農業労働力確保緊急支援事業について
新型コロナウイルスの感染拡大で、農業分野で多くの外国人技能実習生が日本に来る見通しが立たなくなっています。
こうした中、江藤農林水産大臣は、農家などが新たに人材を雇用した場合の「農業労働力確保緊急支援事業」を発表しました。
対象の農家には、国からの助成金が支給が支給される制度ですが、なかなか浸透していないのが現状です。
実際にどういうものなのかを下記にまとめました。
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▼目次
1.農業労働力確保緊急支援事業
2.実際の事例
3.まとめ
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1.農業労働力確保緊急支援事業とは
新型コロナウイルス感染症の拡大により人手不足となり、農作業に支障が出ている農業経営体等〈人手不足経営体)に対して、
代替人材として農作業の経験のある即戦力人材や他産業からの人材を受け入れを支援する助成金制度です。
▼参考(農林水産省HP)
https://www.maff.go.jp/j/new_farmer/roudouryokukinkyukakuho/roudouryokukinkyukakuho.html
2.派遣との併用について
上記の助成対象条件をみてみると交通費や宿泊費などが助成金として出るため、
派遣スタッフの採用にも十分に適応できます。
▼事例
例えば、本来1200円/hの派遣料金のところを700円/hの負担で人材確保ができることになります。 (週6、8時間勤務の場合)
1時間あたり500円×8時間×週6=24,000円の助成金が一人当たり支給される。
合わせて派遣スタッフの場合は交通費や宿泊費が支給される。
⒊まとめ
「派遣料金=高い」というイメージを持っている企業が多いですが、
助成金をうまく活用すれば、費用を抑えて人材確保ができます。
今まで料金面で折り合いがつかず、派遣を利用していなかった場合でも
この機会にぜひ活用してみてください。
▼問合せ先
経営局就農・女性課
担当者:就農促進G (4は農業教育G)
代表:03-3502-8111(内線5195)(4は5196)
ダイヤルイン:03-3502-6469 (4は03-6744-2160)
FAX番号:03-3593-2612
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