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世の中は適者生存である
みなさん、こんにちは。
株式会社Joinの橋岡克仁です。
突然ですが、「世の中は弱肉強食である」
この言葉をよく聞くことがありますが、私は少し違和感があります。
自然界も、人間界も、弱肉強食ではなく、
正しくは「適者生存」ではないでしょうか。
よく、資本主義を「弱肉強食の世界」と表現することがあります。
ただそうは聞いても、どうもしっくりきていませんでした。
そんな中、「自然界の在り方は弱肉強食ではなく適者生存である」という話を聞き、「なるほど!資本主義も適者生存だ!」と思ったのです。
例えば、
自然界においては、強いものが弱いものを食べて生きる…と思われています。
しかし、実際にはどうでしょうか。
恐竜などの例でもわかるように、肉体が強くても環境の変化についていけない個体はあっという間に死に絶えます。
逆に、弱くても環境の変化についていける生き物は増殖していきます。
もし、仮に弱肉強食が自然の摂理だとすると、海の中はサメだらけになり、陸の上はライオンだらけになるはずなのです。
ところが、決してそうはならず、
多くの個体を生存させているのはむしろ、弱者のほうです。
これは、資本主義の世の中にも同じことが言えると思います。
「強者(=大企業)が強い」ということはなく、
「適者(=変化に対応できる企業)」が残るのです。
そう考えると、会社にとっての必須条件は、「外部の変化に対応をする力」であり、さらに一歩進んで考えると、「外部の変化すら自分たちを中心にして巻き起こす力」だと思います。
だからこそ、今では大手の企業も商品開発やユーザーのコミュニティを作り、外部の巻き込んでいくという企業が増えているのです。
このように、チームを創る力(チームビルディング)はまさに、「自分の存在そのもので人が集まる状態をつくること」です。
その中で、「適者生存できる力」をまさにつけていくことが、これからは大事ではないでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございます。