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競走馬個別メモ 2022 目黒記念 ボッケリーニ
目黒記念 勝ち馬 ボッケリーニ
主な戦績:目黒記念(G2・2022) 中日新聞杯(G3・2020)
作成日:2022.5.30
競走馬特性面
SM2 【後半型】【前後半型】【加速型】【SP持続力・瞬発力型】【SP持続力型】
やや緩めの流れからの後半SP持続力勝負型。前半で無理をする形でなければ後半に確実に脚を使えるタイプだが、使える脚はそこまで長くない印象
【専用メモ】---
【所感メモ】使える脚は短い?
作成日:2022.5.23
過去成績・データ(2022.5.30時点)
前走:目黒記念(G2・東京芝2500m)
タイム・着順・馬場状態・着差
2.32.1 1着(良)-0.1秒差
レース展開
S(スロー)後半型 SP持続・瞬発型
スローの流れで後半の5F目からペースが上がるSP持続力勝負の展開。その中で4角から直線半ばで加速を問われる展開。
予想コメント
重○調教○ 一連の安定感・噛み合えば
【調教】体も動きも良く
★成績安定傾向 トップハンデ(57.5キロ) 脚の使い処嵌れば
個別レース回顧
【出し切る形・得意の展開・57.5キロトップハンデでも・脚の使い処噛み合う・完勝】
【好位追走・内】【3~4角内通す】【4角馬なり】【直線伸びる】【最後1Fしぶとく伸びる】【完勝】
まずまずのスタートから好位の内目を追走。終始スムーズな追走のまま3~4角を馬なりで内目を回して直線へ。直線序盤で追われると伸びを見せ、坂の上りで更に伸びて前を捉えに掛る。最後の1Fでやや脚色が鈍ったかに見えたが、そこからさらにしぶとく伸びを見せて先頭に立つとそのまま押し切ってゴール。
絶好位でレースを進めて自身が得意とする後半SP持続力勝負で勝利。コース取りは嵌ったと思うし、仕掛けが遅めの展開の中で脚の使い処も噛み合った印象。終わってみれば57.5キロのトップハンデも問題としなかったし、前々で運んでの競馬だからこのメンバー内では力の違いを見せて来たと思う。陣営・騎手コメント
陣営・騎手コメント
(浜中俊騎手)「枠順も良かったし、道中も思っていた展開でスムーズに進められました。直線もいい反応で頑張ってくれました。けいこから具合が良くて斤量だけ気になっていましたが、終わってみれば完勝でしたね。どんどん良くなる血統だし、これから弾みをつけてさらに大きいところを狙っていきたいです」
2走前:日経賞(G2・中山芝2500m)
タイム・着順・馬場状態・着差
2.35.5 2着(稍重)0.1秒差
レース展開
S(スロー)後半型 SP持続・瞬発型
緩い流れで後半5F目から徐々にペースが上がって行く形で、最終的には直線の加速勝負の展開。中盤で13秒台が2ハロンあったように中盤での緩みが顕著なレース。稍重ではあったがそこまで馬場に影響を与えるほどの渋化は無かったと思う。
予想コメント
重○ 好調生かして・上手く立ち回れば
【調教】動き軽快
★立ち回り次第では 相手なりには走る? コーナーで速い加速に?
個別レース回顧
S(スロー)後半型 SP持続・瞬発型
緩い流れで後半5F目から徐々にペースが上がって行く形で、最終的には直線の加速勝負の展開。中盤で13秒台が2ハロンあったように中盤での緩みが顕著なレース。稍重ではあったがそこまで馬場に影響を与えるほどの渋化は無かったと思う。
陣営・騎手コメント
(浜中俊騎手)「タイトルホルダーがハナに行くと思っていたので、その後ろのポジションを取りに行きました。取りたいポジションでレースが出来ました。最後も渋太く脚を使っていて、もう少しでした」
3走前:AJCC(G2・中山芝2200m)
タイム・着順・馬場状態・着差
2.13.0 3着(良)0.3秒差
レース展開
S(スロー)後半型 後半SP持続型 61.2-59.4
緩めの流れからの後半SP持続力勝負で後半の5F戦という感じ。とは言ってもそこまで極端に速いラップはなく、終始12秒台前後のラップ推移で持続力勝負に近い形。
予想コメント
重○ 相手なり注意・立ち回り噛み合えば
【調教】フットワーク軽快
★重○ 成績安定傾向 相手なりには走る? 立ち回り次第で浮上の余地
個別レース回顧
【道中スムーズな競馬・3角で置かれ気味・直線最内から伸びるも・最後は内外の馬場差・勝負所での一連の動きが勝敗決めた?】
【好位追走】【3角で動く】【3角~置かれ気味】【4角内通す】【直線序盤で最内から伸びる】【最後1Fで先頭も】【G前後続に交わされる】
好位追走でスムーズな追走も3角で各馬が動き出した地点で置かれ始めて、中団まで下がってしまう。4角では外からの進出を諦め、最内に進路を取って直線はポッカリと空いたラチ沿いからスルスルと抜け出して最後の1Fで先頭に立つ。しかしゴール前で外から来た馬の脚色には叶わず最後は辛うじて3着を確保。
まぁ勝負所で大した加速を要求されていないのだが、それでも見事に置かれたなという感じ。4角では苦し紛れに内を選択したがこれが奏功して直線は荒れた内側の馬場を苦にせず伸びを見せて来たのは立派だが、勝負所で置かれてなければ…という印象を強くしただけ。この感じだとコーナーでの加速の仕方(スピードの乗せ方)にどう対応していくかが今後に向けての大きな課題になりそうで、現状では直線に向いてから加速を問われる形の方が良いように思える
陣営・騎手コメント
(横山武史騎手)「内をつくつもりはなかったけど、4角で外がごちゃついていて前が壁になりそうだったので馬場が荒れているのを承知で内をつきました。直線の反応も良かったし、うまくいったと思ったんですが」
【競走馬個別データに関する注意事項】
☆ここで掲載している競走馬個別メモは個人的な予想メモと見解を纏めたものです
☆予想コメントと調教は当時の専門紙のもので、★欄のコメント、レース回顧は羽柴の個人的なメモになります。
☆各種コメントは主に重賞レースのものになります。オープン、条件戦などは予想、レース回顧をしておりませんし、騎手コメントもありません