歯的物語(続)3
続いてしまいました。この物語が。
いよいよ、佳境です。
親知らず最後の一本。
予約当日の朝
知らない番号から電話がかかってきた。
寝起きだったので、一回無視した。
調べると歯医者の番号で
すぐに折り返すと、
前回の女性の先生がいないけど良いですか?の確認だった。
あ、あの見事なカールのまつ毛の先生いないのか。前々回の歯的物語を読んで貰ったら分かるように、すごく上手な先生だった。
まあでも仕方がない。
12:15歯医者に到着
麻酔を打たれる。
内側と外側の歯茎に。
少し時間が経って、麻酔が効いているか確認される。
これ痛いですか?感覚ありますか?
すこひひたいてす。
これは?
あ、はひひょうふふぇふ。
手で答えたら痛いと思われるかな。頷いて動いたら邪魔しちゃうかな。
の結果、ほぼ新しい言語で受け答えした。
13:30
もう親知らずは抜けていた。
注意事項は前回と同じです。
前回は1ヶ月半前だ。
記憶力を試される。
左頬が少し腫れている。
左頬ミニハムスター状態で車に乗り込み自宅へと帰る。
次回の予約は8月。
歯医者さんも忙しいんだな。
読んでくれている人には申し訳ないが、このままこの物語に事件が起こらない事を願う。
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