スタンダードにするってどうな!
日本標準。世界標準にしたい。と時折聞きます。
いわゆる世界スタンダードという事はなんなのか?
今までなかったものが。あって当たり前の状態になる事。
こんなことができれば、すごいことが起きますね。
でも現実にはたくさん起きていますね。
スマホもそうです。
今や、スマホがある世界が世界中で当たり前になってきています。先進国ばかりではなく、発展途上国さえもそうなりつつあります。
色々なところで、ある人たちの先見性と努力、工夫でそうなります。
なぜか?あった方がより利便性が高まり幸せになれるから?
数十年前、中国が人民服を着ていた時は、中国と言えば、まだまだ日本の数十年後の世界を追っている国でした。
私たちが展示会をやっていた時も。電気容量の確保。展示会最中に停電したりするのは当たり前の社会だったのです。それがここ数十年で、先進国でもあり、経済大国になつています。
そんな中国では、お茶文化が当たり前でした。
お茶文化の国に、コーヒーという今までの文化にないものを広げる。
いや広がる。誰が想像したでしょうか。
実はわたしが出資した会社は、日本と中国の合弁会社です。
スターバックスのサイン看板を受注している会社です。アメリカシカゴの本社と直接契約している会社です。しかも、今現在も、スターバックスのアジアのサイン看板、日本全てのサインを受注している会社です。
この会社は、なぜ!スタバと契約できたのでしょう?
しかもその頃、その会社は、サイン看板の専門会社でもなかったのです。
誰も引き受けたがらないので、引き受けて、それから研究開発を重ねて、サイン専門工場、広報部門などを持ち始めました。
中国には。コーヒー文化がなく、皆、コーヒー産業は広がらないとみていたのです。
それで、大手ではない、この会社に依頼があって、今に至っているのです。
現在、スターバックスは、中国全土にスタバ展開をしていて、まだまだ進出予定です。
この会社自体も、その頃と比べれば比例的に発展しています。
中国にコーヒー文化が根付く。スタンダード化される。
その礎は、誰かやらねば進まなかったはずです。
コロナ禍、手を洗う、マスクをする。
ハンドジェルで除菌消臭する。
これもまた、新しい習慣になりつつあります。
しかも世界的に標準化されつつあります。
スタンダードになる!とは、時間がかければ!というわけでもなく。
何か突発的に事件が起き、その解決策として、何か対策を必要としたりします。
それが今回の、マスク。手洗い、シールド、コーティング、ハンドジェルなどです。しかも、それにより起きた事は、接触をなるべくしない手立ても必要であると、新しい需要が生まれた事です。
ドアノブを触らないためのもの、ボタンを押さないエレベーター、触らないで体温を測る。
などなど、本当これからも色々と出てきます。
リモートや、zoom会議も当たり前になったり、セミナーや、コンサートをリモートで行い、バーチャルコンサートなども今後ビジネスとして成立して行くのです。イベントは生でというイベントの概念さえも変化したわけです。
よく息子に。未来を知るには、SF映画がいいぞ。と言ってました。
スターウォーズなど見ていると、電気スイッチを押すという行為がないのです。
自然に証明がついていきますし、上から線で繋がっているということもないのです。
以前LED業務を関わっていた時、建設会社の方が今元気やしているのは、超薄ーいLEDのパネルだと。そのパネルを天井につければ、LEDなので、消費電力が減り、重さの関係で、躯体工事が楽になり、温度が下がるので。省エネになるのだと言っていました。
天井に電気照明はなくなります。
そうなる事がスタンダードになるはずです。
電話も、ホログラムのように。自由に表れて消える。しかもさもここで話しているかのように話すことができるようになります。
それも標準化していきます。
未来を見るには、わたしのたいすきな、未来の映画?もしくは、アニメを見ればいいのです。その中にいろいろなヒントありそうです。
わたしの大好きに手塚治虫の世界は、ほぼ実現しつつあります。
これから立体映画なども実現していきます。
メタバースの世界も火の鳥の中にあります。
後は、地下を掘って進むモグラ戦車。、これだけはなかなか地上規約の関係で難しいような気がしますが。技術的には実用化しそうです。
当たり前を作っていく。スタンダードを作っていく。それはとてもワクワクする事です。
是非、いろいろなアイデアと工夫と技術で、やっていきたいものです。