看護学校首席から国試浪人した話
話は少し昔の話…
昔から通知表はオール3程度。普通でした
看護師を目指してから、高校生の私は朝から晩まで勉強して
希望校に首席で入学!
看護学校は高看の3年生の専門学校
初めての一人暮らし、楽しかった
それでも受験シーズンは毎日朝まで勉強した
けど、国試の必修問題が1問足りなくて落ちました…
看護学校受験の時は首席だったので、実際受かるでしょとは思っていた
クラス30人位いるうち私を入れて2人だけ落ちて、この低い方の確率に自分が含まれたことが信じられなかった。そんな事あるんだと。相当辛かった
最初はみんなは今頃看護師で働いてるんだなと思うたびに胸が苦しくなったけど、この時期を絶対無駄にしたくないと思った
看予備に通って、今までの勉強を根拠からしっかり振り返って死に物狂いで勉強した。逆に1年私には勉強に費やせる時間があるんだって!
そして看護以外の事も楽しんでやると思って、飲食のバイトを何個かかけもちしてお金もかなり稼いだ。実際寝る時間なんてほぼなく、勉強も遊びもこれ以上ない位やった。そのまま看護師になっていたら出来なかった経験・人脈たくさんのものを得る事が出来た
1年浪人して次の国試では合格出来たので、看護師になる事ができた
今看護師になって15年以上経つけど、私の根本な思想は浪人時代に造られたと思う程たくさんの事があった
十何年経った今も、あの時浪人時代に繋がった友人と仲が良いです
浪人後に国試に受かって就職した先の病院で得たこともたくさんあるし、
大事な同期にも出会えました。今思うと全てが必然だったと思う
どうにもならない挫折を知ったから、
どんな事も前向きに考える思考ができた
どんな状況・環境でも自分の考え方次第で人生変えられると実感した
何が一番正解なんて道はない。自分でいつでも変えられるし決められる
一期一会じゃないけど、今自分の置かれた環境で絶対出会うべき運命の人ややるべき事があるはず
自分が中堅看護師になって、あの時の経験があるからこそリーダー業や後輩育成の際に、相手に否定的にならずに関われるのだろうと思う
自分の経歴をひけらかす人間にはなりたくないなと思う
もちろんストレートに受験に受かる道はもちろん素晴らしいけど、
大きな挫折を知る事は自分を大きく変化させるチャンスだと思う
これを見た人の1人でも2人でも何かしらの言葉が響いてくれたらうれしいです