「したい」のか「する」のか
今日、副業/兼業コーチ オンラインサミットを実施。
50名の副業/兼業コーチたちの声を聞く素晴らしい体験だった、このことは別途振り返る。
「副業で行っていたものがどうやって、どのタイミングで本業になっていったのか?」
これはある参加者からもらった質問。
つまりはどのタイミングで独立に踏み切れるのか?という質問があった。それに対してのアンサーnote。
前提、人ぞれぞれのタイミングと経緯がある。
これから話すことは、会社員時代から名前が売れていて独立した方が明らかにいいじゃん!というケースではない。
僕のケース、
普通の会社員が学んだことを生かして独立。
役立ちそうな人がいたらシェアをよろしく。この歌とどけ!
「独立したいと思っている」
僕がコーチングを学び始めて、お金をもらってコーチングをし始めた頃(人生を変える¥3,000)から、うっすらと独立のことは頭をよぎっていた。
コーチングを通して人と関わることへの喜びがあった、そして単純に楽しかった。
「お金は忍耐の代償」くらいに思っていたところがあった僕にとって、喜びがあって、やりたいと思えて、そしてフィーをもらえる。
多くの時間をこういう形で満たしたいと思うことは当然。
ある時から、その思いも口にするようになっていた。
「独立したいと思っている」
どのくらいかは正確に思い出せないが、何かあるたびに仲間に「独立したいと思っている」と口にしていた期間がある。
きっとその頃の僕が無意識に思い描いていたことはこうだ。
1、「独立したいと思っている」と口にする。
2、それに気づいた「誰か」がいい感じの「何かまとまった案件らしきものやクライアント」を紹介してくれる。
3、ある程度目処の立ったところで、独立に移行。
「独立するのなら応援するよ」的なことを言ってくれる人もいた、エビデンスあり。
現実は
思い描いていたようなことはなかなか起きない。
副業的にはコーチングで月に10万円程度の稼ぎがあったが、それは減ることもないが、増えることもなかった。
そう、独立に移行するに十分な状況ではない。
誰からの何かいい感じで、独立のきっかけになるような話はなかなかこない。
「独立する」
そんな日々を過ごすうちに、僕の中でコーチとして生きてみたいという気持ちは次第に大きくなり、当初イメージしていた十分な状況では
なかったが独立することを決めた。
僕の中では独立は必ずしようと思ってきたけれど、今回は半年後という時期も決めた。
なので、これまで話していた仲間にも
「独立する」
と伝えるようになった。
そうしたら、以前とは違ったことが起こり始めた。
具体的な紹介やいくつかの長期的な仕事の打診が出てきた。
引き寄せの法則💓?
昔知り合いのヒーラーに「はっしーは地球の男ね」と言われてた俺も、〝宇宙に愛される男〟になったのか?
その後ある時、Kくんと話していた時に気づいた。
彼曰く
以前はいつ独立するのか、というか本当に独立するかもわからない。
「はっしーはメインの仕事で月曜から金曜まで忙しくしていたこともわかっていたから。本格的な仕事の打診しようがないよw」
そりゃそうだ。
宇宙に愛される男になった訳では無さそうだ。
「したい」から「する」
「したい」から「する」に変わってからの半年は、様々な人に助けられた。
クライアントの紹介、企業での案件、面接支援の打診、研修会社への紹介、新入社員研修のオブザーブ、何か一緒にワークショップやろうという声がけ。
もちろん「する」になってから自分でもこれまで以上に動いた。
当時、絶賛家のローン返済中。ある意味最低目標金額は明確。
ガラにもなく、必死に動きもした。
正直今振り返ると、自分の思った通りになったことは少ない。
何かしら案件になるのでは?と(勝手に)期待していたクライアントからは何もなかった。
「是非営業に来てください」と言っていた、人事担当者が異動になって、後任の人とは全く話が噛み合わなかった。
世の中そんなに甘くない。。
ただ、逆の意味で思った通りではないこともあった。
正直リレーションがそこまででもないと思っていた前職のクライアントが「コーチングに関心がある」といって案件が始まった。
昔、コーチングを受けないかという話をして「そういうの私には必要ないから」と嘲笑気味に断られた女社長から連絡があり、半年に渡るコーチングがスタートした。
「する」と決めると様々なことが明らかになる。
思った通りではないけど、真実も明らかになる。
僕の場合「準備ができたら独立」ではなく、「独立を決めたら準備が始まった」だった。
準備は準備。
独立は決めること。スタンスを明らかにすること。
決めたことが起こす波紋は、次に必要なことを明らかにするのかもしれない。
余談:
さっきの女社長の後日談。
なんでコーチングに興味をもったのか聞いた。彼女曰く「昔からコーチングに興味があった」とのこと。
衝撃。