新しい生活への道（引っ越し準備）
今現在の生活を止めて（捨てて）、新たな生活を送ることを決心。
新生活となる拠点も早々に決まった。
後は引っ越しや新しい家での生活の準備がメインとなる。
今回は引っ越しの準備について書いてみる。
現状では12月中に引越しをしたいという思いがあるので、
10月に入ったころ引越しへの準備を開始。
引越しの準備と言ってもこの時点では引越しの業者選びまで。
実際に家財の整理や、梱包作業はもう少し先の話になる。
不動産選びから新しい家を決めるまでに結構な労力を使ったので、
引越し業者の選定は意外と簡単にするつもり。
ただ業者の選定については、引越しの見積もり（比較）サイトに登録すれば簡単なように思えるも、業者からの営業の電話が想像以上に鬱陶しいと聞いていたので、そこは敢えて避けた形。
部屋探しでお世話になった不動産会社の担当者からも、
「引っ越し業者の紹介を致しますよ」
「割引がありますよ」
と言ってもらったが、こちらも手数料取られるだけのようにも思えた。
まだ10月上旬という時期だったし、自分で業者を選定しようと思っていた。
ダメそうなら（間に合いそうにないなら）不動産会社の紹介の業者さんにお願いしよう…という感じだった。
ただ個人的に今まで近場の引っ越し（大阪府内）ばかりだったし、
今回のように遠距離の引っ越しとなると勝手が違う可能性は高い。
そういう意味でもやはり大手の引っ越し業者にお願いした方が良さそう…
という事で大手3社くらい（仮にＡ・Ｂ・Ｃとする）をリストアップ。
後、実際の見積もりに入る前に、大体の相場を調べておく。
大阪→静岡だと移動距離が約350～400ｋｍ。
最安値だと7万円を切るか切らないかのライン（あくまでも単身）。
平均値でも7万5千～8万弱くらいと判明した。
10月上旬、大手引っ越し業者（Ａ）の見積もり担当者にさっそく来てもらう事にした。
単身なので荷物が少ないのは分かっていたので、オンライン見積もりとかでも良かったのだが、やはり実際に運び出す荷物の総量を見てもらいたかった…というのがある。
20年くらい前の家族での引っ越しでの話だけど…
荷物の見積もり量を間違えたのか、引っ越し当日に実際に来たトラックが小さすぎたという事件があったのでね。
10月某日、大手引っ越し業者（Ａ）の営業マンが我が家に来訪。
実際に運び出す家具と家電の荷物の総量を見てもらい、
こちらの希望日時などを含め、一番最初見積もりの第一声が…
17万円って言われた。
こちらの想定していた金額の倍以上じゃねぇか！
顔に出さないように、実際に顔色に表さないように…とは思っていたが、
「はぁ！？」
と思わず口走ったかもしれない。
単身の引っ越しで荷物の総量なんてしれてるのに…！？
そんな思いを他所に、これでも初っ端から基本料金で30％近い割引を適用してのものだと言う。
即座に
「これはＡ社ではダメだな…Ｂ社かＣ社に期待するか…」
何て思った。
ただ詳しく聞くと、
希望日時を指定する便（当日ＡＭ搬出、翌日ＰＭ搬入）だと、
ほぼチャーター便になるので割引率は殆ど適用できないとの事。
そこで営業担当者から出された代案として、
「完全なフリー便は如何でしょうか？」
と言われた。
詳細を聞くと、現住所からの荷物の搬出、引っ越し先での荷物の搬入の時間帯はすべてフリー（業者お任せ）にするという事。
さらに引っ越しの日時の指定はできるけど、移動日を1日挟む形で計３日要するのが条件との事。
とにかくこのフリー便の形なら混載という形で移動するトラックの便を減らせるから、割引率も高くできるというのが営業マンの言い分。
「じゃ、それで総額で幾らになるのよ？」
これが一番肝心なところ。
営業マンの回答は…
「これなら大体8万円くらいに出来ます」
やれやれ…やっと話になる金額になったわ。
この後、詳細に話を詰めて行ったが、
最終的には割引率が50％までいったが、これ以上の値引きは叶わなかった。
最大の理由が一つあって、今住んでいる家（マンション）がちょっと特殊なところで、途中の特定の階までしかエレベータが無く、そこから上階は階段になるという場所。
この為に現地の人員が3名にしなくてはならず、
その分だけこれ以上の割引が効かないという事だった。
まあ今の家の特殊環境は私も自認している。
以前私の母の看護、介護の時には訪問看護師さんが来られる時、
あるいは介護タクシー利用時は車椅子に乗せたまま降りる時とか苦労したからね…。
なのでこれ以上何も言えなかったかな…。
ただ他に段ボールの回収費用を無料にしてくれたり、
総額から○○％程度の割引も提示してくれた。
想像以上に頑張ってくれてはいると思う。
後はオプションでバイクの陸送も請け負ってくれる（こっちは割引ゼロ…当然か）との事。
このバイクを陸送してくれるってのはデカイな…。
そういう事で…
結局一番最初に見積もりをしてもらった大手引っ越し業者（Ａ）さんにお願いする事にした。
まぁ引っ越し業界の最大手だから安心感はあるしね。
料金的には他の引っ越し業者の方が安い可能性はあるけど、そこいって1万円も変わらないように思える。
それなら確実性と安心を優先させたい…という思いで、大手引っ越し業者（Ａ）さんにお任せする事に。
引越しに3日要する事と、現時点で時間の指定は出来ない（3日前に時間が決まるらしい）というデメリットはあるけどな。
でも金額はそれらしいところに落ち着いたし、
正直日程には全然余裕がある身だからね。
全然対応できるからこちらとしては全く問題ない。
結局のところ全てを含めた金額で約14万円（税込み）。
バイクの陸送費用が約5万円だから、実際の引っ越し料金は約9万円ほど。
税込み金額としては、こんなもんじゃないかな？
後、この営業マンとのやり取りの中で意外な事があった。
実はこの大手引っ越し業者（Ａ）さんには40年以上前にお世話になった事がある。
私自身がかなりの幼少期の時であるけどね。
40年以上も前の事だがちゃんと覚えている。
当時は母がこの大手引っ越し業者（Ａ）の営業マンに応対していて、幼少期の私も母の側にいた事を覚えている。
そしてその営業マンが幼少の私に対してミニカーをくれたのだ。
そのミニカーは大手引っ越し業者（Ａ）のトラックのミニカー。
当時の私はミニカーが大好きで、引っ越しのトラックという特殊なミニカーを得て、とても嬉しかったという記憶がある。
そして今回…。
その大手引っ越し業者（Ａ）の営業マンとのやり取りの中で、
再びその引っ越しトラックのミニカーを貰ったのだ。
ミニカーなんて貰って喜ぶような年齢では無いものの、
そのミニカーを見て40年以上もの前の私の記憶が鮮やかに蘇った。
そしてその事がメチャクチャ嬉しかったね（笑）
まだ家庭内が平和だったころ、
若かりし母の姿が何となく思い出せたような気がする。
しかし大手引っ越し業者（Ａ）さんのところは
まだミニカーを配っていたんだね…。
子供は貰ったら喜ぶだろう。
最終的に…
引越し会社の名前を伏せる意味が無かったな（笑）
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