菊花賞 出走馬個別メモ トップナイフ
トップナイフ
【競走馬特性面】
SM1 【SP持続力・一瞬加速型】【後半型】【前後半型】【加速型】【直線加速型】
【専用メモ】直線加速型 右回り向き 反応、加速良
【所感メモ】SP持続力勝負の中で加速が武器となるタイプ
【最終更新日】2023.3.6
【前走結果・レース展開】
札幌記念・2着(0.7秒差)
M(ミドル)平均型 持続型 60.4-61.1
平均ペースでのSP持続力勝負の展開。3角手前で少し緩んでから再度ペースが上がる形だがそれでも12.0秒とそこまで加速は問われていない。ただこの日は全体的に時計がかなり掛かっている印象で、どちらかと言うとかなり持続力勝負寄りの形になると思う。
【前走予想コメント】
【休み明け初戦】胸借りる立場・古馬相手にどこ迄
【調教】力強い脚捌き
【事前予想】4歳世代だが、現状では古馬相手にどこ迄?と言う感。流れ緩くなれば多少やれるかも…
【前走決め手】
3角で動いて持続力で違い見せ・勝ち馬に完敗も3着以下に大きな差
【前走個別レース回顧】
出負けから序盤で最内に進路を取って中団内目の位置取り。道中は中団内目で運んで3角手前で内からジワッと仕掛けの態勢に入っていって、3角過ぎではや先頭に躍り出るとその勢いのまま4角で一気に動いて直線へ。直線はしっかりと伸びてはいるのだが、4角で自身と同じように外目から進出して来た勝ち馬(プログノーシス)に最後の1Fで交わされて2番手後退。勝ち馬にはゴール前にかけて突き放される形になるが、自身も最後までしっかりと伸びきって3着以下には3馬身の差をつけて2着を楽々と確保。
こちらも勝ち馬(プログノーシス)同様に3角手前から動いて行く形で、そのまま最後まで伸びきる形を見せた。時計の掛かる馬場でもあり、持続力勝負寄りの展開の中でかなり長く脚を使う形になっている。勝ち馬にはその展開の中での加速を引き出されて完敗のテイになるが、3着以下には3馬身(0.5秒)もの差をつけていてこのメンバーの中で持続力の面で違いを見せた事になる。それでも出負けしながらも最内に潜り込む事で比較的早めにリカバー出来たのは大きかったし、内々を立ち回りつつの中でコーナーである程度の加速も見せたと思う。さらに時計を要する馬場で加速面を問われなかったのは大きく影響していると思われ、時計を要する馬場、小回り、持続力勝負という条件では結構怖いタイプになると思う。
【前走関係者コメント】
(横山和生騎手)「狙い通りでしたけど、相手が悪かったですね」
(昆貢調教師)「正直ダービーを使った後のここはローテーション的にきついとは思っていたけど、ここまで走ってくれるとは。休み明けの馬が多かったけど、GⅠ並みのメンバーが揃っていた中、自分の形にハマればこれぐらいやれると頼もしく感じた」
【2走前結果・レース展開】
日本ダービー・14着(1.0秒差)
S(スロー)後半型 後半SP持続型 60.4-59.6
平均寄りのスローという流れからの後半SP持続力勝負だが、向こう正面で逃げ馬(パクスオトマニカ)単騎の形に持ち込んでおり、2番手以降の集団で見るとかなりスロー寄りの流れと推定される。実質的にスローの流れから直線加速勝負という展開だが、ラップを見ると意外と鋭い加速を問われる形にはなっていない印象
【2走前予想コメント】
G1で連対歴・東京の綺麗な馬場で
【調教】毛ヅヤ冴える
【事前予想】良馬場で見直し可能 前目の位置取りなら 直線の加速で違いを作れれば
【2走前決め手】
発馬で躓く、後方待機・直線半ばで諦め・位置取り後ろ過ぎ
【2走前個別レース回顧】
---
【2走前関係者コメント】
(昆貢調教師)「前回と同じで、トモを滑らしてゲートを出られなかった。ジョッキーは行く気まんまんだったが…。この形では力を出せない。また秋に出直す」
【3走前結果・レース展開】
皐月賞・7着(0.9秒差)
H(ハイ)前半型 持続型 重馬場 58.5-62.1
序盤から結構流れる展開から5F目以降は12秒台半ばのラップで持続力勝負の形。重馬場という条件でもあり、かなりタフな競馬になった印象
【3走前予想コメント】
歴戦の強みを・自信持って出走
【調教】先週強い稽古消化
【事前予想】脚の使い処噛み合えば 総合力勝負で浮上 時計問われぬ馬場が理想?
【3走前決め手】
出負け、後方、4角外から動く・直線伸びきれず・馬場不向き?
【3走前個別レース回顧】
---
【3走前関係者コメント】
(昆貢調教師)「出遅れが痛かったね。流れ的には良かったが、直線で外に張りだした。もうちょっと早めに出てきて、まっすぐ走れば違ったね。後手に回ったことに尽きるが、脚は見せてくれたし、今までの積み重ねをダービーで見せれば変わると思う」
【菊花賞に向けてのポイント】
皐月賞7着、ダービー14着もこの2戦は出負けで大きく位置取りを下げた事が要因。札幌記念も出遅れてはいるが早めのリカバーが出来ており、今回もゲートと序盤の位置取りが大きく左右しそうな感じ。真面な発馬とある程度の位置で運んで要所の加速を生かし切れば上位に来てもおかしくはない馬。
【注意事項】
前走予想コメントは専門誌のものですが、事前予想、★欄のコメント、競走馬の前走決め手、前走個別レース回顧は私個人の見解のものです。また前走決め手、前走個別回顧、前走関係者コメントは過去にレース回顧で掲載されたものです。
また前走が海外競馬、地方競馬、重賞以外のレースに出走していた場合、前走決め手、前走個別回顧、前走関係者コメントの掲載はありません。また一部の重賞競走ではレース回顧をしていないケースもあり、その場合も決め手、回顧、関係者コメントは掲載しておりません。
☆競走馬特性面についての注意事項
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?