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新しい生活への道(部屋探しへの道⑩・契約完了へ)

今現在の生活を止めて(捨てて)、新たな生活を送ることを決心。

新生活の拠点を探して、ようやく見つけた好みの物件。
部屋探しへの道もいよいよ最後となる。

今回は入居審査通過後、契約が完了するまでの所までを書いてみる。


第一希望の部屋を獲りに行こう…と思ったのが8月下旬。
同時に不動産会社に連絡して、話を進めてもらって、さらに先行申込と入居審査を通過…というところまで実質1週間掛かっていない。

事前に物件を調べた事もあるだろうが、
想像以上の速さで物件を仮押さえすることが出来た。

入居審査通過後の週末にさっそくオンライン内見を実施。

ただオンライン内見は通信状況が悪いのだろうが(担当者側の)、
画質が悪くて分かり難い…というのが正直な感想だった。

何となくの雰囲気である程度の感覚を掴めたものの、まあ事前の想像の域を超えないレベル。

画質は荒く、音声も途切れ途切れ。
担当者が丁寧に説明してくれているが、よく聞こえない。
何よりも画質が悪すぎて、正直よく分からない状態だった。

それでも9月のクソ暑い中を、電気も通ってないエアコンの効かない部屋でよく案内をしてくれたと思う。

ただ本心を言うと

「内見がこのレベルでゴーサインを出していいのか?」

という思いが少なからずあった。

んで、肝心の「ある物」が見えると見てこの部屋を希望しているのだが、
実際に「ある物」が見えるのか?というのが私の中での最大の焦点。

結果は…
「ある物」は見えなかった。

こう書いちゃうと
「期待外れ物件」
となっちゃうのだが、正確に言えば天候によって見えなかったのである。

でも「ある物」が見える方角の部屋からは遮るものが一切なかったのを確認。天候さえ良ければ見える…という確信を得た。

その他では各種設備の確認も行ったが、全て物件情報に載っていたものであり、すべて把握済み。
意外と築浅の物件だったので設備に関しては特に問題なし。

ただリビングなどの部屋の広さはオンライン内見ではちょっと把握しにくい感じ。なんせ画質がねぇ…。

そんなこんなで約30分程でオンライン内見は終了。

正直に言えば細かい所で若干確認したい所はあったが、
最大の焦点である「ある物」が見えるかどうかの確信を得たので良し。

という事で…
この部屋でOKという判断の下、ゴーサインを出した。

まだ正式な契約が残っているけど、
「もうここまで来たらこの部屋は俺の物だ」
という認識。

嬉しかったね…この時は。

翌週、IT重説を受け、
その翌日に初期費用の振り込み、
契約書類の返送、
そして契約手続き(電子契約)。

そして契約手続きの2日後、契約完了のメールが届いた。

第一希望の部屋が自分の物になった瞬間である(ただし10月から)

9月下旬、実際に現地に行っての最終確認をした。
その時も天候の影響で部屋から「ある物」は見えずで残念な事に。

部屋の窓からは確実に「ある物」は見えるはず。
それは確信はしているが、やはり実際に見たかったなという思いは強い。

現地内見も30~40分程度。

現地は清掃業者がその作業中だったらしく、
(現地内見の時間帯だけ席を外している感じ)
清掃用具などが結構あちこちに散乱していて、
落ち着いて詳しく確認できるような雰囲気でも無かった。

後に家具やカーテンの設置の段取りの兼ね合いを考慮して、

窓(窓枠)の寸法、
コンセント位置の確認、
照明設備の確認

などを済ませる。

カーペットや家具のレイアウトの問題からも、部屋の寸法も確認したかった。だけど業者の清掃用具が散乱している様では…。

まだ9月であり、契約上ではまだ私の部屋では無い
ここで文句を言うのも筋違いだろう。
ここは黙って確認事項を消化していく。

大体の確認事項も済ませ、そろそろ帰りましょうか…という時だった。
「ある物」が見えると思われる部屋から外の景色を見ると…

「ある物」の一部がほんの一瞬だけ見えた。

「うおおお・・・・やっぱり見えるぞ!」
「やはりこの部屋で間違いなかった」

そう思えた瞬間だった。

全体像は拝めなかったが、ほんの僅かに頂上部分だけが見えたのは感激だった。

同時に思った。
「もしも晴れてたら、とんでもない景色になるぞ…」

そうです。
「ある物」とは富士山の事。


富士山の山頂が一瞬だけ見えた


そういうわけで…。
私、富士山の見える家(静岡)で新生活を始める事になりました。

実際に新生活を始めるのは12月中旬~下旬になります。
今からしっかり準備して備えたいと思います!

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