天皇賞・春 2022 予想
金曜日の昼から夕方にかけての雨の影響少なからず出そうな感じだし、レース当日の午前中も降雨予報があってこれがどの程度まで影響するかがポイント。元々この時期の阪神競馬はだいたい力の要る馬場でタフな競馬になりやすい傾向あり、今回は阪神内回りの3200ｍ戦という事もあって最終的には持続力勝負寄りの展開になるだろうと見る。
持続力勝負となるともはやこの手の展開に特化していると思える◎ディープボンドが最有力だろう。もはや持続力勝負の展開での安定性と信頼度の高さは現役屈指の存在。特に相手関係を見ても持続力勝負の展開が得意と言い切れる馬が少なく、この展開に持っていくことが出来れば普通に勝ち負けを期待できると思う。まぁスロー寄りの流れになって踏み遅れる感じや、極端に位置取りが悪くなった場合に多少の不安はある。ただこの大外枠だし内で包まれて…という形は無いと思え、今回の大外枠はむしろ好都合とさえ考えても良いかもしれない。
相手筆頭は○マカオンドールを。正直なところ純粋な持続力勝負の展開になってどうか？という面はあるのだが、前走の阪神大賞典で後半勝負に徹して4着も勝負所での進路取りが嵌り切らず差し届かずという内容。阪神大賞典は結構なロングスパート戦であり、その中で進路取りが噛み合わずという形ながらも最後は良く差を詰めている所を評価。2400ｍを超える距離を使われるようになって内容が安定してきたし、まだ伸びしろもあると見て対抗評価としたい。
3番手には▲ヴァルコスを抜擢。どうしてもワンパンチ不足する印象の強い馬だが、常にペースの緩急や速いラップの対応に苦労している感じ。阪神の3200ｍという条件では（過去の例が極端に少ないのだが）比較的平均以上の流れで持続ラップになりやすいし、コーナーで加速を問われるケースも少ない。元々スタミナそのもはあるタイプだし、持続力勝負でバテ差しの形なら食い込みがあっても不思議ではないと見て3番手としたい。
後は4連勝の勢いと阪神実績を認めて△テーオーロイヤル、前走の阪神大賞典は正攻法で2着を得たのを素直に評価したい△アイアンバローズ、単調な流れの持続力勝負ならまだ可能性はあると思える△マイネルファンロン、ダートで実績を残した馬ではあるが芝でも純粋な持続力勝負なら怖さがある△ハヤヤッコを連下としたい。
2人気濃厚のタイトルホルダーは距離的な心配がある訳ではないが、持続力勝負の展開でどこまでやれるかの疑問があると思う。馬場の影響もなく普通にＳＰ持続力の形なら期待はできそうだが、この3200ｍという距離で持続力勝負になると心配の方が大きいと思うので思い切って見送りの方向で勝負してみる。
◎ディープボンド
○マカオンドール
▲ヴァルコス
△テーオーロイヤル
△アイアンバローズ
△マイネルファンロン
△ハヤヤッコ
【買い目】
馬連：◎-○・◎-▲ 2点
3連複：◎-○▲-○▲△ 9点
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