境界線ある世界なんてあるはずない。
チームラボの、代表が、境界線のあることが不思議。そこが原点で、人の持つ思い込みや、自分で引く境界線を無くそうと、しかもそれを大人も子供も体験することで新しい世界が見えてくる。そんな世界、アートを作りたかったと言ってました。
子供自分から野山を歩き回ることでの体験に感動。それを都会で平面的生活をしている人に、無境界体験を、アートを通してしてほしい。それをコンセプトにチームラボをやってきたようです。
たしかに、人は脳みそで、思い込みでものを見ているようです。欧米の絵画には雨降っているのに線がない絵があります。その頃は、線は見えていなかったのではないか?と彼は言います。江戸時代の日本の浮世絵は、雨の風景を線を描くことで表現した。もしかしたらその浮世絵の発想が世界に広がって線を雨表現することが当たり前、スタンダードになったのではないか?と言います。
たしかに、認識が先、現実が先か、もしかしたら認識が先なのかもしれません。現実だと思っていたのが実は思い込みかも?です。
チームラボを始めるに際し、様々な専門集団が集まり、全く新しいビジネス。最初は1ミリもお金になるというのが見えなかったようです。でも好きなことを、自分がやることで意味のあるならやろうということで、続けた結果、WEBシステムなど受けながら少しずつ広がってある時に出会いがあって、しかもその方の紹介もあって台湾での展示会が広がるきっかけだったとのことでした。
何事も成功方程式は、こうした流れになるのでしょうか、やりたいことをやる。続ける。出会いがある。広がるきっかけができて大きく爆発。
諦めずに、やり続けることと自分達を信じること。それとこだわり。いろんなことを学びました。
おそらく、関西万博は、プロジェクションマッピング的なパビリオンが大半かと思いますが、、できれば映像のみではない、リアルを取り込んで新しいリアルを見せてほしいものです。そこで、このチームラボのような会社が飛躍するのだと思います。
個人的に言えば、
サハラ砂漠の砂と鳥取砂丘の砂、ゴビ砂漠の砂などを実際歩き体験できる。そんなパビリオンがあって欲しいものです。化石発掘体験などできるパビリオン。そんな新しい形のリアルパビリオンがあればいいと思っています。
なんか、デジタルリアル。そんな表現ワードなどがこれから生まれそうです。