重賞予想結果 9/9~9/10 紫苑S セントウルS 京成杯AH
9/9 紫苑S
結果:◎-▲-無 馬連的中!
払戻金:馬連 1,190円(2)
◎モリアーナ 1着(4人気)
○グランベルナデット 10着
▲ヒップホップソウル 2着
△エミュー 9着
△キミノナハマリア 4着
△ミシシッピテソーロ 5着
△アップトゥミー 16着
(馬連3点 3連複13点 3連単10点)
レース後・感想
◎モリアーナは正直道中の位置取りからも「またあの鞍上(横山典)やりやがった…」と半ば呆れて見ていたが、1000m通過が58.1秒と分かると評価がガラリ一変。4角からは大外にブン回さずあくまでも馬群の中に突っ込んで大丈夫か?と思えたが、綺麗に馬群を抜けてきての差し切り勝ち。大胆な騎乗ぶりと見事な嵌り具合にちょっと感動した内容だったが、馬券の方は残念ながら馬連のみの的中。最後1Fは的中が確定して3着争いが焦点だったが、シランケドが3着って何やねんって感じに。4.5着には印を回していたし、珍しく3連単にまで手を出す勝負だったので少しだけ消化不良の内容。まぁ的中は的中なのだが…。
とにかくハイペースで前半で前目で流れに乗った馬には厳しい展開に。その中で2着の▲ヒップホップソウルは前々で運んでも大きく失速しなかった点は高く評価できる。最終的に後方で脚を貯め切った勝ち馬の末脚には屈したが、直線序盤から半ばでは一定以上の加速も引き出している点は見逃せないと思う。
他の人気サイドのグランベルナデット(10着)、ソレイユヴィータ(12着)はHペースを好位で流れに乗って消耗した感じ。平均寄りの流れだったり中盤で少し緩む形ならもう少しやれたと思うが、11秒台の持続ラップの中を好位追走という形では後半に余力を残し切れなかった感じがする。
9/10 セントウルS
結果:無-▲-○ はずれ
◎ジャングロ 6着(3人気)
○スマートクラージュ 3着
▲アグリ 2着
△ピクシーナイト 8着
△ビッグシーザー 10着
△ディヴィナシオン 14着
△エイシンスポッター 7着
(馬連3点 3連複13点)
レース後・感想
馬券的には◎ジャングロが掲示板を外しており、勝ち馬テイエムスパーダはノーマーク。これではどうにもならない…。
終わってから冷静に振り返っても14人気のテイエムスパーダはどう考えても買えない…。前走でも復調の気配は皆無だったし、調教でも平凡な動きだったと聞く。高速馬場でスピード面が生き切れば…というのは誰もが一度は考えると思うが、それにしてもねぇ…。
とにかくテイエムスパーダは序盤で内に強引な切れ込みを見せたが、この強引さと積極性が勝利へと繋がった感じ。強引だろうが何だろうが自分の形を作り切ったのが大きかったし、また開幕週の高速馬場という条件もピッタリあった内容。次回同じことをやれるかどうかは疑わしいが、ここは劇的な復活劇として称賛されていいと思う。
本命の◎ジャングロ(6着)はゲートの出が甘かったのもあるが、押して先行策を取る過程で外からテイエムスパーダ(1着)が内に切れ込んで切て、鼻先をカットされるような感じになったのは痛い。それで少しエキサイトしてしまい内目の馬群に入れざるを得ない形になっている。まぁハナに行き切れていれば…という感じもあるが、まぁ序盤の積極性という意味でテイエムスパーダの方に分があったのだと思う。
1人気の△ビッグシーザーは10着敗退。見るからに10秒~11秒台の速い流れで脚が削がれた感じ。こうなると前半33秒台前半から半ばの流れになりやすいレースでは、正攻法では通用しない可能性が出て来た。まぁ高速馬場が向かなかったという感じもしないでもないが、現状では思い切った脚質転換か出走経験は無いものの1400mへの距離延長で新味を求めるという選択肢があっても良さそう。
9/10 京成杯AH
結果:◎-△-△ はずれ
◎ソウルラッシュ 1着(2人気)
○メイショウシンタケ 4着
▲グラニット 6着
△ミスニューヨーク 3着
△インダストリア 7着
△ウイングレイテスト 2着
△トーセンローリエ 11着
(馬連3点 3連複13点)
レース後・感想
予想の方向として間違っては無かったと思ってはいるが、やはり今回も馬券の組み立て方が上手く合わなかった感じに…。3着に残れないかな…と見ていた▲グラニットは一瞬だけあわやのシーンを作ったが、やはり甘くは無かった…。かと言って高速馬場に不安があった△ミスニューヨーク、△ウイングレイテストを上位に取り立てる勇気はレース前では全然無かったし、まぁ終わってみれば難しい予想になったと思う。
◎ソウルラッシュはこのメンバーに入ると順当勝ち。59キロのハンデとデキ自体がそこまで良くないという話だったが、ゴール前では力で2着馬をねじ伏せた感じもあった。平均ペース以上での純粋なSP持続力勝負では格が違った感じ。
個人的に惜しいと感じたのが○メイショウシンタケ(4着)。まぁ対抗に取り立てていてこの馬が3着に来ていれば…という感情があっての評価になるが、4角と直線半ばで上手く進路を見出せずに少しだけ脚を余した感あり。ゴール前でものすごい勢いで突っ込んできたし、高速馬場と右回りは向いていたはずで条件的には最適だったのでちょっと勿体ない内容。次走も右回りなら期待したいところだがこれで4か月連続の出走でもあり、この後にお釣りがあるかどうかは微妙だろう。
予想では1人気△インダストリアを少し下げ気味の評価、3.4人気のラインベック、アスクコンナモンダを消せたのは我ながら上出来かもしれない。
1人気△インダストリアは直線半ばの伸びは良かったが最後の急坂でものの見事に止まってしまった。中山マイルに実績がある馬なので急坂を苦にしたとは到底思えないが、平均ペースとは言っても11秒台前半の流れを追走する中で末脚が削がれた感は強い。特に道中は内と外の位置関係はあるものの、ほぼ同位置のミッキーブリランテ(5着)と0.2秒もの差がついた事実は結構痛いと思う。
3人気アスクコンナモンダ(9着)はちょっと重賞レベルで戦える感じは伺えない内容。後方から直線外目に出して1人気△インダストリアを追いかけるような感じだったが、直線ではの加速力でかなり見劣る内容。高速馬場や時計面に不安があった馬でも軒並み時計面で進境を見せている中で、この馬だけが全く対応できていない内容。正直なでこの馬が3人気まで押し上げられたのが不可解…。前日の大雨で馬場が渋ると見た人が大勢居たのかもしれないが、前日の紫苑Sの時点で既に1分58秒のタイムが出ているのにねぇ…。