ビジネスオーナーは忍耐のクワドラント
おはようございます。
本日は、忍耐(タフさ)にについて書きます。
みんな最初のほうはグッと耐えていたのに、我慢できなくなってどんどん音を上げていく。これまでの自分の仕事人生を振り返ると、まさにそんなふうに感じます。
たくさんいた同世代のライバルたちは、僕が抜いたのではありません。
勝手に落ちていったのです。
仕事のレースで脱落していく人を順番にあげると、
①忍耐力(タフさ)のない人
②目標設定の低い人
③固定観念が強くて変化できない人(何事からも学ぶ人)
②の低い目標を達成して満足している人は、高い目標を目指して必死にあがいている人にはかないません。
達成するかしないかの前に、モチベーションと努力の大きさで差がめちゃくちゃ開きます。
また目標を高くして頑張っても、
③の固定観念が強い人、あまりに変化を恐れる人は行き詰まります。
(右利きを左利きに変える感覚です。)
しかし、何より最初に脱落するのは、①の忍耐力(タフさ)のない人です。
忍耐力のない人は、競争に勝つことができないのです。
事業の世界では「こうすれば結果が出る」という決まったルールはありません。
正解をあれこれ探しながら、たとえ正解が見えなくとも、ともかく結果を出す。
そのための忍耐力なしには、競争に勝つことはできません。
結果がなかなか出なくても、結果を出すまでいかに耐えられるかが問われるのです。
競争相手がぐんぐん力をつけて周りから評価された、ヒットを出した、新しい事業を立ち上げて注目された、そういうときは焦って浮足立ちます。
浮足立つと自分のペースを見失い、そこで忍耐が途切れます。
そして自分の力を超えた無理なことをし始め、コントロールを失う。行き着く先は、自滅です。
それはプレッシャーに負け、短期的な評価という誘惑(目先の人参)に負け、早く楽になりたいという、ただの「忍耐切れ」だからです。
年末年始も虎視淡々と管理下にある事に集中し、仕事します。