競走馬個別メモ 2022 京都牝馬S ロータスランド
京都牝馬S 勝ち馬 ロータスランド
主な戦績:京都牝馬S(G3・2022) 関屋記念(G3・2021)
作成日:2022.2.21
競走馬特性面
SM1 【前後半型】【後半型】【持続型】【総合力勝負型】【SP持続力勝負型】
やや緩めから平均的な流れからの後半総合力勝負型。SP持続力と加速力を兼ね備えたタイプで、現状では後半勝負でより強みを発揮しそうな印象
【専用メモ】ゲート良 先行力
【所感メモ】---
作成日:2021.8.16
過去成績・データ(2022. 時点)
前走:京都牝馬S(G3・京都芝1400m)
タイム・着順・馬場状態・着差
1.19.7 1着(良)-0.2秒差
レース展開
M(ミドル)平均型 SP持続型 34.3-33.9 平均寄りのスローという流れからのSP持続力勝負。直線半ばで10.7秒の加速を問われる形
予想コメント
重○調教○【休み明け初戦】 限定のG3なら・牝馬同士の重賞なら
【調教】久々も力強く
★休み明け初戦 1400mの流れ対応カギ 阪神実績豊富 内回りコースがどう出るか
個別レース回顧
【出し切る形・前半の緩い流れ向く・直線半ばで加速引き出す・後半の総合力高さ見せる・完勝】
【好位追走】【4角で動く】【直線入口で先頭】【直線伸びる】【最後1Fしぶとく伸びる】【G前追撃振り切る】【完勝】
発馬五分も二の足が効いてスッと好位を確保。道中は好位で進めて4角手前から動き出して行って直線入口で先頭に立つ。直線序盤から半ばで加速が効いて後続を突き放しにかかって完全に押し切り態勢。最後の1Fも踏ん張って後続の追撃を振り切っての快勝。
先行力に加えて直線序盤から半ばで後続を突き放すなど加速力なども見せ、最後はスピードの持続力で押し切るで総合力の高さを見せつけた格好。まぁ純粋なスプリンターという印象が無く、今回はこの距離にしては意外と序盤のペースが緩めであり、楽な形で前半を追走できた事で後半要素をフルに引き出す格好になったと思う。別定戦で56キロを背負った中でもあり、そこまで馬場状態が悪くなっていないものの降雨の中で1.19.7というタイムも立派だった。
陣営・騎手コメント
(岩田望来騎手)「すごくホッとしています。普通のレースより(直線が)長く感じました。切れる馬じゃないので早めに動いた。思った通り馬がこたえてくれた。今回のレースはプラス18キロ。成長分だと思いましたし、もうひと段階パワーアップしている」
(辻野泰之調教師)「雨も味方してくれましたし、何よりも望来くんが重賞初制覇。調教師の初重賞でしたし、孝行娘ですね。重め残りでしたが、女の子のG1もある。そこに向けて今の状態で結果が欲しいと思っていた。(ヴィクトリアマイルへ)間に1戦挟むかどうかは、オーナーと相談して決めます」
2走前:マイルCS (G1・阪神芝1600m)
タイム・着順・馬場状態・着差
1.33.5 12着(良) 0.9秒差
レース展開
S(スロー)後半型 SP持続・瞬発型 47.6-45.0
結構緩い流れから後半4FのSP持続力勝負で、その中で直線半ばで鋭い加速力が問われた展開
予想コメント
重○調教○ 脆さが同居し・気持ち途切れなければ
【調教】抜群の行きっぷり
★展開カギ 阪神実績豊富 時計勝負になると? 前々の競馬で噛み合えば
個別レース回顧
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陣営・騎手コメント
(田辺裕信騎手)「リズム良くいけたけど、馬場が向かなかったのかな。相手も強かった」
3走前:富士S (G3・東京芝1600m)
タイム・着順・馬場状態・着差
1.34.1 10着(良) 0.9秒差
レース展開
M(ミドル)平均型 SP持続型 47.0-46.2
平均的な流れからのSP持続力勝負の形。その中で後半型の競馬に徹した馬が上位を占めた感じ
予想コメント
重○【休み明け初戦】充実目を引き・今後の指標に
【調教】好調持続
★休み明け初戦 成績安定傾向 展開、位置取りカギ 東京コース初
個別レース回顧
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陣営・騎手コメント
(田辺裕信騎手)「楽な感じで行けてペースも良かったけど、思いのほか頑張ることができなかった」
過去見所レース(ベストレース)
2021.8.15 関屋記念 (G3・新潟芝1600m)
タイム・着順・馬場状態・着差
1.32.7 1着(良) -0.2秒差
レース展開
M(ミドル)平均型 SP持続型 46.6-46.1
予想コメント
重○ この舞台なら・ワンターンの1600なら
【調教】好調持続
★先行力魅力 馬場状態カギ 力関係見極め重要
個別レース回顧
【出し切る形・好発、終始楽な追走・3~4角内通す・SP持続力の高さ見せる・完勝】
【好位追走・内】【3~4角内通す】【直線序盤で最内から伸びる】【直線半ばで先頭】【最後1F押し切る】【完勝】
好発から二の足が効いてスッと好位を確保。道中はスムーズに追走して3~4角をラチ沿いを通して直線へ。直線で最内を通って進出して序盤で追い出され、直線半ばで逃げるマイルタイルを競り落として単独先頭に躍り出る。残り1Fも伸び続けて、そのまま押し切る形でゴール。
綺麗な平均ペースを好位で進めてそのまま押し切る形の競馬。位置取りの影響もあるだろうが、終始11秒台前半を連発する流れの中でSP持続力の高さを示してきたと思う。序盤も好発から楽に好位を取れているし、最高の形と最高の結果になったように見える。後は時計面でもっと進境を見せてくるようだと今後もっと活躍が期待できそうな気はする。
陣営・騎手コメント
(田辺裕信騎手)「前の馬をかわすのも正直楽でしたし、最後に1頭になるとふわふわすると聞いていたので、最後まで気が抜けなかったですけど、余力十分残しで。ラチ沿いを走った方がまっすぐ走れるんじゃないかというのもありました。馬場のいいところ(外)に出すのも考えたけど、ずっとインを走っている中で、外に持ってくるロスもあるので。(馬の情報を)聞いた中でしか競馬できなかったけど、いろいろ厩舎の方が癖とかを踏まえてやってくれたので、レースに生きたのでは。まだ全力で走りきらないところもある。もう少しもっと頑張れる感じはありますね。少し水が含む馬場で、この馬にとってはプラスだったかもしれません。あまり結果を出せていないけど、(新潟は)僕の中では好きな競馬場。これからも頑張りたい」
【競走馬個別データに関する注意事項】
☆ここで掲載している競走馬個別メモは個人的な予想メモと見解を纏めたものです
☆予想コメントと調教は当時の専門紙のもので、★欄のコメント、レース回顧は羽柴の個人的なメモになります。
☆各種コメントは主に重賞レースのものになります。オープン、条件戦などは予想、レース回顧をしておりませんし、騎手コメントもありません
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