J1第2節 柏vs横浜FM @日立台
今シーズンの3戦目にして、ホーム開幕戦。
"サンライズシート"と名前を変えた柏熱地帯2Fから観戦。
今シーズンは柏熱地帯1Fが立ち見自由席で、2Fが指定席となった。
コロナ禍以前は、2Fも自由席で、立って応援することが出来たが、コロナ禍明けたらどうなるか…は、心配。
今シーズン初めての日立台のピッチ。毎年この時期はまだ寒いからか、芝の発育が気になるところ。
結果的に試合を通して怪我人が多く出たけど、芝の影響がなかったとはいえない。
解説の佐藤寿人さんも、「接触したというより、芝に引っ掛かった」を何度も繰り返していた。
どんなにいい試合をしても、怪我人が出てしまうと後味は悪い。
それがプレーと関係ないところの影響での怪我ならなおさら。
日立台のピッチの管理をしてくださってるグリーンテックさんには、なんとか解決して欲しいところ。
試合の内容はというと、前半早々に失点を許すも、相手の選手の退場もあり、優位にゲームを進めて3-1の逆転勝ち。
まずツートップのドウグラスと細谷の積極的な守備意識がとてもよかった。
特に細谷は今チームに欠かせない選手になりつつある。期待するところは、周りが見えてしまうが故か、パスを選択するシーンでもっと自分でシュートを打てるようになって欲しい。
3センターの左に入った山田雄士は今シーズンのビッグサプライズ。
昨シーズンまでは出場機会に恵まれなかったが、今シーズンは開幕からスタメンで出て、才能の片鱗を見せ始めている。
3センターの右のマテウス・サヴィオはもはや説明不要の10番。
4年目で待望のフル稼働を期待している。
攻撃センス、クリエイティブさ、正確さではもう一歩なところがあるが、その二人とのバランスをうまくとっているのが椎橋。
右WBの中村から途中交代で入った戸嶋はどのポジションでも気が利くプレーが出来る。
同じく急遽スタメン入りした右CB川口との右の関係も良かった。
左の三丸は、右が上がる関係で攻める回数は自重。一回、フィジカル生かした持ち上がりはあった。それでも守備の部分で貢献度は高い。
古賀と高橋のビルドアップも、中で引っ掛けるリスクを極力負わない選択をしながら、振り切って抜かれるシーンもなく集中していた。古賀vs小池のシーンは熱かった。
スンギュは、ディフェンスラインの裏のスペースのカバーもミスなく迷いなくプレーできてた。
自分たちでボールを持って動かす時のややぎこちなさとか危うさは、試合を重ねるごとに解消していくとは思う。
とはいえ、まだ11人相手とリーグ戦で戦えていないので、次の鹿島戦はリスタートの気持ちで。