「栗鼠」で「リス」って読むらしい



前回の単独ライブのエンディングで、
次回の単独はサザンシアターですと聞いた瞬間、


「行く(ゆく)!!!!!!」と叫んだ。(心の中で)



ありとあらゆる舞台の観劇を我慢し、
配信で観られるものは配信を買って観るなどしていた中、




これだけは生で観ないといけないんだ!
不要不急なんかじゃないんだ!


と、大声で演説し、(心の中で)
チケットを握りしめて観に行きました。



男性ブランコのコントライブ
『栗鼠のセンチメンタル』



エンディングの時に男ブラのお二人が、
ハッシュタグを付けて感想を是非ツイートしてください、と仰っていたけど、
あの世界観を堪能した感想ってどうしても拙くなってしまうというか、


自分がこのライブをどれだけ楽しみにしていて、
どれだけ笑い、どれだけ感動し、
あーやっぱり行ってよかった!本当によかった!
ってどんだけ思ったかを上手く言い表せなくて、
もっと本とか読んどきゃよかった、、、
と己の文才の無さを痛感する羽目になるんだよな。


それなのに何かを書き残しておきたくなるのは、
彼らの創るコントから溢れ出す
文学の香りに触発されるからだと思う。
言葉の使い方、組み立て方、
そしてそれを表現する繊細な技術によって、


"劇場に足を運び、生の舞台で観たいコント"


が生まれるのだろうなあ。


(それっぽいことを書いてるけど、彼らが
ゴリゴリのメディア露出希望組だったらどうしよう)



人、ロボット、花、見たことのない景色、怪物、
小さな生き物、エトセトラ、

勝手な解釈だけど、
いろんなもの・ことの繋がりと慈しみを感じつつ、

リセットされてもまた初めから世界を作ればいい、

と、まるで今の世界に向けて発信しているかのような
前向きな想いにじんわりきて、クライマックスの
デルタのツーステップで鼻の奥がツンとした。
アルファ博士の最期はあまりにざんなくて腹抱えて笑った。


面白いだけでは終わらせず、
温かいだけでも終わらせない。

彼らのコントが好きな理由のひとつがこれ。


平井さんの女装ファンみたいな節があるので、
沢山見られて大変満足した。えっちゃんの時の、
アジアのカリスマデザイナー感すごかったな。


『犬のペットショップ』に関しては、
すごい見覚えあるなと思いながら観ていて、
既視感の理由がわかった時は興奮したし、
狸と狐のGOBOが出てきた時は更に興奮した。


(お前狸だろって聞こえた瞬間、手を叩きながら
「あ!ウワァ〜!」と、いかにも前回観てます私!
みたいな反応をしてしまった。クソハズい。)


浦井さん、相変わらず声が良かった。私もデルタ同様、
絵本の読み聞かせをしてもらいたい。即寝れそう。

花の妖精で登場した時は大爆笑だった。
あの格好で軽やかに舞ってるだけでもう可笑しいし、
一言目に何を言うかと思ったら「水やりすぎ」。
一頻り舞った後にキレ散らかすのも
見た目とのギャップがすごくて面白かったな。


個人的に、「根腐れの原因」が
なかなかのパワーワードだった。


オープニングはカッコよく(オープニングコント?からのVへの入りが超オシャレ)、
ブリッジVは繰り返し観てるうちになんとなく
本編との関連性がホントになんとなく見えてきて、
エンディングは曲が最高。
案の定音楽はトニーフランクが担当でした。


最後に、いろんな事情があるんだろうけど、1日だけって!!!3daysくらいしてくれよ!!!そのくらい開催すべき公演だろ!!!3日間で結構変わったな(笑)みたいなやつやってくれよ!!!まあ、一発勝負だからこその美しさもあるんだけど!!!


ということで、配信を買い、覚えるくらい観ます。


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