吏南、フューチャー王座初防衛とマイクの貫禄
6.2スターダム「NEW BLOOD 9」メインイベントでは、吏南がフューチャー王座初防衛を果たした。これが最後の挑戦と気合いが入っていたレディ・Cに勝利。堂々と“受けて立つ”スタイルのチャンピオンらしい試合だった。反則もなし。
チャレンジャーのレディ・Cは「キャリア3年で目が出なかったら考える」という約束を父親としており、いわば“説得材料”となる結果が出せなかった。じゃあこのままプロレスラー人生を諦めるのか。
そこで勝った吏南が「メインでタイトルマッチやって、それでやめれんのか?」と問いかける。自分で望んだプロレス人生なんだから今後のことも自分で決めろと。貫禄を感じさせるマイクだ。
次の挑戦者は月山和香。9月6日デビューで「苦労」してきたが、苦労した分だけ報われるとアピールした。が、そんな月山に「苦労してきたのはお前だけじゃねえんだよ」と吏南。
何か言うこともチャンピオンらしくなっていた吏南。立場が人を作るということなのか。フューチャー戦線、NEW BLOODの若い選手たちの闘いを引っ張っていくという気持ちも強いという。
“成長”という意味でも、NEW BLOODのメインにふさわしいものを吏南は見せた。
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