
リーダーとして責任を取る人から学ぶ
みなさん、こんにちは。
株式会社Joinの橋岡克仁です。
今回は、私が最近疑問に思っていることについて書いていきます。
私が最近疑問に思うのは「自信がなくて行動できない人の心理ってなんだろう?」ということです。
もし、本当に自己評価が低くて自信がないのなら、
失敗するのも怖くないから何にでも挑戦しようと思うはずです。
だから本当は、「自信がない」「自己評価が低い」から行動できないのではなく、
「ただプライドが高いだけ」「自分の実力を受け入れていない」のではないのでしょうか。
逆に、ビジネスでもスポーツでも何かしら結果を出している人は、
まず「自分の実力を受け入れている人」が多い印象ですし、だからこそ本を読んだり先をいく人から学んだり、具体的に行動している人が多いと感じます。
「プレイヤー」=「責任を取る人から学ぶこと」ですし、
そういう人ほど、学び続けていると思います。
よく、ビジネスでもスポーツでも評論家や解説者が
「ここが良かった」「あそこが悪かった」と言いたい放題言っています。
私がいつも思うのは『じゃあ、自分でやってみろよ!』ってことです。
サッカーで例えるなら、
フィールドで実際にプレイすることと、周りから見て後から解説することは全く違う訳です。
試合の後からは何とでも言えるし、解説している人は実際に試合に出ているわけではないので、自分で結果に責任も取ってないですしね。
サッカーや野球でも責任を取ってるのは、選手と監督達です。
もしも、頭でわかっていれば成功するのであれば、
理論上名監督はずっと勝ち続ける訳ですよね?
ですが、現実はどうでしょうか?
ご存知のように名監督でも悪戦苦闘するんです。
そのように、ビジネスでも刻一刻と変化する世の中で、昨日までのノウハウが通用しなかったり、誰かには効果的な一言が、他の人には無意味だったりします。
そのような中で、もがきながら成果を出し続けるんです。
例えば、イチローさんに「この球はどう打ち返したらいいのですか?」と聞いたら、きっとすべて答えられる筈です。
どんな球でも理論上はヒットに出来るはずです。
ですが、結果は10本中4本以下です。(それでも十分に凄いのですが・・・)
それが現実なのに、現場にもいない人が「どうしたら成功するか」を教えられる確率は低いですし、現場どころか異業種の人が言う事が的を得てるというのも考えにくいことだと思います。
例えるなら、素人がバッティングの教則本を読みながら、
プロ野球選手に教えてるようなものです。
言うだけは何とでも言えます。
やってみるとその通りに行かないのが現場だし、
だからこそ力がつくのではないのでしょうか?
だからこそ成長できるのではないしょうか?
分からない中でも結果に責任を取って走るのが「リーダー」で、
分かった口を聞くけど現場にいないのが「解説者」です。
解説者がいなくてもゲームは出来ますし、
観客は熱狂させられるし、プレーヤーも達成感を得られます。
解説者に惑わされないようにしましょう。
何はともあれ、私は事業をやるものとして、現場で生きたいし現場を離れたら、
口をはさむ事はしたくないです。
カッコ悪い大人にはなりたくないです!!
プレイヤーで生き続ける方がカッコ良くないですか?
最後までお読みいただきありがとうございました。