者と楽器がお互いの力を思いっきり出せるようにするのがベストなのです。
高校生というのは大体成長により楽器が合わなくなります。
そのために買い直しする方も少なくないようです。
言わば、服のサイズがあまりにも小さくなってしまったので、買い換えるのと同じでしょう。
どのくらいかかるのかは本当に楽器ごとに変わるので、紹介することは出来ません。
ちなみに趣味人の楽器は今から6年前に購入して、確か20万のBACHシリーズの中級者用の物を購入していたはずです。
尚割引して貰ってたので分かりません( ̄▽ ̄;)
……趣味人もそろそろ楽器を変える必要があるのですが、相棒を手放せないんですよね(笑)
勿論楽器の本来の力を出すにはプロのリペア師(修理師さん)の力が必要不可欠です!
定期的に点検に出しましょう!
これも楽器の状態によるので分かりません
(むしろこっちの方が分かりません……)
演奏会も無料という訳ではありません!
特に学生演奏会だと入場料も取れないので演奏者側に請求してくる場合が多いです。
勿論こちらもステージに乗せていただく身ですから当たり前なんですが。
レッスン代はその先生次第です!
腕の良い方に付けば多くの場合高いでしょうし、定期的に依頼しないといけません……💦
ちなみに趣味人のトランペットのレッスンのように、先生に依頼している場合でも、お部屋をこちらでとらなきゃ行けなかったり、逆に副科ピアノのレッスンは先生のご自宅でレッスンさせて頂いたりと、お金は予想以上に飛ぶ場合がございます。
ちなみにトランペットのレッスンもピアノのレッスン(ソルフェージュや音楽史音楽理論なども含む)も大体それぞれ月2万くらいです
……ちなみにこのnoteを書いてる最中の趣味人は想像してるよりもお金がかかっているなぁと震えている最中です🥶……
《周囲のレベルが高すぎて幻滅する》
これは趣味人が1年生の頃のお話です。
春休みの頃からトランペットのアンブシュア(口の形。要するに癖の矯正です。)を治していた趣味人。学校に投稿し始めるようになり、他者の演奏レベルやら知識レベルを計った瞬間……!
爆死しました😇
今だから言えることでもありますが、それのせいで不登校になっていた時期もありました。
あの時期は周囲の大人に迷惑ばかりかけていましたから、反省しかないです🤤
まぁ趣味人は割と反抗したり等と色々酷かったんですが、多分皆さん3年間のうちに1度は挫折します。
それに耐えられないなら辞めてしまえって言う訳です。
(ちなみに音楽をやってる人は皆さん自意識高めだったり、お言葉がキツめなので案外萎えますよ……)
しかしこれに乗り越えることできっと成長しているはずです。
しているはずです!(切実)
《就職&進学に不利》
まぁこちらも想像の範疇ですよね💧
まぁ不利でございます。
何故かと言いますとですね……
普通科教科を習わない場合が多いから
です。
『えっ!?進学予定の高校はちゃんとやるって言ってたのに!?』ってなった方、この記事を読んで正解かもしれません(笑)
意外な落とし穴なので。
音楽高校で習う音楽科目に
・専攻実技
・副専攻
・ソルフェージュ
・音楽理論(和声)
・合奏授業
があります。
このカリキュラムをこなすためには、学校側としては『普通科で本来習う内容を削る』しかないんです。
ですので、音楽高校から普通科大学さんに進学する方は居れど少ないと思います。
ちなみに主に理数系科目を思いっきり削られます!(趣味人は数学は数1しかしてないです。)
文系科目は一応音大入試にも使うので、割とちゃんと習いますが、英語表現の授業とか見ると、削られてるなぁと感じます。
就職口は無いです。本当に。
音楽大学を卒業された方で音楽に携わるお仕事をされる方は、毎年何人いるのでしょうかね?
知り合いでフル単とった上で、普通の会社に務めている人もいるくらいです。
どれくらい優秀な方なら音楽だけでいきていけるんでしょうかね?
そう考えたら……分かりますよね?
【まとめ】
厳しいことを言うようですが、音楽というものは娯楽の派生でしかありません。
分かりやすい例にコロナのような『波』が来てしまえばすぐに流されてしまう世界です。
(補填もあまりされなかったようです)
安定した生活を望むのなら、この世界は辞めた方があなたにとっても、ご両親にとっても良い事だと今になって僕は思います。
「それでも音楽がしたい!私は音楽が好きなんだ!」という方じゃなければ幻滅しますし、お金の無駄になるかもしれません。
僕はあくまで一意見を述べているだけで、貴方の人生は貴方が決めるものです。あまり僕の意見に流され過ぎないようにしてください。
ここまで『辞めた方がいい』だの『金がクッソかかる』だの音楽アンチをし続けた趣味人ですが、音楽高校には勿論メリットはあります。
若い時から音楽について学ぶことで、生徒同士で互いに成長を促します。
実際に趣味人は音楽高校に進学したことを後ろめたさはあれど、後悔はしていません!
音楽の道を進むのであれば、確実に有利なので!
そんな諸々もいつか音楽高校のメリットについても、綴りたいと思います(笑)
皆様にとって良き進学が出来ますよう、心より祈念致しております。
最後になりますが、ここまで読んで頂き、本当にありがとうございます。
これからも沢山書いていきたいと思いますので、ご支援の程よろしくお願い致します。
僕のnoteが皆様の手助けとなれば幸いです。