ハジマリとオワリ
ハジマリ
こんなありきたりなタイトルですみません。
どうしてこんなタイトルになったのかは読んでいってもらえば最後のほうにわかると思うので読んであげてください。
最近自分は、嬉しいこと楽しいことが多くて、苦しいことや辛いこと悲しいことは少なくなってきました。そんな中で前から気づいていたけど自分の中で自分がひねくれてるなって思うことを再確認できた気もします。
一旦この話は置いておいて最近の話をさせてもらいますね。でも話は繋がっているつもりなのでここからがハジマリです。
ここ数ヶ月の間にあるアーティストのライブに何度も行けるという機会がありました。そのアーティストは昨年12月に今年度での解散を発表しているアーティストです。ここまで言ってしまえば名前は伏せていたとしても自分と関わってくれてる人にはバレてしまいますね。まあそれはいいとして。そのアーティストは自分が辛い時や何か壁にぶち当たった時や悲しいことがあった時に救ってくれた人たちです。そんな人達が解散してしまうと知った時は素直に涙が止まりませんでした。自分は歴で言えば古参とは言えないです。でもここまで自分を熱中させてくれた夢中にさせてくれた救ってくれた人達はなかなかいません。
そこで自分は1つ決めました。オワリに向かって走り出した人達を自分も全力で追いかけてやろうと。結末は分かっていても物語を始めてやろうと。
最近では予定がうまく噛み合ってライブにもよく行けるし、なんならめちゃくちゃ近い距離で見れるという貴重な体験も出来たし本当に楽しくて嬉しくて良い時間が過ごせています。改めてこの人たちと出会えて良かった自分は幸せ者だと思うことが出来ました。
先日、グループの歴史上最大の野外ライブに行くことが出来ました。感想をここで書いてしまうとどれだけでも書けそうなので控えておきます。本当に最高で幸せでした。ありがとう。
今でも「余韻」まみれで正直生活の大部分が埋め尽くされて大変なことになってます。まあ幸せな苦痛です(笑)
ここで皆さん「余韻」というものは感じたことがありますか?なにか楽しいことの後とか嬉しいことの後、一方辛いことの後、悲しいことの後、などなど感じる機会はいっぱいありますね。
ここで自分は先日のライブで感じた「余韻」からいつも心のどこかで頭のどこかで感じているものに気が付きました。
それは、ハジマリにオワリを考えているということです。この言葉だけではなにを言っているのか訳わかんないと思います。わかりやすく説明していきますね。
例えば、2泊3日の楽しい旅行があるとします。よし楽しみや今日から楽しむぞ!!ってなっている時に心のどこかではあと3日で終わってしまうんだ。って考えちゃうんですよね。ここが少し自分のひねくれてて天邪鬼だなって感じてしまう部分でもあります。皆さんの中には当てはまる人もいるかもしれません。
このように物事にはハジマリとオワリがつきものです。自分が好きなアーティストもそうです。いつかは「解散」というような形でオワリがあるのです。命もいつかはオワリが来ます。
なら、オワリがなければみんな幸せなんじゃない??
自分はそうは思いません。オワリがあるから美しい。オワリがあるから大切にするのです。オワリがあるから全力になれるのです。
このようにハジマリとオワリが共存する空間の中でオワリを考えずに生活するにはどうすればいいんだろうって考えてみました。その結果は出ませんでした。
オワリを考えずに生活することは無理なのです。
ここで自分が辿り着いた答えは。
オワリが来ると分かっているものの、過去を、今を、これからを大切にしていこうと。
流れゆく時間を止めることは誰にも出来ません。でも自分たちに出来ることはあります。
流れゆく時間を大切にすることです。
いま、自分が大切だと思っている物や人や時間や空間全てを大事にすることです。
エンドロールが流れて幕が降りるその時までを大切にしようと。
そして幕が降りてオワリを迎えた時に後悔しないように。
そしてそこから新たなハジマリの1歩を踏み出せるように。
こうして自分は自分がひねくれててもいいんじゃないかと思えることが出来ました。ハジマリにオワリを考えてしまってもいいじゃないかと。その分いまある時間を大切にできるってことじゃないかと。
自分と同じ考えをしてしまう人は少数派だと思うけど、
他の考えを持っている人たちも一度オワリを考えてみてください。そうすれば、きっと、過去のもの、いまあるもの、これから得るもの、その全てを深く大切にして生活することが出来るんじゃないかと思います。
もしこの拙い文章を読んで少しでも良い方向に考えが変わったよって人がいたら嬉しいです。でもこれは自分の意見にすぎません。世の中には沢山の意見を持つ人がいます。それは素晴らしいことです。その中でどれを選択するかは自由です。その選択するという行為があなた方のハジマリです。
今回も短く収めるつもりだったのに長々とすみません。
ここで1つ自分の大切なアーティストの曲の一節を書いておきますね。
振り向かずに走ろう
繰り返される思い出も
そうさ僕たちはまた会えるから
星が瞬く夜にいつでも
SEE YOU!
ではこの話はオワリです
さて次のハジマリに向かうとしますか。
オワリ
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