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EURO2020

みなさん、こんにちは。
株式会社Joinの橋岡克仁です。

本日から、EURO2020(コロナのため1年延期している。)決勝トーナメントが始まりますね。

もう見逃せないカードが目白押しで、私自身も、凄く楽しみです!

決勝トーナメント組み合わせは下記の通りです。

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個人的に、左側に強豪国が集まった印象ですが、EUROに出ている国はどこも強いので、油断禁物です。

過去に優勝した国は、スペイン3回、ドイツ3回、フランス2回、イタリア、チェコ、ポルトガル、オランダ、ギリシャ、デンマーク、ロシア1回の全部で10か国です。

サッカーをあまり知らない方でも、スペイン、ドイツ、フランス、イタリア、ポルトガル、オランダは強い国というイメージはあるのではないでしょうか?

スペイン、ドイツ、フランスの3カ国だけが何回も優勝しています。

なぜ、この3カ国が強いのでしょうか。

どの国も日本(1億2713万8033人)より人口は少ないです。

ドイツの人口:83,784,000人

フランスの人口:65,274,000人

スペインの人口:46,755,000人

この3カ国そう思うと凄くないですか?W杯も優勝していますし。

日本のこれからの可能性も感じちゃっている自分もいます!

サッカーの歴史(環境)が関係しているのではないか?

プロ化した時期(今のようなリーグが始まった頃)は、ドイツが1963年、フランスが1932年、スペインが1928年です。

ちなみに日本は1993年で、圧倒的に歴史が浅いです。
そのため、そもそも元プロサッカー選手の人数も少なく、
日本で元プロから教われるのが当たり前の環境になったのはここ数年の話です。

サッカーの強い国は、サッカーとお金(集客力、人気、文化)が大きく関係している?

サッカーが強い国の理由の一つとして、その国のプロリーグが盛んであることであると思います。

盛んであるとは、サッカーが大きなビジネスになっているということです。

各国のリーグの収入を比較してみます。

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このグラフは、下記チームの2018年〜2019年のシーズン総収入を表しています。

・イングランド(プレミア) 
・ドイツ(ブンデス) 
・スペイン(ラリーガ) 
・イタリア(セリエA) 
・フランス(リーグアン)  

サッカーの4大リーグと言われているイングランド、ドイツ、スペイン、イタリアにはこれだけのお金が使われているわけです。

日本のJリーグの3~8倍ほどの規模になりますし、日本のプロ野球も4大リーグには及びません。

しかも、欧州の各国に比較して人口は日本のほうが多いわけですからね。

サッカーの収入は、下記の3つが主となっています。
・興行収入(試合のチケット、グッズなど)
・放映権収入(テレビなどの放映権利)
・商業収入(広告やスポンサー)

日本よりも人口の少ない欧州各国が、これだけ莫大な収入があるのは、サッカーへの価値感の違いによるものだと思われます。

このように、サッカーに対して使われるお金の規模が、サッカーの強い国の理由のひとつとして考えられると思います。

イングランド、ドイツ、スペイン、イタリア、フランスはこれに該当することになります。

サッカーに使われるお金が大きくなると、選手に支払われる給料も高くなりますから、良い選手が集まってきます。

実際に世界各国のサッカー選手は、イングランドやドイツ、スペインなどのビッグクラブを目指します。

世界のトップレベルにある選手たちが莫大なお金のあるリーグのクラブに集結しますので、これらのリーグはサッカーのレベルが高くなることは容易に想像できるかと思います。

サッカーそのものがお金を生み出すという仕組み(ビジネスモデル)が出来上がっていることが、良い選手が集まり、強いチームにつながる秘訣の一つではないでしょうか。

このサッカーがお金を生み出して、サッカーをとおしてビジネスができるという仕組みは、各国のサッカー事情、歴史、文化、生活スタイルなどをひっくるめて、サッカーに対する価値観が影響していると思います。

この価値観もサッカーの強い、弱いの理由に含まれます。

下記は、総人口に対するサッカーの競技人口の割合を示すデータです。
(国名-人口-サッカー競技人口-比率)

・中 国-13.8億人-2,600万人-1.9%
・アメリカ-3.2億人-2,450万人-7.5%
・インド-13.4億人-2,060万人-1.5%
ドイツ-8.1千万人-1,630万人-20.1%
・ブラジル-2.1億人-1,320万人-6.4%

サッカーの競技人口が1,000万人を超えている世界の各国です。

総人口が億を超えている国は競技人口も多くなるのは当然かもしれませんが、ドイツの競技人口が突出していることがわかると思います。

ドイツの競技人口は1,630万人で総人口に対する割合は、驚異の20.1%!
なんと、5人に1人がサッカーをやっているということになります。

サッカー王国のイメージのある、ブラジルは1,320万人で6.4%、意外と少ないな…という印象です。

中国、インドは人口の2%ほどでも2,000万人を超えています。

アメリカのサッカー人口も凄いですね。
割合も7.5%でブラジルを上回っています。

日本のサッカー競技人口約480万人と言われています。
日本と世界各国のサッカーの競技人口を比較する意味で紹介してみました。

サッカーの強い国弱い国が、単に競技人口の多い少ないが影響するわけではないと思いますが、人口に対する競技者の割合をみると強い弱いを証明しているのかなと思います。

しかし、その割合もあくまで強い弱いに影響する一因であって、それ以外にも強い弱いに影響する要因というのはあると思います。

ただ、割合は世界の各国のそれぞれの国の中でのサッカーがどれだけ盛んなのかを示していると思いますので、サッカーが盛んな国、その国においてサッカーがどの程度の位置づけなのかによるのではないでしょうか。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。







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