バターチキンカレーを作りました
先日、無印良品で初めてレトルトのバターチキンカレーを買ってみた。
バターチキンカレーというよりはトマトチキンカレーやハヤシライスに近いものを感じたけど、スパイスや素材にこだわっているだけあって結構美味しい。家で手軽にカレーを食べたい時にもってこいだと思う。
しかし、私がバターチキンカレーに求めているのはバターやクリーム感。言い換えると「私は今!カロリーを食べている!」という実感である。
料理はカロリーを感じられてナンボだと思っている節があるので、世に蔓延る0キロカロリー食品は基本的に食べない。一度だけ0キロカロリーのプリンを食べたことがあるけど、あまりの味気なさに「カロリーを0にしてまで食べたいプリンって一体……」と思わざるを得なかった。
あの時の何とも言えない虚しさを私は忘れない。
話が逸れました。
要するに、無印のバターチキンカレーはトマト感が強く、バター等のコクが足りなく感じた。(レビューを見てみたら同じような意見の方が多く見受けられた。リニューアルして味が変わったらしい。)
私の好みのバターチキンカレーを食べたくなったので、後日レシピサイトを色々見て作ってみることにした。以下忘備録。
①一口大に切った鶏もも肉(1枚)を無糖ヨーグルト(約100g)とカレー粉(大さじ約4)に漬け込み、出番が来るまで冷蔵庫に放置。
メモ:漬け込むからむね肉でも良さそう
②バター(45g)をフライパンで溶かし、おろしニンニク(1カケ)とみじん切りした玉ねぎ(1玉)を中火で炒める。
メモ:めんどくさい時はチューブニンニクできっと十分。でも、おろしたニンニクの方が圧倒的に美味しいから頑張りたい。玉ねぎはもっと入れたかった。こんなんナンボあっても良いですからね。(みじん切りしてたら涙が止まらなくなって1玉しか切れなかった。)
③玉ねぎが透明っぽくなってきたら、カレー粉(大さじ約2)、ガラムマサラ(少々)、ターメリック(小さじ約2)を入れ、弱火で1分くらい炒める。
メモ:「玉ねぎが透明になってきたら」がどういう状態を指すのか未だによくわかっていないので、いいカンジのそれっぽい艶が出てきたらなんとなく良しとしてる。ガラムマサラは5振りにしてみた。
④カットトマト缶(約600g)を入れて中火で混ぜ、沸騰したら弱火にして5分くらい煮る。
メモ:料理ができる人は洗い物を溜めないと聞いたことがあるので、この5分で洗い物をします
⑤漬け込んでいたもも肉を入れて中火で混ぜ、沸騰したら弱火にしてまた5分くらい煮る。
メモ:もも肉を入れたらフライパンなみなみになった。鍋にすればよかった
⑥生クリーム(150ml)、塩(大さじ約1)、砂糖(大さじ約3)を入れて中火で混ぜ、沸騰したら火を止める。
メモ:香りが完璧にインド料理屋のソレで、後は米にかけて食うだけだと思ったら高笑いが止まらなくなった
味見をしたら私が求めていた味そのもので、「天才かもしれない………」とつぶやきながら皿に盛り、光の速さで完食した。カレーは飲み物、と初めて言った人に拍手を送りたい。
たっぷり入れたバターと生クリーム、そしてS&Bさんの企業努力により、コクとスパイシーさが出て本当に美味しい。目分量で入れたガラムマサラも丁度良い辛みになっている。チキンも漬け込んだおかげでジューシーな仕上がりに。
簡単なコールスローとラッシーも作り、インドの風を感じながらの夕飯になった。3人分を想定して作ったのに6人分くらい出来たので、しばらくはカレー三昧になりそう。
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