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食べてみなくちゃわからない!

食べてみなくちゃおいしいか、美味しくないか?わからないじゃないですか?

和歌山県勝浦マグロの有名な社長さんが、どうやって関東圏で広げたらいいですか?と相談受けたことがありました。

わたしは、その社長さんが、超熱心にマグロの講義をしてくれたのです。回遊魚であるマグロ。でもそのマグロが、回遊している間1番栄養、年齢的にイキイキして、脂のノリも良く、タイミングもバッチリなのが、和歌山県那智勝浦マグロだそうです。本当、もー恋人の話をするかのように話をします。

とにかく、他の、マグロと明らかに違って美味しいんです。本当です。と何度も言います。

わたしは、そのときに、社長に言いました。たしかにおいしいのかもしれません。他と。他のマグロとは違うのかもしれません。

しかし、それは、社長だから言えること。

その違いも知らず、食べてみたこともない人には、違いがわからないんです。

ましてや、海外のマグロを。回転寿司で食べるのが習慣になっている家族や子供。サラリーマンには、その違いわからないのではないでしょうか?

どうしたらいいですか?

というので言いました。

食べてもらうしかないでしょう。

そうですね。試食。しかも他のものと一緒に比べながら、食べてもらうしかないのです。

わたしは東京フォーラムなどで、試食会、試食イベントなど提案したことを覚えています。

実際、次のあったときには、社長は、大きなマグロを。勝浦マグロを持って来てくれました。そこで、一緒に食べました。本当美味しかったです。しかし、本当のところ、その違いは、比較して初めて分かるのではないでしょうか?

この社長のすごいところはその後でした。大阪のショッピングセンター内に自分の店を出してしまったのです。

しかも、後から聞いたのですが、この社長が出店した店舗は、6月、7月しかマグロを出さないことを条件にしたようです。主催会社は、それでは空き店のように見えるので、なんとかお店を開いて欲しいというので、仕方なく、勝浦マグロではなく、キハダマグロを出したとのことでした。

しかし、逆にその戦略は受けて。繁盛店になったようです。こだわりの店。貴重な店になったのです。大成功です。

本物は、試食、試してもらう。使ってもらう。この戦略はありです。また、本物をわかってもらう方法は、これしかないです。電波や。音声で言ってもなかなかわからないものです。

百聞は一見にしかず。これは真実です。

格付けというテレビがありますが、ほとんど一流と言われている方々、食べ慣れていたり、音楽聴きまくっている方々が、間違うのです。これがまさに、本物を見抜くのは大変なのです。まだ食べてもらったり、試してもらえるものはいい。見た目や、結果すぐ出るものは問題がないのですが、その逆は、大変です。やはり色々工夫が要ります。いずれにしても、試してもらう、手にとってもらう。これしかありません。

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