ワーキングホリデー人材の受け入れについて
最近、ワーキングホリデー制度を使って日本に滞在する外国人が増えており、ビザ保有者の雇用にも注目が集まっています。
今回ワーキングホリデー制度での人材受け入れについてまとめました。
1、ワーキングホリデー制度とは
ワーキングホリデー制度というのは、自国・地域において一定期間の休暇を過ごす活動とその間の滞在費を補うための就労を相互に認める制度です。
年齢制限があり、18歳以上30歳以下であれば申請することができます。
また、近年ではワーキングホリデービザで滞在している外国人材を採用する企業(特に農業)が増えております。
2、ワーキングホリデー制度のメリット・デメリット(企業向け)
【メリット】
・意欲的な方が多い
ワーキングホリデー制度で日本に来る外国人は仕事に対する意欲は比較的高い傾向にあります。理由はいくつかありますが、日本語を勉強したいという気持ちが強いため、積極的にコミュニケーションをとって仕事を覚える方が多いと言えます。
・人件費を抑えることができる
ワーキングホリデーの外国人は、お金を稼ぐことを目的としている訳ではないため、給料にこだわりがある方が少ないです。それよりも日本語の勉強、異文化交流などの経験を得ることを重視している方が多いです。そのため、農業などの貴重な体験ができる仕事が人気と言えます。
【デメリット】
・滞在期間が決まっている
ワーキングホリデービザでの日本滞在期間は半年または1年と定められております。そのため、比較的短期間の雇用となってしまいます。ただし、就労ビザに変更ができる場合がありますので、詳しくは入国管理局にお問い合わせください。
3、活用の仕方
ワーキングホリデー制度を使って日本に来る外国人は、派遣会社に登録をしている場合が多いです。まずは、外国人材を取り扱っている派遣会社に問合せをしてみましょう。派遣会社を通すことにより、社会保険の加入や労務管理などのサポートも派遣会社がするので、コストメリットが大きいと言えます。また、農業などの季節によって繁忙期が異なる場合の業種であれば、スポットでの採用をすることも可能です。
4、まとめ
ワーキングホリデービザは滞在期間に制限はありますが、受け入れるメリットが大きいと言えます。お金ではなく、やりがいを求めている意欲的な人材を求めている企業にはオススメです。まずは、派遣会社に問合せてみましょう。
▼参考
外務省HP(https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/visa/working_h.html)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?