青春という響き!今もあるのかな!
27歳の娘たちと会話していたら、ふと、自分達の青春とを思い出していました。
初めて福島の親元を離れて。東京は出てきた18歳。
初めての一人暮らし。
泣いて見送ってくれた田舎の母。父。
東京来て一週間経たないうちに、都会の冷たさに驚きホームシックに陥った日。
田舎の母に、なんかわからないけど手紙を書き綴り送っていた日々。
内容は訳の分からない自分哲学の羅列でした。
人はなぜ生きるか?とか、生きるとは自分の価値認識とか訳の分からない学生でした。今もそうかも。笑笑。
その頃、サハラに死す。という題名の本が出て、読み耽りました。
放浪をあちこちしていて最後に、サハラ砂漠で亡くなってしまった人の日記でした。
わたしはその時、彼は幸せ者だなと。思ったのです。
自分の好きなことを、途中半ばというものの。夢に向かって追っかけた。とても素晴らしい人です。
ずっと尊敬したのです。
わたしにとって青春、それは、冒険だったのでしょうか。
そんなことを書き綴った手紙を時々母に送ったような気がします。
母は、その手紙をずっと取ってくれていたそうです。後から聞きました。
その頃、テレビでは、中村雅俊が演じるテレビドラマに釘付けでした。
最後に読まれる言葉一つ一つを噛み締めながらいつか自分もこうなる。といつも思いを持ったのです。
そのテレビでは、鎌倉や、長谷寺が舞台で、湘南の海でさまざまな人生模様が描かれたのです。
憧れ続けた中学生も、今はれっきとした中高年。
成し遂げたことは、茅ヶ崎に住んでいることです。
何に憧れたのだろう!
海に向かって走ったり、海に好きな人の名前を書いて、その消されるのを静かに見守ったり、服のまま、よった勢いで。友人たちと飛び込んで行ったり。描かれたドラマ。
実際、会社に入ってある時に海に行こうと勢いで友人たちと海にいきました。憧れの湘南海岸。
そこで、それこそ服のまま飛び込んで行ったこともありました。今の人はやらないだろうな。
また、本当好きだった女の子にフラれた日、何も言わずに友人宅に日本酒持参で行った時、
友人は察してくれて、何も語らずずっと一緒にただ朝まで飲んでくれました。
青春がすぎちゃってる。と嘆いている27歳の娘に、一言、「湘南の海に向かって走ってみたら気持ちいいよー。」「砂浜で砂に願いを書いたらどう。」
と先程行ってみたら。「ださーい。やる訳ないやん。」といなされました。
こんな会話から青春について改めて思ってしまったのです。
青春とはなんだ!
【青春とは人生のある時期ではなく心の持ち方を言う】 サミュエル・ウルマン
サミュエル・ウルマン(1840年~1924年)は、ドイツ出身のアメリカの詩人。
【青春とは人生のある時期ではなく、心の持ち方を言う】は、サミュエル・ウルマンの「青春」という詩の冒頭の文章です。
長い詩ですが、全文掲載します。
青春とは人生の或る期間を言うのではなく心の様相を言うのだ
優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦を却ける勇猛心
安易を振り捨てる冒険心、こう言う様相を青春と言うのだ。
そうなんだな。
いつまでもそんな心を持ち続けたら、青春はいつまでも青春なんだー。
と改めて思った今日でした。
明日は!七夕様。
はるかなる星にロマンと夢をのせて、
中年オヤジの叛逆、冒険。まだまだ冒険。
これからが本当の青春です。
そんな思いで明日、明後日と生きていこうと、決意しました。